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微暴力表現 . パニック表現 🈶
微黄橙 . 微青紫🈶

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 これでずっと一緒だね 

「 これでずっと一緒だね 」

微暴力表現 . パニック表現 🈶
黄橙 . 微青紫🈶

ིྀ ིྀ これでずっと一緒だね  ིྀ ིྀ

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side :紫


「紫くん、俺と付き合ってください」


そう言って、手を差し出された時は驚いた。

雪がちらついて居るのに、何故か暑かった。

緊張してるんだ、って今更わかる。


「…俺でよければ」


言った言葉は震えていた。

橙くんが俺の手を握る。

「これからもよろしくなっ!」
「うん!」





愛していた。
隣に、ずっと居たかった。






『ごめん。今日は会議あって…また今度行こな』

光っている画面を見つめる。

橙くんは、もう俺を見てくれない。
逃げて、逃げて、逃げて。



今日は橙くんオフの日だよ?

社長だからこれくらい分かってる。


俺が気づかないとでも思ったのかな。



可愛い。


俺から逃げようとしてる。


そういうところもだいすき。




画面をスワイプして黄ちゃんの名前を探す。

『黄ちゃん、今日ご飯食べに行こうよ』

そう送ると、すぐ既読がついた。



『ごめんなさい。今日は橙くんといく約束してて…また今度行きましょ』



ごめんね、のスタンプも送られてくる。

ビンゴ。
橙くんは、黄ちゃんと浮気している。

俺より黄ちゃんの方が好きなのか。



赤くんは今日撮影だし…桃くんは編集って言ってたな…

空いてるのは青ちゃんだけか。


『青ちゃ〜ん。今日ご飯食べに行こ‼︎』

青ちゃんに送る。

少し待っていると返信が来た。



『いいよ〜‼︎あそこの居酒屋行こうよ〜』

もらった地図の画像をスクショして鞄を持つ。

ごめんね、橙くん。


外へ出ると足元がふらついた。



…発作。




最悪…なんでこんな時に…ッ




喉をおさえて、倒れないように足に力を入れる。
「…ぅあ、ッ」



鞄が落ちた。

汗が滲む。

やばい…死ぬ。



意識が朦朧としてここがどこかも分からなくなる。

助けて…助けて。


「紫くん!」

雑音しかない世界で、その声だけが聞こえた。

「大丈夫!?すぐベット運ぶからね」


すぅはぁしたら少しマシになった。

大丈夫、いきてる。

「青ちゃん…」

「青だよ。大丈夫?」


青ちゃんの声は誰よりも透き通っていて、安心できた。


自分がどんどん堕ちてくのを感じる。


「大丈夫…ごめんね、迎えに来てくれたの?」

「うん。やっぱ紫くんが心配で…」



青ちゃんが俺に笑いかけた。

堕ちる。

もう、抜け出せなくなってしまう。

そこで笑うのはずるいよ_

「こんなことでパニック発作起きるなんてね…次から気をつけなきゃ」


小さくいった言葉は、もちろん青ちゃんには届いてない。

これでいいんだ。

これで…いいから。



俺には、君が居るから。




青ちゃんと居酒屋さんに入った。


「音うるさいかも。無理だったら言ってね」

青ちゃんが言った。

そういう気遣いまで、この人にはできる。



「大丈夫。耳栓持ってきてるから」

「よかった」

青ちゃんが端っこの席を選んでくれた。

ここなら安心できて食べられる。



「紫くんこれ食べれる?」

青ちゃんがメニュー表を指差した。

お茶漬け…か。

「うん。多分いける」

青ちゃんが頷いた。



「これ頼むね〜」

青ちゃんが店員さんを呼んでお茶漬けを注文する。



ぼんやりと橙くんのことを考えた。

橙くんは…もう俺のことが好きじゃないのかな。



一緒に笑ったのに。

好きって言ってくれたのに。

ぎゅーってしてくれたのに。

手を繋いでくれたのに。



愛してるのに。



「紫くん?ど〜したの、怖い顔して」

青ちゃんが俺の顔を覗き込んでいた。




気づけばもうお茶漬けがある。

「…なんでもない」

青ちゃんから目を逸らした。



最低。

俺は、人間として最低だ。



「大丈夫だから。言ってみな?」



青ちゃんはそんな俺の隣に居てくれる。

橙くんは、俺が最低だから離れていったのかな。



「橙くんが、浮気してる」

思いの外いうのは怖くなかった。

青ちゃんが手を握ってくれてるから。



「…そっか。」

青ちゃんは静かに返事をした。




紫 「今日LINEしたら、会議あるって。今日は橙くんオフの日なのに」

  「黄ちゃんに聞いたら橙くんとご飯食べ日行くって。黄ちゃんの方が大事…」



青ちゃんは俺の手を握ったまま言った。

「それでも紫くんは橙くんが好きなんでしょ?自分の気持ちを大事にしたらいいと思う
な」



その言葉が頭に響いた。

橙くんが好き。



誰よりもすき。


黄ちゃんにはあげられない、俺の大切なひと。




青ちゃんに手を振って家に入る。

結局青ちゃんは家まで送ってくれた。



今の橙くんは、そんなことするかな。
…しないよね。



ドアに鍵をして靴をぬぐ。
鞄を床に適当に置いて手を洗いに行く。



橙くんを取り戻す。

橙くんは俺のもの。








手を洗ってソファに座るとスマホが震えた。





『橙が殴られた』





衝撃的な一言が桃くんから送られてくる。



紫『は?』

 『今から行く』




息が苦しくなる。

こんな時にまで倒れたくない。



薬を適当にポケット入れて家を出た。





橙くんの家に合鍵で入る。

もうみんな来ていた。



「紫くん!」

俺をみつけた青ちゃんが言う。



黄ちゃんが泣きじゃくっていて、橙くんたちは黄ちゃんを慰めている。

…どゆこと。



「紫くんっっ!」

橙くんが俺の服を引っ張った。



「大丈夫だっ_」

「橙くん」



橙くんの言葉を遮って言った。

なんで黄ちゃんが泣いてるの、?

なんで橙くんが慰めてるの…ッ





「浮気、ッ…してるよね、?」





「…え?」


橙くんが声を上げる。

「えぇぇぇぇぇ!?」



驚く橙くん。

…演技じゃ、ない。




「ちょ橙ど〜した笑 紫くん怖がってるって」

桃くんが橙くんに言う。



どゆこと、どゆこと。。

いやいや橙くんは絶対に浮気してた。

黄ちゃんとご飯行ってたもん。

俺の約束より黄ちゃんの方を優先したもん。


「紫くん、誤解しとるみたいやから言っとくわ」

橙くんが俺の目をまっすぐ見る。

これは…嘘をついてない。



橙 「黄ちゃんとは浮気してないし、今日約束断ったんも黄ちゃんと打ち合わせしたか  

ったからや」
  
「で、俺が殴られた」



打ち合わせ…殴られた、?


「ぇ…殴られた?」



「そ。黄ちゃんに殴られた」

橙くんは少し赤くなっている頬を触る。

多分殴られたとこ。


「でもなぁ…黄ちゃんはしょうがないって思うで」
橙くんが言った。

「なんでよ…?」

橙くんが黄ちゃんを指さす。

「黄ちゃんが言っとった。抑えられへんって」

「…?」



…なんで黄ちゃんを庇うんだよ。

橙くんが俺の手を握った。


「紫くん!」

黄ちゃんが俺を呼んだ。

「…っ」


黄ちゃんの方を向こうとしたけど、眩暈がした。

やばい。

発作だ…。


息ができなくなる。

苦しい。





橙くん  _


助けて   。






「紫くん!」



橙くんが俺を抱きしめた。


「…っ、」

息をなんとかする。


「大丈夫やからな。救急車呼んだでな」


橙くんの優しい声が耳元で聞こえる。



喉を抑えて橙くんを抱きしめ返す。


「紫くん…大丈夫、大丈夫やで。俺が居るからな」


「橙く、っ」


意識が 、途切れた 。







遠くから聞こえる救急車の音。


俺に話しかけるめんばーの声。

「…此処どこ」



目を開けるとベットに寝かされていた。



「紫くんっ!!!!」



橙くんが言う。

「…うるさい」

頭の中で音が響く。

こんなこと言いたくないのに。


うるさい…。


全部うるさい…、ッ



「ごめん…耳栓あるで」



橙くんが俺に耳栓を渡す。


「紫くん…橙くんのこと誤解してた。」

「っ!」


橙くんが何かに気づく。


そっか  。


俺の一人称が  変わった  。



やばいかも。


症状が悪化してる。




「ずっと紫くんからにげてると思ってた」

「橙くんは紫くんのこともうみてないって」

「だから黄ちゃんと浮気した…って」



そこまで言って息を吐く。


「…逃げてないで。ずっと、紫くんがだいすきやよ」


「…知ってる」


口から出る言葉は全く可愛くない。


こんな俺が大嫌いで。






「ごめんなさいっ!!」




黄ちゃんが言った。


「僕…昔から衝動的で。今回もイライラしちゃって橙くん殴っちゃいました…」

「橙くんは許してくれるけどやっぱ僕が悪いですよね、すいません」




黄ちゃんが俺と橙くんに謝った。



橙 「いやいや大丈夫やで!?そんな気にしやんといてや」

紫 「…紫くんもごめんなさい」



俺の症状も、黄ちゃんのそれも

治ることはないと思う。


だけど、それを「武器」にできたらいいと俺は思う。




「あとみんなに言っとくわ!!紫くんは俺のものやから取ったら許さんで!」




「橙くんも紫くんのものだからね、」





俺と橙くんは一緒に笑った。


これでずっと一緒だね   。







end.

作者メッセージ

ぐろ 書きたかった  のに  …
 やっぱ  ハピエン  が  好きです    🤫

 橙 紫  派   です  、   異論 認めません   (



参加型   絶賛   書いてます   〰️ ❕

2025/08/30 10:10

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