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暗い内容です。暴言の例などがあります。不快な方はほかの小説をご覧ください。
自殺なんて___。
[大文字]推しが死んだ。[/大文字] [明朝体]私はファンレターを書くことが好きだ。ファンレターなんてくだらない。と思う人もいるかもしれないが。私にとっては、人生で幸福だと思える時間。自分と向き合える時間だ。そのファンレターが推しの支えになっているかもわからないし、どこに届いて、誰が読んでいるかも知らない。だが、届いている。誰かを、笑顔にさせる。そんなことがしたかった。そんなことをしたと思うと、心の奥のほうが、なんだか暖かくなる気がした。 数日前のことだっただろうか。ある日、ニュースを見たら、私の推しが死んだというニュースが出た。最初は信じることができなかったとてつもなく孤独を感じた。推しが生きがい。私にとって推しは、そんな立場だった。推しはマンションから飛び降り自殺したとのこと。でも本当は__。他殺なのかもしれない__。 推しには、たくさんの応援のコメントがあった。でも、そんなことと反対で、アンチコメントもたくさん。クズだとか、ゴミだとか、そんな言葉で、推しは死んだ。だから、本当は他殺なのかもしれない_____。だって、その言葉が、心の中を、気づつけた。そう思うと、怒りが止まらない。推しを殺した人間たちは、平凡に今日も生きている。人が希望を失ったと知らずに__。そして__地球は回ってる。それでも、私は推しに手紙を書く。どこへ届いているのかも知らずに。推しに届くことを願って___。それが天国にいる推しに、そう。[下線]向井ひなたに、[/下線]届くように。 1週間たったころだ。1週間もたったら推しのトレンドは去った。でも、私は、忘れない。希望をくれた人を、忘れない。あの出来事は、今でも涙がこぼれそう。そんな出来事だけど、紙飛行機が、私の願いを載せて飛んでいることに変わりはない。推しが生きたことに、変わりはないのである。でも、大切なことを忘れてはいけない。言葉は、時に刃物になり、それを守る盾となる。言葉は、何にだってなることを忘れてはいけないのである。推しが生きた証を、私たちは作る。それがファンの私たちの、使命なのだ。私はまだ推しへの思いを__伝えている。[/明朝体]
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