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最初の方は比較的そうでもないですが、後半に死の話になってきます。
その前の話くらいで再度作者コメントでお知らせさせていただきます。
そこまで続くのか謎ですが……汗
凛亜が続ける。
「で、今の部員のみんななら察する通り、風花ちゃんはちょっと不遇なんよね」
「え?不遇?私が?」
「せや。親の理解があれば日本の呪子はみんな桜銘学園に入学するんや。そこで高等教育部に進級したら呪戦士になる。でも、世の中津々浦々……っちゅうか、ほとんどの親は初めは自分の子供が呪子だなんて信じたくもない。その壁を乗り越えられない親は多いんや。離婚の原因にだってなりえる。……まぁ、そんな背景があったとしても、全部『性格の不一致』にまとめられてまうんやけど」
「……あの、さっきから度々出てくる『呪子』って、いったい何ですか?」
「呪子はな、ほとんどが他の物から人間へ抱かれた恨み、憎しみが原因になって生まれる。これについては明日華が詳しいから。明日華、パス!」
突然のパスにも動じず、明日華が続ける。
「……蝶の呪は、標本にされることに加え、人間の子供による監禁や大量虐殺……って言うとあれだけど、子供って蝶々大好きだし、おてんばな奴は羽をむしったりもするから、そういうところから呪が生まれる」
「じゃあ、次は呪戦士について話させてもろてもええか?呪子は周りの理解のなさからイジメや虐待をされることが多い。さっきも言った親の離婚もや。そこから、呪子は周りや自分を憎み、呪う。そうやって呪子たちが持った負の感情が1つに集まって生まれる[太字]『真の呪』呪呪[/太字]は、どの瞬間も必ず一人は存在するんや。呪呪は呪子の呪を一部ずつ持っている、言わば呪の集大成。呪呪の呪子が死ぬ度、次の呪子予備軍に呪が受け継がれる。呪呪が消滅する唯一の方法は、その呪子が別の呪子に倒されることや。
そのために、うちら呪子は集められたんや。呪呪が存在している間は、呪は生まれ続ける。だから、高校生の呪子は、呪戦士として戦わなあかん」
凛亜が話を終えた。
「戦士として、戦う……?」
「まぁ、世の言う魔法少女とか、そういう感じ。実際呪子は女子9割だし、通じるところはあるのかも」
明日華が言ったところで、南が手を挙げた。
「はいはいっ、ちょっとこの際だから聞きたい!俺たちいっつも呪呪じゃなくて他の呪子と戦ってるけど、それは何なの?」
「それは……[漢字]人形[/漢字][ふりがな]パペット[/ふりがな]って言うんや」
「「人形?」」
「みんな、[漢字]魂石[/漢字][ふりがな]たましいいし[/ふりがな]のペンダントは持ってるやろ?」
「もしかして……これですか?」
風花がペンダントを取り出すと、他の皆も色違いのペンダントを持っていた。
「そう。これを持ってる呪子は人形にはならへん。親の理解がなくてペンダントを買ってもらえなかった子や、まだ生まれたばかりでペンダントの用意が間に合わなかった子、呪呪の呪子の予備軍と気づけなかった子が、人形になる」
「それが、いつも僕たちが戦っている呪子なんですね」
東が言う。
「正式には、私たちが戦っているのは人形を操っているタマシイなんだけど」
「そのタマシイを浄化するのが今までの仕事やったけど、いつかは呪を解明して、呪呪を倒すんや!」
「おぉ~」
ノリよく南が拍手する。
「っちゅうことで、風花ちゃん、よろしくな!」
「え、え~と……よろしくお願いします……」
義務には逆らえず、風花は挨拶をするのだった。
「で、今の部員のみんななら察する通り、風花ちゃんはちょっと不遇なんよね」
「え?不遇?私が?」
「せや。親の理解があれば日本の呪子はみんな桜銘学園に入学するんや。そこで高等教育部に進級したら呪戦士になる。でも、世の中津々浦々……っちゅうか、ほとんどの親は初めは自分の子供が呪子だなんて信じたくもない。その壁を乗り越えられない親は多いんや。離婚の原因にだってなりえる。……まぁ、そんな背景があったとしても、全部『性格の不一致』にまとめられてまうんやけど」
「……あの、さっきから度々出てくる『呪子』って、いったい何ですか?」
「呪子はな、ほとんどが他の物から人間へ抱かれた恨み、憎しみが原因になって生まれる。これについては明日華が詳しいから。明日華、パス!」
突然のパスにも動じず、明日華が続ける。
「……蝶の呪は、標本にされることに加え、人間の子供による監禁や大量虐殺……って言うとあれだけど、子供って蝶々大好きだし、おてんばな奴は羽をむしったりもするから、そういうところから呪が生まれる」
「じゃあ、次は呪戦士について話させてもろてもええか?呪子は周りの理解のなさからイジメや虐待をされることが多い。さっきも言った親の離婚もや。そこから、呪子は周りや自分を憎み、呪う。そうやって呪子たちが持った負の感情が1つに集まって生まれる[太字]『真の呪』呪呪[/太字]は、どの瞬間も必ず一人は存在するんや。呪呪は呪子の呪を一部ずつ持っている、言わば呪の集大成。呪呪の呪子が死ぬ度、次の呪子予備軍に呪が受け継がれる。呪呪が消滅する唯一の方法は、その呪子が別の呪子に倒されることや。
そのために、うちら呪子は集められたんや。呪呪が存在している間は、呪は生まれ続ける。だから、高校生の呪子は、呪戦士として戦わなあかん」
凛亜が話を終えた。
「戦士として、戦う……?」
「まぁ、世の言う魔法少女とか、そういう感じ。実際呪子は女子9割だし、通じるところはあるのかも」
明日華が言ったところで、南が手を挙げた。
「はいはいっ、ちょっとこの際だから聞きたい!俺たちいっつも呪呪じゃなくて他の呪子と戦ってるけど、それは何なの?」
「それは……[漢字]人形[/漢字][ふりがな]パペット[/ふりがな]って言うんや」
「「人形?」」
「みんな、[漢字]魂石[/漢字][ふりがな]たましいいし[/ふりがな]のペンダントは持ってるやろ?」
「もしかして……これですか?」
風花がペンダントを取り出すと、他の皆も色違いのペンダントを持っていた。
「そう。これを持ってる呪子は人形にはならへん。親の理解がなくてペンダントを買ってもらえなかった子や、まだ生まれたばかりでペンダントの用意が間に合わなかった子、呪呪の呪子の予備軍と気づけなかった子が、人形になる」
「それが、いつも僕たちが戦っている呪子なんですね」
東が言う。
「正式には、私たちが戦っているのは人形を操っているタマシイなんだけど」
「そのタマシイを浄化するのが今までの仕事やったけど、いつかは呪を解明して、呪呪を倒すんや!」
「おぉ~」
ノリよく南が拍手する。
「っちゅうことで、風花ちゃん、よろしくな!」
「え、え~と……よろしくお願いします……」
義務には逆らえず、風花は挨拶をするのだった。