女神様は学園生活をお楽しみになられています
#1
第一話 憧れの学園生活ですわ!
女神、リリーは天界のお散歩をしていた。
「今日も[漢字]私[/漢字][ふりがな]わたくし[/ふりがな]の天界は最高に美しいですわ!」
リリーが大絶賛するように、ここはとても美しい天界である。
が、欠陥があった。
「きゃあああぁぁぁ!」
ところどころに穴が空いているのだ。
「で、でも、私の力で飛んで戻れば……って、どうして飛べないんですの?!」
そして神力をも一時的に封じる。
どすん、と重い音をたてながらリリーは尻もちをついた。
「もう、下界に降りてしまったではないですの!」
「おや、君は誰だい?」
こちらを不思議そうに見る男性。
「そ、そっちこそ、一体どなたですの?」
「あ、すまないね、僕はこの華美学園の学園長だよ。」
「がく、えん!?それは本当ですの!?」
目を輝かせるリリー。実は学園生活に憧れているのだ。
「ああ。で、君は誰だい?」
「私はリリーと申します。あの、私、学園に入学したいですの!」
「うーん、まあいいよ。君、親は?」
「私は女神ですのよ?お分かりになって?」
「おや、そうでしたか。では、僕が保護者ということで入学させてあげるよ。」
物分かりが良すぎる。
「憧れの学園生活ですわ!」
そして色々な手続きをしたり、制服などを買ったりし、
「女神のリリーですわ!よろしくですわ!」
入学した。
女神と自分で名乗っているから当然教室の皆は動揺して…
「可愛いなぁ」
「俺の隣になれ…!」
「お前の横は壁だろ」
いなかった。子どもの適応力は恐ろしい。
ちなみに席は必死に念じている彼の隣ではなかった。
「私の隣の席になった貴方!感謝するとよいですわ!あとよろしくですわ!」
お隣の男子はリリーの高飛車な挨拶に臆することなく、ふわっと優しい笑みを浮かべて、「僕は優斗だよぉ。よろしくねぇ」と返してくれた。
(まずは隣の男子に挨拶ができましたわ!私ったら優秀すぎましてよ!)
心の中でガッツポーズをしたリリー。優秀のハードル低くないか…?
「じゃあ授業を始めますよ。皆さん、歴史の教科書を出しましょうねぇ。」
歴史の授業が始まった。が、
「先生、その歴史、違いましてよ。本当は…」
歴史をひっくり返しまくったため、全然進まなかった。
そんなこんなで学園生活をし、1週間たったある日…
「リリー、学園生活を堪能していたというのは本当だったんだね!?」
紅い髪と目、黒い角を持った生徒が殴り込んできた。
「ヘル!貴方は魔王でしょう?どうしてここにいらしっしゃいますの?」
「それはあたしのセリフだよ!お前、『下界は穢れでいて嫌ですわぁ!』って言っていたくせに、学園生活めっちゃ楽しんでんじゃねぇか。」
「あらあら、何万年前のお話をしておられますの?」
皆がぽかんとしている。それはそうだ。女神と魔王の会話についていける人など存在しないのだ。
「ってか、あの人はどこいったかな…」
「リリー。貴方、お仕事を放り出して、なにをしていますの?」
「お、お母様!これは深い理由がありまして…」
「言い訳はいいですわ!何故私を誘わなかったの!」
「ふえぇ…」
新たな事を発見した。神や魔王が集まると、カオスだ。
「今日も[漢字]私[/漢字][ふりがな]わたくし[/ふりがな]の天界は最高に美しいですわ!」
リリーが大絶賛するように、ここはとても美しい天界である。
が、欠陥があった。
「きゃあああぁぁぁ!」
ところどころに穴が空いているのだ。
「で、でも、私の力で飛んで戻れば……って、どうして飛べないんですの?!」
そして神力をも一時的に封じる。
どすん、と重い音をたてながらリリーは尻もちをついた。
「もう、下界に降りてしまったではないですの!」
「おや、君は誰だい?」
こちらを不思議そうに見る男性。
「そ、そっちこそ、一体どなたですの?」
「あ、すまないね、僕はこの華美学園の学園長だよ。」
「がく、えん!?それは本当ですの!?」
目を輝かせるリリー。実は学園生活に憧れているのだ。
「ああ。で、君は誰だい?」
「私はリリーと申します。あの、私、学園に入学したいですの!」
「うーん、まあいいよ。君、親は?」
「私は女神ですのよ?お分かりになって?」
「おや、そうでしたか。では、僕が保護者ということで入学させてあげるよ。」
物分かりが良すぎる。
「憧れの学園生活ですわ!」
そして色々な手続きをしたり、制服などを買ったりし、
「女神のリリーですわ!よろしくですわ!」
入学した。
女神と自分で名乗っているから当然教室の皆は動揺して…
「可愛いなぁ」
「俺の隣になれ…!」
「お前の横は壁だろ」
いなかった。子どもの適応力は恐ろしい。
ちなみに席は必死に念じている彼の隣ではなかった。
「私の隣の席になった貴方!感謝するとよいですわ!あとよろしくですわ!」
お隣の男子はリリーの高飛車な挨拶に臆することなく、ふわっと優しい笑みを浮かべて、「僕は優斗だよぉ。よろしくねぇ」と返してくれた。
(まずは隣の男子に挨拶ができましたわ!私ったら優秀すぎましてよ!)
心の中でガッツポーズをしたリリー。優秀のハードル低くないか…?
「じゃあ授業を始めますよ。皆さん、歴史の教科書を出しましょうねぇ。」
歴史の授業が始まった。が、
「先生、その歴史、違いましてよ。本当は…」
歴史をひっくり返しまくったため、全然進まなかった。
そんなこんなで学園生活をし、1週間たったある日…
「リリー、学園生活を堪能していたというのは本当だったんだね!?」
紅い髪と目、黒い角を持った生徒が殴り込んできた。
「ヘル!貴方は魔王でしょう?どうしてここにいらしっしゃいますの?」
「それはあたしのセリフだよ!お前、『下界は穢れでいて嫌ですわぁ!』って言っていたくせに、学園生活めっちゃ楽しんでんじゃねぇか。」
「あらあら、何万年前のお話をしておられますの?」
皆がぽかんとしている。それはそうだ。女神と魔王の会話についていける人など存在しないのだ。
「ってか、あの人はどこいったかな…」
「リリー。貴方、お仕事を放り出して、なにをしていますの?」
「お、お母様!これは深い理由がありまして…」
「言い訳はいいですわ!何故私を誘わなかったの!」
「ふえぇ…」
新たな事を発見した。神や魔王が集まると、カオスだ。