[太字]新しい家族[/太字]
こんにちは!私、長野結は、今心臓が口から飛び出そうなほどめちゃくちゃ緊張しております!
…え?なぜかって?それは、新しい家族と会うからなの!話せば長くなるけど、いろいろあって私の親は片親。お父さんの再婚で、新しいお母さんと同い年の兄弟が2人できるのよ!
というわけで、私はお母さんと兄弟と面会する会場であるちょっと高級なレストランの入り口まで来ています。ちなみに、レストランまではお父さんと2人で来たんだけれど、お父さんとはあまり仲良くないから、気まずい空気が流れている。
まぁ、気にしない、気にしない!御年15歳の私にも、ようやく初兄弟ができるわけだしね。再婚の話を聞いたときは、すぐには受け入れられなかったけど、兄弟ができるなら話は別。もちろん、受け入れたわ。
って、考え込んでる場合じゃなかった!入り口で立ち止まってたら、おかしい人よ!お父さんにも不可思議な目を向けられながら入店すると、窓際の席に綺麗な女の人と隣に2人の男の子が座っていた。お父さんには以前、お母さんの写真を見せてもらっていたので、私は迷わず、女の人たちの方へ歩みを進めた。
さあ!結!ここが勝負よ!しっかり挨拶して、好感度ゲットよ!前に、「お父さんは渡さない!」なんて、悪役令嬢感でも出そうかなと思ったけど、恐らく白い目で見られる上に、お父さんの顔に泥を塗るので、やめておいた。なんて、考えているうちに女の人の場所まで辿り着いていた。
結「は、はじめまして。愛理さん、ですよね。えぇっと、私は賢一の娘の結です。よろしくお願いします。」
愛理「あなたが、結ちゃんね。賢一さんからいつも話を聞かせてもらっているわ。…あ。この子たちは、私の息子なの。一番窓際に座っているのが双子の兄の栗花落で、その隣が弟の海里よ。ほら、二人とも、結ちゃんに挨拶しなさい。」
栗花落「……」
海里「……よろしく」
海里くんは、軽く返事をしたけど、栗花落くんは、そっぽを向いて明らかなる無視をした。
愛理「栗花落…!」
愛理さんが目を吊り上がらせたけど、栗花落くんは、微動だにしない。愛理さんは、その態度をみて諦めたのか私の方に目を向けた。
愛理「ごめんね。嫌な思いさせて…」
結「あっ、全然!大丈夫です!これから仲良くなるので!」
愛理「えっ…」
結「…?」
何故か、愛理さんがポカンとした顔で私を見てくる。さらに、海里くんが戸惑った顔をしていることにも気づいた。一方栗花落くんは、相変わらず下を向いているけど。
ガタッ…!
が、突然栗花落くんが何の前触れもなく立ち上がった。
愛理「栗花落っ?どうしたの、いきなり。」
栗花落くんは、そのままトイレの方に行ってしまったけど、私の後ろを通る時に私の肩にぶつかったのが分かった。それから、海里くんも席を立ち、明らかに嫌悪感を持った目で私を見て、そのまま栗花落くんと同じ方向に行ってしまった。
結「わ、私追いかけてきます!」
賢一「結、待て。お前が行ってもどうにもならない。」
結「でも、私が言ったことで傷ついたのかもしれないから!だから、追いかけるね!」
賢一「おい―――」
私は、お父さんの返事も待たずに彼らが去っていった方向―トイレを目指すことにした。
こんにちは!私、長野結は、今心臓が口から飛び出そうなほどめちゃくちゃ緊張しております!
…え?なぜかって?それは、新しい家族と会うからなの!話せば長くなるけど、いろいろあって私の親は片親。お父さんの再婚で、新しいお母さんと同い年の兄弟が2人できるのよ!
というわけで、私はお母さんと兄弟と面会する会場であるちょっと高級なレストランの入り口まで来ています。ちなみに、レストランまではお父さんと2人で来たんだけれど、お父さんとはあまり仲良くないから、気まずい空気が流れている。
まぁ、気にしない、気にしない!御年15歳の私にも、ようやく初兄弟ができるわけだしね。再婚の話を聞いたときは、すぐには受け入れられなかったけど、兄弟ができるなら話は別。もちろん、受け入れたわ。
って、考え込んでる場合じゃなかった!入り口で立ち止まってたら、おかしい人よ!お父さんにも不可思議な目を向けられながら入店すると、窓際の席に綺麗な女の人と隣に2人の男の子が座っていた。お父さんには以前、お母さんの写真を見せてもらっていたので、私は迷わず、女の人たちの方へ歩みを進めた。
さあ!結!ここが勝負よ!しっかり挨拶して、好感度ゲットよ!前に、「お父さんは渡さない!」なんて、悪役令嬢感でも出そうかなと思ったけど、恐らく白い目で見られる上に、お父さんの顔に泥を塗るので、やめておいた。なんて、考えているうちに女の人の場所まで辿り着いていた。
結「は、はじめまして。愛理さん、ですよね。えぇっと、私は賢一の娘の結です。よろしくお願いします。」
愛理「あなたが、結ちゃんね。賢一さんからいつも話を聞かせてもらっているわ。…あ。この子たちは、私の息子なの。一番窓際に座っているのが双子の兄の栗花落で、その隣が弟の海里よ。ほら、二人とも、結ちゃんに挨拶しなさい。」
栗花落「……」
海里「……よろしく」
海里くんは、軽く返事をしたけど、栗花落くんは、そっぽを向いて明らかなる無視をした。
愛理「栗花落…!」
愛理さんが目を吊り上がらせたけど、栗花落くんは、微動だにしない。愛理さんは、その態度をみて諦めたのか私の方に目を向けた。
愛理「ごめんね。嫌な思いさせて…」
結「あっ、全然!大丈夫です!これから仲良くなるので!」
愛理「えっ…」
結「…?」
何故か、愛理さんがポカンとした顔で私を見てくる。さらに、海里くんが戸惑った顔をしていることにも気づいた。一方栗花落くんは、相変わらず下を向いているけど。
ガタッ…!
が、突然栗花落くんが何の前触れもなく立ち上がった。
愛理「栗花落っ?どうしたの、いきなり。」
栗花落くんは、そのままトイレの方に行ってしまったけど、私の後ろを通る時に私の肩にぶつかったのが分かった。それから、海里くんも席を立ち、明らかに嫌悪感を持った目で私を見て、そのまま栗花落くんと同じ方向に行ってしまった。
結「わ、私追いかけてきます!」
賢一「結、待て。お前が行ってもどうにもならない。」
結「でも、私が言ったことで傷ついたのかもしれないから!だから、追いかけるね!」
賢一「おい―――」
私は、お父さんの返事も待たずに彼らが去っていった方向―トイレを目指すことにした。