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奇怪な生物や狂気的な奴が出てきたり、殺人の描写がちょっとだけあります。

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Requiem for His Spirit.

#7

Seventh

「旅費は大丈夫ミコ?」

「お年玉だいぶ崩した……」

「僕はバイト代の貯金から出した」



 朝5時。



 2人分の切符で、××市の方に向かう新幹線に乗り込んだ。



 ちなみに、背後霊というものは普通、宿主にも見えない。宿主のために力を発動させたものだけが、その宿主に見えるようになる。日花がそれだ。

 例外は、夜空のように自らが“呪壊”になった人間だ。目が侵されると、色々な背後霊が見えるようになる。

 今、日花は両目で御狛だけが、夜空は右目だけで御狛を含む多種多様な背後霊が見えている。



「今調べたんだけど、僕らの学校からそのなんちゃら神社まで、700kmあるんだって」

「夜空、いい加減覚えるミコ!清祓神社ミコ!」

(私もまだ覚えれてないなんて言えないな……)



 そして、日花は無意識のうちに、論理的かつ非論理的な選択をしていた。



 グループで乗る場合、席を隣や塊にするのが論理的だ。

 そして、



(せ、先輩と隣だ……!)



 思春期の乙女(一応)とその好きな人を隣同士にするのは、心臓に悪く非論理的なことである‼

 本来のラブコメであればこれは幸なのだろうが、彼女はそうではなかった。



(こっそり鞄に忍ばせて持ってきたメダー様とレミたんのグッズ、さらに先輩……!圧死する……!)



 そう、彼女は恋愛中のマンガヲタクであった。

 そこに、思いもよらない奇襲が……。



 とんっ。



 夜空の眠気が、ついに限界に達してしまったらしい。

 日花の肩に頭を預けて眠ってしまった。



(はっっっっ⁉先輩⁉せっかく助かった私の命また奪う気ですかっ⁉)



 日花の心拍数はとうに180を超えている。でも先輩を起こすわけにはいかない、と、心臓破裂の危機を耐えるしかなかった。

作者メッセージ

唐突なラブコメ展開来ました。

2025/04/25 07:29

◇Alice◇
ID:≫ 6.HwTpWbghe22
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