どりーむの短編集
#1
マリオネット
私は小さい頃から世界について考えるのが好きだ。
神様はどうして人間を作ったのか。
人間はどうして動けるのか。
もしかしたらこれは誰かのゲームのなか、あるいはドールハウスの中なのではないか。
みんなと遊ぶことなんかよりも、そうやって考えてるほうが楽しかった。
でも、ある日気づいてはいけないことに気づいてからは、やめた。
ある日の夜のこと。
トイレに行きたくて起きたのだが、体が動かない。
見える範囲でなにかないか探していた、その時。
[大文字]体の至る所に、糸が付いているのを、見つけてしまったのだ。[/大文字]
しばらくすると、体が動くようになったので、ハサミを手に取り、それを切ろうとした。
だが、糸に刃が触れたとき、声が聞こえた。
[太字]「アーア、ヤッパリ気ヅイチャッタンダ。マアイイヤ。不都合二ナッタラ、消セバイイモンネ。」[/太字]
その声に私は怖くなり、手が動かなくなった。
いや、動かないようにされたのか?
とにかくそれから私は、世界のことについて考えるのをやめた。
次は、もうないから。
神様はどうして人間を作ったのか。
人間はどうして動けるのか。
もしかしたらこれは誰かのゲームのなか、あるいはドールハウスの中なのではないか。
みんなと遊ぶことなんかよりも、そうやって考えてるほうが楽しかった。
でも、ある日気づいてはいけないことに気づいてからは、やめた。
ある日の夜のこと。
トイレに行きたくて起きたのだが、体が動かない。
見える範囲でなにかないか探していた、その時。
[大文字]体の至る所に、糸が付いているのを、見つけてしまったのだ。[/大文字]
しばらくすると、体が動くようになったので、ハサミを手に取り、それを切ろうとした。
だが、糸に刃が触れたとき、声が聞こえた。
[太字]「アーア、ヤッパリ気ヅイチャッタンダ。マアイイヤ。不都合二ナッタラ、消セバイイモンネ。」[/太字]
その声に私は怖くなり、手が動かなくなった。
いや、動かないようにされたのか?
とにかくそれから私は、世界のことについて考えるのをやめた。
次は、もうないから。