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授業内内職のすゝめ

#1

#1 漢字ドリル、やるぞ〜!

「4x^2 12x 8は、一度共通項を括り出してから[打消し]   [/打消し]」
私、桃野紬が何をやっているかって?どうして膝の上と机を見て何かを書いているのかって?もちろん!
[大文字]内職だよ!内職![/大文字]
〜昨日の午後三時〜
「漢字ドリル第10回まで提出とします。明日の4時間目に回収しますので持ってきてください」
「っはああああっ!?」
咳払いをして席に座る。紬は自分の置かれた状況を整理する。
(漢字ドリルは、、、1回目の途中までしか、、、終わってない!今日の放課後は、、、、仁奈とクレープ行くんだ!!で、その後には塾があって9時過ぎまで塾、帰ってくるのは10時すぎ、と。)
紬はクレープと漢字ドリルを天秤にかける。紬(天使)が必死に叫ぶ。
(絶対漢字ドリルやらなきゃ!学校の提出物だよ!!!)
紬(悪魔)が耳元でニヤニヤして囁く。
(クレープ食べに行ったほうがいいよ?駅前の新しいクレープ屋さん、行くの初めてだよね?)
紬は決めた。
[大文字]よし、クレープ食べに行こ。[/大文字]

そして、今に至るのである。今日の時間割は書道、代数、歴史、国語、地理、体育だ。今は代数。よって、紬に残された内職時間はあと1時間ちょい。進捗状況は、、、今、第4回の途中。
(詰んだ。やばいやばいやばい。詰む詰むじゃないですか〜っ!)
焦りに焦る紬の気持ちをよそに、無情にもチャイムが鳴り響き、授業は終わりを告げる。周りの生徒たちは席を立ち、思い思いに友達との話に花を咲かせる。
(あと、、、1時間、、、!)
漢字ドリルに励む紬のもとに、女神様?それとも悪魔様?な大親友、仁奈が現れた。
「つむぎ〜、どうした〜?漢字ドリル〜?えっ!?まだ終わってなかったの!?てか今5回!?大丈夫そ?」
図星をさされて居心地が悪いのを隠そうとして歪な笑みを浮かべる。
「え紬!?どした!?」
「あ〜、今時間ないの!後にしてぇ〜っ!」
紬は手を動かしながら答える。すると、仁奈が耳打ちする。
「歴史でも、内職するの?」
(そうなんだよなぁ〜)
仁奈の心配はもっともだ。なぜなら。歴史の担当教師は鬼婆、もとい岩永邦湖だからだ。わずかな風紀違反も見逃さず、見つけるとすぐに生徒指導室に引っ張られて行って30分以上の「説教」という名の人格否定をされる、授業はとてもつまらないが寝ていると「説教」され、内職なんてしていたらどうなることか、、、と言う、悪名高き先生だ。その事から、生徒達は彼女の事を陰で「鬼婆」と呼んでいるのである。それがバレたら、、、考えたくもない。
「間に合わなかったら、するしかないよね。。。」
「紬、ほんとに気をつけな?紬の内職スキルは確かに高いし、私が前から見ていてもほぼわからないレベル。でも、相手は鬼婆だからね?」
「ありがと仁奈、気をつける。」
ただいま、残り5回分。

〜次回に続く〜

作者メッセージ

初めての小説、、、!じゃんじゃんコメントください!

2025/09/15 16:38

ももえなが
ID:≫ 1dPjYo9MWMxX.
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