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奇怪な生物や狂気的な奴が出てきたり、殺人の描写がちょっとだけあります。
それは言うなればまるで、愛、慈しみ、そして、恐怖と後悔。
夜空は、弟の耳に何か囁いた。
朝陽は大きな目をさらに見開いた。
御狛はその一瞬を見逃さなかった。
夜空も、その一瞬によって放たれた一撃を見逃さなかった。
「魔霊術 [漢字]燃雷[/漢字][ふりがな]ねんらい[/ふりがな]っ‼」
その札から放たれた一筋の光が、ビシャッと音を立てて朝陽の左鎖骨辺りを貫いた。
「――っ‼」
朝陽は目を見開き、その辺りを押さえてただ茫然としていた。
そして、数秒が静かに過ぎ、朝陽は顔を伏せしゃがみ込んだ。
「……はは、」
馬鹿だな、と朝日が呟いた。
「なんで俺、自分で死んでもらうことに固執してたんだろ」
そして足元に転がったナイフを右手に取り、また乾いた笑いを零した。もう顔に笑みはなかった。
「はぁ、……どうでもよかったじゃん。 [太字][明朝体]俺がさっさと殺れば済んだ話なのに[/明朝体][/太字]」
「――っ!お札――」
その瞬間、御狛が突然倒れ込んだ。
「御狛――⁉」
「身体が……痺れてるミコ……⁉」
よく見ると、エフェクトのように電気が御狛のまわりを走り回っている。
日花は焦りとともに、夜空を見た。
夜空は動かず、座り込んだまま朝陽を見つめていた。
こうしている間にも、刃は夜空に1mmずつ近づいている。
……嫌。駄目。
けど……一か八か、私にできることがあるとすれば――!
夜空は、弟の耳に何か囁いた。
朝陽は大きな目をさらに見開いた。
御狛はその一瞬を見逃さなかった。
夜空も、その一瞬によって放たれた一撃を見逃さなかった。
「魔霊術 [漢字]燃雷[/漢字][ふりがな]ねんらい[/ふりがな]っ‼」
その札から放たれた一筋の光が、ビシャッと音を立てて朝陽の左鎖骨辺りを貫いた。
「――っ‼」
朝陽は目を見開き、その辺りを押さえてただ茫然としていた。
そして、数秒が静かに過ぎ、朝陽は顔を伏せしゃがみ込んだ。
「……はは、」
馬鹿だな、と朝日が呟いた。
「なんで俺、自分で死んでもらうことに固執してたんだろ」
そして足元に転がったナイフを右手に取り、また乾いた笑いを零した。もう顔に笑みはなかった。
「はぁ、……どうでもよかったじゃん。 [太字][明朝体]俺がさっさと殺れば済んだ話なのに[/明朝体][/太字]」
「――っ!お札――」
その瞬間、御狛が突然倒れ込んだ。
「御狛――⁉」
「身体が……痺れてるミコ……⁉」
よく見ると、エフェクトのように電気が御狛のまわりを走り回っている。
日花は焦りとともに、夜空を見た。
夜空は動かず、座り込んだまま朝陽を見つめていた。
こうしている間にも、刃は夜空に1mmずつ近づいている。
……嫌。駄目。
けど……一か八か、私にできることがあるとすれば――!