閲覧前に必ずご確認ください

奇怪な生物や狂気的な奴が出てきたり、殺人の描写がちょっとだけあります。

文字サイズ変更

Requiem for His Spirit.

#16

Sixteenth

 それは言うなればまるで、愛、慈しみ、そして、恐怖と後悔。



 夜空は、弟の耳に何か囁いた。

 朝陽は大きな目をさらに見開いた。



 御狛はその一瞬を見逃さなかった。

 夜空も、その一瞬によって放たれた一撃を見逃さなかった。



「魔霊術 [漢字]燃雷[/漢字][ふりがな]ねんらい[/ふりがな]っ‼」



 その札から放たれた一筋の光が、ビシャッと音を立てて朝陽の左鎖骨辺りを貫いた。



「――っ‼」



 朝陽は目を見開き、その辺りを押さえてただ茫然としていた。

 そして、数秒が静かに過ぎ、朝陽は顔を伏せしゃがみ込んだ。



「……はは、」



 馬鹿だな、と朝日が呟いた。



「なんで俺、自分で死んでもらうことに固執してたんだろ」



 そして足元に転がったナイフを右手に取り、また乾いた笑いを零した。もう顔に笑みはなかった。



「はぁ、……どうでもよかったじゃん。 [太字][明朝体]俺がさっさと殺れば済んだ話なのに[/明朝体][/太字]」

「――っ!お札――」



 その瞬間、御狛が突然倒れ込んだ。



「御狛――⁉」

「身体が……痺れてるミコ……⁉」



 よく見ると、エフェクトのように電気が御狛のまわりを走り回っている。



 日花は焦りとともに、夜空を見た。

 夜空は動かず、座り込んだまま朝陽を見つめていた。



 こうしている間にも、刃は夜空に1mmずつ近づいている。



 ……嫌。駄目。



 けど……一か八か、私にできることがあるとすれば――!

作者メッセージ

* どうしよう !
* 書き溜め が なくなった ‼

投稿ペースが落ちるってことだけは伝えておきますね。

2025/05/06 20:32

◇Alice◇
ID:≫ 6.HwTpWbghe22
コメント

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は◇Alice◇さんに帰属します

TOP