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過去も現在も重いんで病んでる方は即閉じてください‼
今日は大学が休みだ。
私は同じ学部の親友と、そして別の大学の彼と久しぶりに3人で遊びに行く。
「やっほ〜!久しぶり!」
後ろから声がした。
せりあがもう来たようだ。
「うん、久しぶりだね!」
「[漢字]須磨[/漢字][ふりがな]すま[/ふりがな]は?まだ?」
「それが、電車が遅延しちゃってるらしくて」
「そっか〜、こんな日に限ってなんで遅延しちゃうんだろう?そういえば前も遅延に巻き込まれたよね。もしかして、雨男ならぬ遅延男的な?」
「なにそれっ。やっぱせりあって面白い」
本人は自覚がないらしいが、せりあには人並み以上のセンスがある。
スマホが鳴った。
「あ、駅着いたって」
「じゃ、すぐだね。もう少し待と」
せりあは私の隣に座ってスマホゲームを始めた。
彼女も、昔よりかなり成長している気がした。男子のことはみんな苗字で呼ぶようになったし、小学校の頃より薄味で大人っぽいものを喫食するようになった。今やってるゲームも、シンプルなパズルゲームだ。そこそこの実力者らしい。
「……そういえばさ、せりあは今好きな人っている?」
「お、唐突ですな」
そう言いながら、ゲームの手を止め、私の顔を覗く。
「……いるよ」
「マジか。恋する乙女だ」
「んふふぅ」
満面の笑みで私を見る。
「でも私は須磨紅葉を永久に応援し続けます。てか推します」
「お~い勝手に推しカプすな~。そして勝手に結婚させんな~」
「わぁ推す前から認知されてたわ」
「なんなら6歳のときからだから~……14年前に既に認知してますけど」
「『はい私が紅葉の幼馴染です~』」
手を顔の前でちらつかせる。
「あ、あれだ、モザイク」
「だいせいか~い」
「ごめん、遅れた」
後ろから声がした。今となっては聞き慣れてしまったスマホ越しの声ではない。
「あ、琉夏くん。久しぶり」
「遅い~」
「ごめんって。あそこのなんか奢るから」
「やった」「よっしゃ」
自分でも思う。チョロすぎる。
いつものメニューは大学生になっても変わらない。
「琉夏さぁ、いっつもプリン食べててよく飽きないよね」
「何、そのプリンは1種類しかないみたいな発言」
「えーそんなことおもってないよー気のせい気のせーい」
「ふふっ」
私とせりあは小学校教諭を、琉夏くんはパティシエを目指している。
「美味しそうだね、紅葉の」
「そうでしょ。1口あげる?」
「分けて~」
せりあと私が親友で、琉夏くんと私が恋人、私がつなぎ目になった元クラスメート。でも、せりあと琉夏も仲がよくて、みんなでよく遊んだ。
とっても幸せだ。
もしも、これが何かの世界線のハッピーエンドバージョンだったら。
相当後味のいい話なんだろうな。
[水平線]
その日は、私の誕生日だった。私の名前は、こんな景色を見てつけられたんだろう。赤や黄色に彩られた紅葉が、町を一望できる丘の上を敷き詰めていた。
「……僕も、ずっと好きだった」
そんな中で、同じように顔を真っ赤にして、君は私に答えた。
真っ赤で幼い恋の始まりは、妙に静かだったのを覚えている。
[水平線]
{ねぇねぇ
さっき車が突っ込んできて
{事故るとこだった……!
早く気づけたから助かったけど
{怖かった~
[右寄せ][小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字]え、怖(°д°)やば(´Д`;)}
[小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字]ところで……}
[小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字]琉夏くんに告ってきた‼}[/右寄せ]
{え、まじ
{返事は?
[右寄せ][小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字](/ω\)}[/右寄せ]
{お
{まじか
{おめでと
[右寄せ][小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字]ありがと!}[/右寄せ]
{💙🍊
[右寄せ][小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字]なにそれ}[/右寄せ]
{ファンマだよ
{ずっと推すからね!!
[右寄せ][小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字]えぇ笑}[/右寄せ]
[水平線]
[中央寄せ][大文字]〇[/大文字][/中央寄せ]
[水平線]
ずっと、一緒にいたい。
みんなで。
これからも、ずっと。
私は同じ学部の親友と、そして別の大学の彼と久しぶりに3人で遊びに行く。
「やっほ〜!久しぶり!」
後ろから声がした。
せりあがもう来たようだ。
「うん、久しぶりだね!」
「[漢字]須磨[/漢字][ふりがな]すま[/ふりがな]は?まだ?」
「それが、電車が遅延しちゃってるらしくて」
「そっか〜、こんな日に限ってなんで遅延しちゃうんだろう?そういえば前も遅延に巻き込まれたよね。もしかして、雨男ならぬ遅延男的な?」
「なにそれっ。やっぱせりあって面白い」
本人は自覚がないらしいが、せりあには人並み以上のセンスがある。
スマホが鳴った。
「あ、駅着いたって」
「じゃ、すぐだね。もう少し待と」
せりあは私の隣に座ってスマホゲームを始めた。
彼女も、昔よりかなり成長している気がした。男子のことはみんな苗字で呼ぶようになったし、小学校の頃より薄味で大人っぽいものを喫食するようになった。今やってるゲームも、シンプルなパズルゲームだ。そこそこの実力者らしい。
「……そういえばさ、せりあは今好きな人っている?」
「お、唐突ですな」
そう言いながら、ゲームの手を止め、私の顔を覗く。
「……いるよ」
「マジか。恋する乙女だ」
「んふふぅ」
満面の笑みで私を見る。
「でも私は須磨紅葉を永久に応援し続けます。てか推します」
「お~い勝手に推しカプすな~。そして勝手に結婚させんな~」
「わぁ推す前から認知されてたわ」
「なんなら6歳のときからだから~……14年前に既に認知してますけど」
「『はい私が紅葉の幼馴染です~』」
手を顔の前でちらつかせる。
「あ、あれだ、モザイク」
「だいせいか~い」
「ごめん、遅れた」
後ろから声がした。今となっては聞き慣れてしまったスマホ越しの声ではない。
「あ、琉夏くん。久しぶり」
「遅い~」
「ごめんって。あそこのなんか奢るから」
「やった」「よっしゃ」
自分でも思う。チョロすぎる。
いつものメニューは大学生になっても変わらない。
「琉夏さぁ、いっつもプリン食べててよく飽きないよね」
「何、そのプリンは1種類しかないみたいな発言」
「えーそんなことおもってないよー気のせい気のせーい」
「ふふっ」
私とせりあは小学校教諭を、琉夏くんはパティシエを目指している。
「美味しそうだね、紅葉の」
「そうでしょ。1口あげる?」
「分けて~」
せりあと私が親友で、琉夏くんと私が恋人、私がつなぎ目になった元クラスメート。でも、せりあと琉夏も仲がよくて、みんなでよく遊んだ。
とっても幸せだ。
もしも、これが何かの世界線のハッピーエンドバージョンだったら。
相当後味のいい話なんだろうな。
[水平線]
その日は、私の誕生日だった。私の名前は、こんな景色を見てつけられたんだろう。赤や黄色に彩られた紅葉が、町を一望できる丘の上を敷き詰めていた。
「……僕も、ずっと好きだった」
そんな中で、同じように顔を真っ赤にして、君は私に答えた。
真っ赤で幼い恋の始まりは、妙に静かだったのを覚えている。
[水平線]
{ねぇねぇ
さっき車が突っ込んできて
{事故るとこだった……!
早く気づけたから助かったけど
{怖かった~
[右寄せ][小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字]え、怖(°д°)やば(´Д`;)}
[小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字]ところで……}
[小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字]琉夏くんに告ってきた‼}[/右寄せ]
{え、まじ
{返事は?
[右寄せ][小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字](/ω\)}[/右寄せ]
{お
{まじか
{おめでと
[右寄せ][小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字]ありがと!}[/右寄せ]
{💙🍊
[右寄せ][小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字]なにそれ}[/右寄せ]
{ファンマだよ
{ずっと推すからね!!
[右寄せ][小文字][小文字]既読[/小文字][/小文字]えぇ笑}[/右寄せ]
[水平線]
[中央寄せ][大文字]〇[/大文字][/中央寄せ]
[水平線]
ずっと、一緒にいたい。
みんなで。
これからも、ずっと。