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馬鹿になる勇気

#3

始まりの続二乗

 ついに4限が終わった。行こう。あの子の名前、小倉実里ちゃんで合っているだろうか。もし名前を間違えたりしたら最悪だ。やはりここは名前を呼ぶなんていうリスキーなことはせずに肩を叩いた方がいいのではないか。肩を叩いて、「ねぇねぇ、一緒にお昼食べよう!」これでどうだ。結構いい感じなのでは?よし、出陣だ。
 やっと声を掛けた。返事は、「いいよ、どっちの机で食べる?」なんだ、案外簡単なことじゃないか。だんだんと自分がアホらしく思えてきた。こんなに悩む必要があったのか。悩んだ割には1分もかからずに決着がついてしまったではないか。
 結局、私の左に人が居らず、通路が広いということで私の席で食べることになり、一緒に廊下に手を洗いに行った。手を洗いながら、彼女に「なんて呼んだらいい?」と聞かれ、特に希望はなかったためなんでもいいと言った。私は紗羅だったためさっちゃん、彼女は小倉ちゃんになった。名前は決まったものの、他の話題がない。というか緊張していて頭が回らない。戻った時に天井から生えているテレビで先生が某番組「メシナンデス」を流していた。小倉ちゃんが、「私、この番組好きなんだよね」と言ってくれて、メシナンデスを流した担任に心の底から感謝した。
 メシナンデスではお昼時だからなのか食リポをしていて、そこから話が広がっていった。今日の戦果は、小倉ちゃんは甘いものに目がなく、きゅうりが嫌い。高一のお姉ちゃんがいて、二人姉妹ということだ。案外いい感じではないか。だが、なんで小倉ちゃんはあんなに平然としていたのだろうか。私は全身が心臓になったかのように感じるほど、ドキドキしたのに。私が緊張しすぎなのだろうか。
 まあ、いいか。友達、増えたし。

作者メッセージ

続編の続編です。
サブタイトル何つけたらいいかわかんなかったのでそのまんまつけました
♪( ´▽`)
これからも、よろしく〜

2025/09/03 14:16

ゆきまる
ID:≫ .1WpLS4hcPl0M
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中学生受験恋愛

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