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最初の方は比較的そうでもないですが、後半に死の話になってきます。
その前の話くらいで再度作者コメントでお知らせさせていただきます。
そこまで続くのか謎ですが……汗
呪子は、この学園では部活を優先しているようだ。先祖代々繋いできたこの部は、今年で創部170年を迎えるらしい。確かに、部室の奥のやけに大きい本棚には大昔の本がある。
風花と1年生の初めての活動は、校内放送で始まった。
『呼び出しです。呪研究部は至急、部室に集合してください』
風花の学級は、その時地理の授業をしていた。
「え、授業中に呼ばれるの」
「ふーちゃん、ノート写しとく?」
隣の席になった高大が耳打ちをしてきた。
「あ、じゃあお願い。ありがとう」
風花は地理が1番の苦手教科だ。先生の言ったことは全てスワヒリ語に聞こえる。でも、高大のノートの取り方は分かりやすく、かろうじてだがわかるのだ。席を外す時でなくても、風花はよくノートを写させてもらっている。
2年生は7クラス。部室はその7クラスの隣にあるのだ。その正反対側に位置する2年1組の風花は、早歩きをした。
風花の前の方で、6組から東、7組から南が出てきた。
あっち側は部室に近くていいなぁ。
風花はそう思ったが、風花はこの部でなければ2年1組が一番近い裁縫部に入る予定だったうえ、来年は3年生の階に入るので、もはや部室の近さなど運ゲーに過ぎないのだった。
長い7クラス分の廊下を歩いたあと、左に曲がれば部室がある。
「あ、風花ちゃん!こっちこっち!」
凛亜が風花を呼ぶ。
「さ、着替えよか!」
「着替え?」
「制服、汚すわけにもいかんやろ?それに、こういうのは見た目から入るんや!」
正直2つ目の理由はいまいち分からなかったが、明日華が両手に4つずつ大きなトランクを持ってきたのには新入部員全員が驚いた。
「なぜかこのトランク、適当に取ってもその人に合うユニフォームが出てくる」
そう言って、明日華が皆にトランクを渡す。
「はい、大急ぎで着替えてね!」
女子は部室、男子は隣の小さな倉庫で着替える。この部は呪子の特性上、男子生徒が入部していること自体が少ないらしい。
風花がトランクを開けると、ペンダントと同じ薄紫の和服があった。
「かわいい……」
「やろ?その昔、西洋好き、裁縫好きの部員さんがいっぱい縫ったらしいで」
よく見ると、下半身の部分がアイドルのスカートのようになっている。
「しかも、本来の和服よりずっと簡単に着れるようになってるんですね」
服を見ながら、奈緒が言った。
「わぁ!ホントだ~!こんなのに気づけるなんて、奈緒ちゃんすごいよ~!」
もう着替えた真希の奈緒完全寛容型スタイルの喋り方には癒されるが、
「……先輩たちも早く着替えてください」
の温度差で±0になる。(奈緒もあまり着替えていない、超理不尽)
「先輩っ!今日はどこに行くんですか?」
香澄の問いに明日華が答える。
「ん~、○○市」
「県外⁉」
「だいじょぶだいじょぶ!この靴、足の筋肉を刺激してくれて、ウサ○ンボルトが本気出せば分速2㎞の優れもんやから!」
「先輩、私100m18秒なんですけど」
真希が言う。
「まぁ、ジェット機能で何とか!」
そんなものもあるのか……。
「1,2,3,4,5,6,7,8。よし、全員そろったな!」
凛亜が全員を見渡す。皆も凛亜を見つめ返し、だんだんと士気と緊張感が高まる。
[太字]「のろ部、出動や‼」[/太字]
風花と1年生の初めての活動は、校内放送で始まった。
『呼び出しです。呪研究部は至急、部室に集合してください』
風花の学級は、その時地理の授業をしていた。
「え、授業中に呼ばれるの」
「ふーちゃん、ノート写しとく?」
隣の席になった高大が耳打ちをしてきた。
「あ、じゃあお願い。ありがとう」
風花は地理が1番の苦手教科だ。先生の言ったことは全てスワヒリ語に聞こえる。でも、高大のノートの取り方は分かりやすく、かろうじてだがわかるのだ。席を外す時でなくても、風花はよくノートを写させてもらっている。
2年生は7クラス。部室はその7クラスの隣にあるのだ。その正反対側に位置する2年1組の風花は、早歩きをした。
風花の前の方で、6組から東、7組から南が出てきた。
あっち側は部室に近くていいなぁ。
風花はそう思ったが、風花はこの部でなければ2年1組が一番近い裁縫部に入る予定だったうえ、来年は3年生の階に入るので、もはや部室の近さなど運ゲーに過ぎないのだった。
長い7クラス分の廊下を歩いたあと、左に曲がれば部室がある。
「あ、風花ちゃん!こっちこっち!」
凛亜が風花を呼ぶ。
「さ、着替えよか!」
「着替え?」
「制服、汚すわけにもいかんやろ?それに、こういうのは見た目から入るんや!」
正直2つ目の理由はいまいち分からなかったが、明日華が両手に4つずつ大きなトランクを持ってきたのには新入部員全員が驚いた。
「なぜかこのトランク、適当に取ってもその人に合うユニフォームが出てくる」
そう言って、明日華が皆にトランクを渡す。
「はい、大急ぎで着替えてね!」
女子は部室、男子は隣の小さな倉庫で着替える。この部は呪子の特性上、男子生徒が入部していること自体が少ないらしい。
風花がトランクを開けると、ペンダントと同じ薄紫の和服があった。
「かわいい……」
「やろ?その昔、西洋好き、裁縫好きの部員さんがいっぱい縫ったらしいで」
よく見ると、下半身の部分がアイドルのスカートのようになっている。
「しかも、本来の和服よりずっと簡単に着れるようになってるんですね」
服を見ながら、奈緒が言った。
「わぁ!ホントだ~!こんなのに気づけるなんて、奈緒ちゃんすごいよ~!」
もう着替えた真希の奈緒完全寛容型スタイルの喋り方には癒されるが、
「……先輩たちも早く着替えてください」
の温度差で±0になる。(奈緒もあまり着替えていない、超理不尽)
「先輩っ!今日はどこに行くんですか?」
香澄の問いに明日華が答える。
「ん~、○○市」
「県外⁉」
「だいじょぶだいじょぶ!この靴、足の筋肉を刺激してくれて、ウサ○ンボルトが本気出せば分速2㎞の優れもんやから!」
「先輩、私100m18秒なんですけど」
真希が言う。
「まぁ、ジェット機能で何とか!」
そんなものもあるのか……。
「1,2,3,4,5,6,7,8。よし、全員そろったな!」
凛亜が全員を見渡す。皆も凛亜を見つめ返し、だんだんと士気と緊張感が高まる。
[太字]「のろ部、出動や‼」[/太字]