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オリジナルですが多少キャラ崩壊する可能性もあります
調査員になった神月翠華は容疑者と言われる神がいそうな場所を事前にマーキングしてもらい、その場所へ探索に向かうことになった。
彼女にとって人生で初の仕事であった。
「...大きなけがとか負わなければいいけど。」
そして最初に調査する場所、「セーデル」についた。
敵からの攻撃を防ぐために全方向に壁がある荒廃した都市。
昔は栄えていたが戦争が発生した際にある程度の食料を蓄え、東西南北全方向に壁を作成。しかし戦争が終わる前に食料が尽き滅びてしまった。その後は戦勝国が軍用地として訓練などに使われていたそうだが、人類滅亡の際にその国も滅んでしまい、ホムンクルスの時代では何も使われていない。
そのお陰か、付近は自然豊かで桜の名所でもある。
しばらく桜の森を探索しているとある影が見えた。情報によると大量の殺害した神の髪の色は寒色系だったらしい。ここにいる影は桜と似たような色をしているので違うだろう。だが、情報収集をするために近づくことにした。
すると後ろから突然
「桜の木を勝手に踏んだのはだぁ〜れだぁ?」
攻撃されそうになり咄嗟(とっさ)に躱(かわ)す。
「他人のものを勝手に踏むのはよくないよね〜?」
さっき見えた影はきっとコイツだろう。
「...とりあえず名前を言え」
「八枝 桜子、ここのへん桜の土着神。貴女の名前も知りたいわね。」
「神月 翠華だ。世界研究機関の調査員をやってる者だ。」
「情報収集をしに来たんだが、その感じだと話を聞ける感じもなさそうだな。」
「なんのことかわからないけど、私だったら答えられるかもね。」
「...どうせ『答える気はないけど』とか言うんだろ?」
「すご〜い、読心術が使えるんだね。」
「わかった。私に勝ったら情報を教えてあげないこともないかもね。」
「望むところだ。」
(初めての実戦。だが練習と同じようにやれば絶対勝てるはず。)
こういう場合は先手必勝。付近になにか使えるものがないか探す。少し遠くだがあの木の枝が使えそうだ。
「おっと、それはここでは効かないよ」
制御し相手に当てようとするが逆に制御されてしまう。
なんとか枝を避ける。
「私は桜がある場所だったら全てを自由に操れる。もちろん運命以外だけどね。その技じゃあ効かないね。」
なかなか手強い相手だ。しかし、ここでとある作戦を思いついた。
“桜がある場所だったら全てを自由に操れる”
つまり桜ではないところに行けば良いのだ。
私の能力「制御」は自分にも適応できる優れた能力だ。
自分に適応し高速で森の出口に移動し相手を誘導する。
桜の森を抜けても逃げ続けた。相手は桜を踏まれたことに対する執念なのか、ずっと追いかけてくる。
「逃げても無駄よ!!」
騙されてるとも知らずに追いかけてくる。
このへんでいいかな。
「うおっ!!?」
やっぱり形勢逆転。桜でない場所につれていくと相手は何も出来なかった。
「残念だったがこれで戦いは終わりだ。今すぐ降伏しろ。」
桜子を枝で取り囲む。
「はぁ、頭がいいね。私も調子乗りすぎて全然気が付かなかった。」
「わかった、降伏する。
その代わり....」
「桜の木を踏んだことは謝ってね」
そうだ。戦っていた理由を忘れていた。素直に謝ればよかったものを...何をしているんだ私。
「ああ...少し私も苛立っていたようだ。ちゃんと謝る。」
桜の木に対して謝った。桜子によると多分許してくれてると思うよと言ってた。
「で、ちょっと情報収集に付き合ってもらおう。」
「ああ、そうだったね。あの時は調子に乗ってたから。ちゃんと真面目に答えるよ。」
「じゃあ質問する。3年前ほどにあったホムンクルスと妖怪が大量殺害された事件を知っているか?」
「もちろん知ってるよ。私もそのせいで他の場所で迫害を受けた。だからここに来たんだよね。」
「その事件の容疑者についてなにか知っていることや思い当たることはあるか?」
「あ、えっ、とととと、ししししらないな〜」
「...何だその怪しさ満点の反応は」
「まさかお前が犯人じゃないだろうな」
「流石に違うよ。」
「わかりました、白状します。」
これは貴重な情報が手に入りそうだ。
「殺害したのは...私の友達の死神です。彼女は人間がいた時代から存在している死神で、なんなら人間と死神のハーフです。」
「彼女と知り合ったのはその事件の後でしたが、仲が良くなったあと教えてもらいました。」
「しかし、私は記憶力が非常にありません。」
「重要なことも多少しか覚えられません。もう随分前のことなのでそれ以上は覚えてないです。」
「...わかった。貴重な情報が手に入った。感謝する。」
「でも、一つお願いがあります。彼女は私の唯一の友人です。できる限り処刑はやめてほしいです。」
「わかったよ。できる限り刑を軽くするよう心がける。...私が許した場合だが。」
「ありがとうございます。忙しいでしょうしここで失礼します。」
そう言うと桜の土着神は何処かへ行ってしまった。
今日は自身の移動に力を使った。一度拠点に戻って休憩しよう。
...本当に私はどうなるんだろう。
あらゆる運命が私に託されてるような、そんな気がする。
彼女にとって人生で初の仕事であった。
「...大きなけがとか負わなければいいけど。」
そして最初に調査する場所、「セーデル」についた。
敵からの攻撃を防ぐために全方向に壁がある荒廃した都市。
昔は栄えていたが戦争が発生した際にある程度の食料を蓄え、東西南北全方向に壁を作成。しかし戦争が終わる前に食料が尽き滅びてしまった。その後は戦勝国が軍用地として訓練などに使われていたそうだが、人類滅亡の際にその国も滅んでしまい、ホムンクルスの時代では何も使われていない。
そのお陰か、付近は自然豊かで桜の名所でもある。
しばらく桜の森を探索しているとある影が見えた。情報によると大量の殺害した神の髪の色は寒色系だったらしい。ここにいる影は桜と似たような色をしているので違うだろう。だが、情報収集をするために近づくことにした。
すると後ろから突然
「桜の木を勝手に踏んだのはだぁ〜れだぁ?」
攻撃されそうになり咄嗟(とっさ)に躱(かわ)す。
「他人のものを勝手に踏むのはよくないよね〜?」
さっき見えた影はきっとコイツだろう。
「...とりあえず名前を言え」
「八枝 桜子、ここのへん桜の土着神。貴女の名前も知りたいわね。」
「神月 翠華だ。世界研究機関の調査員をやってる者だ。」
「情報収集をしに来たんだが、その感じだと話を聞ける感じもなさそうだな。」
「なんのことかわからないけど、私だったら答えられるかもね。」
「...どうせ『答える気はないけど』とか言うんだろ?」
「すご〜い、読心術が使えるんだね。」
「わかった。私に勝ったら情報を教えてあげないこともないかもね。」
「望むところだ。」
(初めての実戦。だが練習と同じようにやれば絶対勝てるはず。)
こういう場合は先手必勝。付近になにか使えるものがないか探す。少し遠くだがあの木の枝が使えそうだ。
「おっと、それはここでは効かないよ」
制御し相手に当てようとするが逆に制御されてしまう。
なんとか枝を避ける。
「私は桜がある場所だったら全てを自由に操れる。もちろん運命以外だけどね。その技じゃあ効かないね。」
なかなか手強い相手だ。しかし、ここでとある作戦を思いついた。
“桜がある場所だったら全てを自由に操れる”
つまり桜ではないところに行けば良いのだ。
私の能力「制御」は自分にも適応できる優れた能力だ。
自分に適応し高速で森の出口に移動し相手を誘導する。
桜の森を抜けても逃げ続けた。相手は桜を踏まれたことに対する執念なのか、ずっと追いかけてくる。
「逃げても無駄よ!!」
騙されてるとも知らずに追いかけてくる。
このへんでいいかな。
「うおっ!!?」
やっぱり形勢逆転。桜でない場所につれていくと相手は何も出来なかった。
「残念だったがこれで戦いは終わりだ。今すぐ降伏しろ。」
桜子を枝で取り囲む。
「はぁ、頭がいいね。私も調子乗りすぎて全然気が付かなかった。」
「わかった、降伏する。
その代わり....」
「桜の木を踏んだことは謝ってね」
そうだ。戦っていた理由を忘れていた。素直に謝ればよかったものを...何をしているんだ私。
「ああ...少し私も苛立っていたようだ。ちゃんと謝る。」
桜の木に対して謝った。桜子によると多分許してくれてると思うよと言ってた。
「で、ちょっと情報収集に付き合ってもらおう。」
「ああ、そうだったね。あの時は調子に乗ってたから。ちゃんと真面目に答えるよ。」
「じゃあ質問する。3年前ほどにあったホムンクルスと妖怪が大量殺害された事件を知っているか?」
「もちろん知ってるよ。私もそのせいで他の場所で迫害を受けた。だからここに来たんだよね。」
「その事件の容疑者についてなにか知っていることや思い当たることはあるか?」
「あ、えっ、とととと、ししししらないな〜」
「...何だその怪しさ満点の反応は」
「まさかお前が犯人じゃないだろうな」
「流石に違うよ。」
「わかりました、白状します。」
これは貴重な情報が手に入りそうだ。
「殺害したのは...私の友達の死神です。彼女は人間がいた時代から存在している死神で、なんなら人間と死神のハーフです。」
「彼女と知り合ったのはその事件の後でしたが、仲が良くなったあと教えてもらいました。」
「しかし、私は記憶力が非常にありません。」
「重要なことも多少しか覚えられません。もう随分前のことなのでそれ以上は覚えてないです。」
「...わかった。貴重な情報が手に入った。感謝する。」
「でも、一つお願いがあります。彼女は私の唯一の友人です。できる限り処刑はやめてほしいです。」
「わかったよ。できる限り刑を軽くするよう心がける。...私が許した場合だが。」
「ありがとうございます。忙しいでしょうしここで失礼します。」
そう言うと桜の土着神は何処かへ行ってしまった。
今日は自身の移動に力を使った。一度拠点に戻って休憩しよう。
...本当に私はどうなるんだろう。
あらゆる運命が私に託されてるような、そんな気がする。