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実在する先輩タチの二次創作です 。 みんな名前変えてあります 。
硝子の棘
# 星乃 柚亞
桜丘中のセッター 。
中3 。
# 長谷川 碧衣
紫鶴高校のセッター 。
高1 。
元 蓮華中のセッター 。
[水平線]
@ 柚亞
期待したうちが馬鹿でした 、 ごめんなさい 。
次の子には幸せにしてあげてください 。
なんて 、 どこにでもある安っぽい恋愛ソングの歌詞みたいな文字の羅列が 、 頭の中に浮かんで消えて 。
このままあいつも消えたらいいのに 。
_ 人生で1番愛した男は正真正銘のクズでした 。
[水平線]
『 話がある 』 。
LINEのトップに表示された文字 。
今度遊びに行こ 、 とか 。
この前借したCD返してくれる 、 とか 。
そんな話やと思っとった 。
Freiheit に行ったら会わなあかんとか考える 。
Freiheit は中学生バレーボールのクラブチーム 。
でも 、 中学卒業しても Freiheit に来るくらいのバレー馬鹿な碧衣くん 。 笑
やのに名門の紫鶴高校やし 、 ちゃっかりレギュラー入りやし 。
碧衣くんは 、 ありえんくらいの美貌で Freiheit の中でも超モテとった 。
そんな奴がうちの彼氏 。
[水平線]
Freiheit が始まる前に碧衣くんを待つ 。
まだ時間あるし大丈夫やんな 。
櫛で前髪綺麗にする 。
碧衣くんの隣におっても違和感ないように可愛い子で居たい 。
「 柚亞 」
碧衣くんが後ろから声をかけた 。
「 碧衣くん 、 笑 」
びびった 。
後ろから来るとは 。
「 柚亞 、 ごめん 。 こっちで話そ 」
碧衣くんがうちの袖を引っ張る 。
うちは黙って碧衣くんについてく 。
連れてかれたんは薄暗い体育館裏 。
こんなとこで何したいん 。
碧衣くんがうちを見た 。
「 別れよ 」
「 は ? 」
思考停止 。
いや 、 聞き間違いやよ絶対 。
別れよ 、 なんて言ってないはず …
「 碧衣くん … さっきなんて言ったん ? 」
聞き間違いであってくれ 。
そう願って聞く 。
「 別れよ 、 柚亞 」
碧衣くんは感情の読み取れやん低い声で言った 。
信じれやん 。
昨日も 、 その前も 、 ずっと隣におったのに 。
「 お前とは遊びで付き合っとったから 」
碧衣くんが言う 。
その一言は 、 一瞬にしてうちの心を襲った 。
かっこいいって思ってたその顔も 、 認識できなくなった 。
あーあ 。
そっか 。
最初からうちは遊ばれとったんや 。
「 じゃ 、 柚亞 」
碧衣がうちの前から去っていく 。
[水平線]
@ 碧衣
あの時の柚亞の顔が忘れられやん 。
でも 。
このまま柚亞に依存しきったら 、 俺が壊れるって思った 。
柚亞のためにも離れた 。
柚亞を思って 、 離れた 。
なんて 。
柚亞はただの遊びやよ 。
[水平線]
Freiheit から帰ってからもずっとさっきのことを考えとった 。
柚亞は 、 ただの暇つぶしやった 。
紫鶴高校の受験やしそばに居ってくれる女が欲しかっただけ 。
そこで柚亞を選んだ 。
そこまで強豪じゃない桜丘中のセッター 、 なんて言う平凡な肩書やったし 。
面白いくらい騙されてくれたし紫鶴高校にも入学できた 。
同じクラスに可愛い子おるから次はその子で遊ぶ 。
で 、 飽きたら捨てる 。
それの繰り返し 。
[水平線]
@ 柚亞
今思えば大事にされてなかったんかも 。
何か貰ったこともないし返事もいつもそっけなかった 。
はやく気づいたらよかったんやけどなぁ 。
このまま続くって夢ばっか見とった 。
明日から 、 うちと碧依は赤の他人になる 。
もう前みたいな関係には戻れやん 。
碧依のことやからどうせ女で遊ぶんやろ 。
わかっとる 。
あいつはそういうやつで 。
前浮気されたときも 「 二度としやん 」 って言ったくせに 。
嘘つき 。
大嫌い 。
幸せになるなよ 。
あわよくば 、 うちよりも悪い人生を過ごせ 。
女に捨てられて顔だけのやつって思われろ 。
… なんて 。
碧依は顔がいいから 。
何しても許されるし 、 女も寄ってくる 。
笑える 。
碧依はもううちのことなんか好きじゃないと思うけどさ 。
前貸したbacknumberのCDくらいは返せよ 。
𝐄𝐍𝐃
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