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奇怪な生物や狂気的な奴が出てきたり、殺人の描写がちょっとだけあります。

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Requiem for His Spirit.

#15

Fifteenth

 その瞬間。



「魔霊術 [漢字]氷柱槍[/漢字][ふりがな]ひょうちゅうしょう[/ふりがな]‼」



 御狛は棒のように円錐型に丸めたお札を投げた。

 その尖った頂点は、パリンという音を立ててバリアを割った。



「御狛……⁉何もできないんじゃ……⁉」



「何するんだよ……‼それに、バリアを張っていたはずじゃ……‼」

「油断は禁物、ミコ。キミは一瞬、もう野望が達成されたと思って気を緩めたミコね?」



 御狛はそう言いながら、右腰にかかっているケースから次のお札を取り出した。



「夜空には手を出させないミコ。ミコがキミの相手をするミコ!」

「……ふふ、まだ子供なのにいい度胸してるね!でも、その程度の力で勝てるとでも思ってるの?」



 朝陽は崩れた笑みを取り戻し、また御狛を煽った。



「諦めなんかできないミコ。そんなの、“祓い霊”失格ミコ――!」



 表情がさらに険しくなる。



「魔霊術 [漢字]風炎[/漢字][ふりがな]ふうえん[/ふりがな]‼」



 瞬間、青い竜巻が朝陽を襲った。



「……魔霊術 [漢字]犬槇檻[/漢字][ふりがな]けんてんかん[/ふりがな]‼」



 それを、朝陽も表面に受けるわけもなく、大きな木を地鳴りと共に現し壁にして防いだ。竜巻は爆散し、



「痛っ」



 小さな木片が御狛に当たった。



「強すぎるミコ……!」

「どうにか隙を作れないの?」

「……あっちはミコ達を警戒してるミコ。日花が向かうのも無理みたいだから――」



 御狛は、夜空のほうを見た。



「死角にいて、朝陽のことを1番知ってる実兄に、託すしかないミコ」



 それを聞いた日花は、この状況がどれだけこっちに不利か気づいた。



 ――なら、相手に察させずに、味方に察せるよう合図すればいい。


「すみませ~ん!」



 まずは、馬鹿を演じる。



「君、朝陽くんってんだよね~?いい名前だね~!」

「日花⁉何して――」

「ところでさ~、君、アイスでは何が好き⁉私はガリ〇リ君なんだけど~‼」



「……ふざけてる?お前、[漢字]そんなんで隙が作れるとでも思ってんの[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・・・・・・・・・・・[/ふりがな]?」



 ……もらった‼

 日花は夜空に視線を送った。



 夜空は、察してくれたようだ。



「……えへへ、バレちゃった?」



「馬鹿かよ――」



 瞬間。



 夜空がのしかかるように、朝陽を後ろから抱きしめた。

作者メッセージ

最近私はそのアイスにハマっててそれで名前が出てきました。

2025/05/05 22:05

◇Alice◇
ID:≫ 6.HwTpWbghe22
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