__今まで看守長を務めてきた者が一度は言う言葉[太字]秩序[/太字]。看守長。この巨大監獄の全てを知っており、[太字]秩序[/太字]という言葉を絶対だと考えている。
副看守長は基本的に看守長の手伝い、看守長が不在の時の代理、会議でのリーダー...など殆どは看守長のサポート的なようだ。そんな副看守長を担当しているのが[明朝体]ミカラエ・ルフ[/明朝体]である。白髪ロングで巻きツインテ。まるで高校生が着る制服かのようにYシャツにグレーのカーディガン。太ももまでしかない灰色のミニスカート...看守として絶対にありえないだろと思える程にギリギリを攻めている服装だ。どうやら看守長に必死に頭を下げて許してもらったらしい。なんともセコい方法を使っているように感じるが...まぁそれは良いだろう。
おや?看守の一人である[明朝体]暁 屍事[/明朝体]と副看守長である[明朝体]ミカラエ・ルフ[/明朝体]が何やら雑談をしているようだ。少し覗いてみよう。
[下線]ミカラエ・ルフ[/下線]
「暁くん。16:00からは囚人たちへの訓練があることは覚えているな?今回暁くんには訓練担当を終えないしたいのだが。」
[下線]暁 屍事[/下線]
「えぇ勿論ですとも~♥最近の実験対象があまりにも戦闘狂なのが良いのよね~♥特に[明朝体]朧崎 亜蓮[/明朝体]とか言う彼、私あんな子を求めてたのよね~...」
どうやらスケジュールのことで話をしているようだ。周りからヒソヒソと声が聞こえ、囚人達が遠くから二人を覗いている。囚人の中には「俺、暁さん狙っちゃおっかな~..♥」「俺はミカラエ副看守長の匂い嗅ぎたいんだよなぁ..♥」なんて声も。とんだ変態者だ。気持ち悪いにも程があるだろう。
すると囚人たちの声が聞こえてきてしまったのか、[明朝体]暁 屍事[/明朝体]が彼らのいる方に目を向ける。おやおや。バレてしまったのか。まぁあんな気持ち悪い会話している奴を助ける義務など無いと思おう。自業自得、御愁傷様だ。
[下線]暁 屍事[/下線]
「あら~?..実験対象が逃げ出してるわね~♥これから訓練の時間だし...丁度良いわねぇ..」
[小文字]コツコツ..[/小文字]とハイヒールの音が静かに響き渡る。スナイパーライフルを片手にまるで鞭を使うかのように弄ぶ。囚人の目の前に立ちはだかるとそっと囚人と目を合わせる。
[下線]暁 屍事[/下線]
「...異能力[太字]【嘘言償刹】[/太字]♥。さっきの話は聞かなかったことにできるかしら?..お願い?」
異能力にかかった囚人たちはまるで彼女の人形になったかのように彼女の命令どおりに動いている。これも彼女の異能力の一つだ。相手の記憶を消したり、心を読んだり...彼女にとってはぴったりな異能力だ。
すると隣にいたミカラエがそっと暁の肩に手を乗せたと同時に耳打ちをする。一瞬暁の表情がしょげた後、残念そうにその場を立ち去ってしまった。一体何があったのだろう。
[下線]ミカラエ・ルフ[/下線]
「...君、いるんだよね?いるんだったら早く姿を現したほうが良いと思うぞ。これは警告だ。」
[下線]滝頭 龍[/下線]
「ちぇ..見つかったのかよ...今回は結構バレずに行けたと思ったんだけどな~..雑魚副看守長には流石にバレちゃうか~w」
次からはもっと雑魚副看守長のこと弄んでやろ~w