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最初の方は比較的そうでもないですが、後半に死の話になってきます。
その前の話くらいで再度作者コメントでお知らせさせていただきます。
そこまで続くのか謎ですが……汗
その時、突然固定電話が鳴った。
「ひゃっっ」
「おぉ、電話や」
凛亜が受話器を取る。
「はい、呪研究部です~……あ、新入生。今行きます~」
電話を終え、
「ちょっと行ってくるな~」
と言ってから凛亜は部室を出た。
「……ふぅ」
今までの詰まりに詰まったハテナを吐き出すようなため息をついた後、風花はもう一度ぐるりと部室を見回した。そのあとで、やっと脳に回ってきた酸素を使って、今までの話を整理した。
ぱちん、とボタンが嵌る音の幻聴がするほど、今までの謎がこの5分余りの時間で全て解けたように感じたのだ。
お父さんの声。ペンダントの意味。そして……この見た目のことも。
「羽芝ちゃん、ぼーっとしてどうしたの?」
ふと気づくと、すぐそばに南がいた。
「あ、え~っと……なんでもないです」
「いいよ、そんな謙遜しなくて。同い年じゃん?あ、そうだ。はーちゃんって呼んでいい?」
南の提案に、風花はふと思い出すことがあった。
「そ、それだったら、ふーちゃん、で……」
高大が既に、風花のことをそう呼んでいた。風花は、できるだけ呼び方を統一してほしい質なのだ。
「了解っ!ふーちゃんね!」
「兄貴。そんなにウザ絡みすんなって」
「ウザ絡みじゃないよっ」
「あ、えと……」
「2年生、静かにして」
自己紹介通りに、本を読みながら明日華が言った。
「凛亜が1年連れてきたらもう先輩なんだから」
「先輩、うるさいのはこいつだけです」
ガララッ、と豪快に戸が開いた。
「2,3年諸君、可愛い可愛い後輩たちのお出ましや~!」
凛亜の後ろには、3人の女子生徒がいた。
「さぁさぁ、1年生のみんな!自己紹介よろしく!」
最初に前に出てきたのは、霊のように身体が薄く透けた子だった。
「[漢字]真白奈緒[/漢字][ふりがな]ましろ なお[/ふりがな]です」
「え~?奈緒ちゃん、簡潔すぎだよ~」
「好きなものとか好きなこととか好きな人とか言ったらいいじゃん!」
後ろの2人にそそのかされて、真白がぼそっと言った。
「……おはなうさちゃん」
そう言うと、真っ白な頬が少し赤くなった。それを隠すように、一人を盾代わりにした。
「もう、奈緒ちゃんは照れ屋さんだなぁ~!」
前に出された、身体に魚の鱗のようなものがある子が言った。その子は、前を向いた。
「……[漢字]水帆真希[/漢字][ふりがな]みずほ まき[/ふりがな]です……」
暗っ‼さっきのふわふわ感どこ行った⁉
……と空気が言った気がした。
「最後、[漢字]香澄[/漢字][ふりがな][/ふりがな]ちゃん……」
「はぁ~いっ」
緩すぎる笑顔の、花の生えた子が前に出た。
「[漢字]河咲香澄[/漢字][ふりがな]かわさき かすみ[/ふりがな]ですっ!可愛いものならなんでも大好きです!よろしくお願いしますっ!」
自己紹介のあと、凛亜が一歩前に出て「はいっ」と言った。
「今日は、風花ちゃんも合わせて部員が倍の8人になりました!ちゅうことで、のろ部、新体制突入や~‼」
「「おーっ‼」」
凛亜の高いテンションに乗ってあげた(というより、自分から乗りに行った)のは香澄と南だけだった。だが、確実に皆、これからの部活……と言っていいのかは謎だけれど、それへの気持ちが高まっていた。
「ひゃっっ」
「おぉ、電話や」
凛亜が受話器を取る。
「はい、呪研究部です~……あ、新入生。今行きます~」
電話を終え、
「ちょっと行ってくるな~」
と言ってから凛亜は部室を出た。
「……ふぅ」
今までの詰まりに詰まったハテナを吐き出すようなため息をついた後、風花はもう一度ぐるりと部室を見回した。そのあとで、やっと脳に回ってきた酸素を使って、今までの話を整理した。
ぱちん、とボタンが嵌る音の幻聴がするほど、今までの謎がこの5分余りの時間で全て解けたように感じたのだ。
お父さんの声。ペンダントの意味。そして……この見た目のことも。
「羽芝ちゃん、ぼーっとしてどうしたの?」
ふと気づくと、すぐそばに南がいた。
「あ、え~っと……なんでもないです」
「いいよ、そんな謙遜しなくて。同い年じゃん?あ、そうだ。はーちゃんって呼んでいい?」
南の提案に、風花はふと思い出すことがあった。
「そ、それだったら、ふーちゃん、で……」
高大が既に、風花のことをそう呼んでいた。風花は、できるだけ呼び方を統一してほしい質なのだ。
「了解っ!ふーちゃんね!」
「兄貴。そんなにウザ絡みすんなって」
「ウザ絡みじゃないよっ」
「あ、えと……」
「2年生、静かにして」
自己紹介通りに、本を読みながら明日華が言った。
「凛亜が1年連れてきたらもう先輩なんだから」
「先輩、うるさいのはこいつだけです」
ガララッ、と豪快に戸が開いた。
「2,3年諸君、可愛い可愛い後輩たちのお出ましや~!」
凛亜の後ろには、3人の女子生徒がいた。
「さぁさぁ、1年生のみんな!自己紹介よろしく!」
最初に前に出てきたのは、霊のように身体が薄く透けた子だった。
「[漢字]真白奈緒[/漢字][ふりがな]ましろ なお[/ふりがな]です」
「え~?奈緒ちゃん、簡潔すぎだよ~」
「好きなものとか好きなこととか好きな人とか言ったらいいじゃん!」
後ろの2人にそそのかされて、真白がぼそっと言った。
「……おはなうさちゃん」
そう言うと、真っ白な頬が少し赤くなった。それを隠すように、一人を盾代わりにした。
「もう、奈緒ちゃんは照れ屋さんだなぁ~!」
前に出された、身体に魚の鱗のようなものがある子が言った。その子は、前を向いた。
「……[漢字]水帆真希[/漢字][ふりがな]みずほ まき[/ふりがな]です……」
暗っ‼さっきのふわふわ感どこ行った⁉
……と空気が言った気がした。
「最後、[漢字]香澄[/漢字][ふりがな][/ふりがな]ちゃん……」
「はぁ~いっ」
緩すぎる笑顔の、花の生えた子が前に出た。
「[漢字]河咲香澄[/漢字][ふりがな]かわさき かすみ[/ふりがな]ですっ!可愛いものならなんでも大好きです!よろしくお願いしますっ!」
自己紹介のあと、凛亜が一歩前に出て「はいっ」と言った。
「今日は、風花ちゃんも合わせて部員が倍の8人になりました!ちゅうことで、のろ部、新体制突入や~‼」
「「おーっ‼」」
凛亜の高いテンションに乗ってあげた(というより、自分から乗りに行った)のは香澄と南だけだった。だが、確実に皆、これからの部活……と言っていいのかは謎だけれど、それへの気持ちが高まっていた。