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全員偽名です 。
フィクション , ノンフィクション有
話は繋がってないです
side : みう
『 休みな 、 ななせにも休むことは大事やから 』
さっき言ったことが頭の中でぐるぐるしとる 。
そりゃそうや 。
ななせもあんなに 『 完璧 』 やのに壊れるんやから 。
「 給水 ー ! 」
りのが言った 。
ななせが居らんから副キャプのりのが言っとる 。
ななせを横目で見ると唇を噛んどった 。
あ ー … 結構やばいかも 。
「 ななせやばくね 」
横から声が聞こえた 。
ゆあの声やった 。
もう 、 誰の声かも分かりにくくなってきた 。
頭がこんがらがっとる 。
「 … あいつひとりで抱え込むから 」
みうの言葉にあいるが頷く 。
必ず ‘ 大丈夫 ’ って笑うななせ 。
怖い時に笑う癖 。
壊れとるとき唇を噛むところ 。
「 うちちょっと見てくる 」
飲みかけのスポドリをリュックの上に投げる 。
投げてから後悔した 。
ななせ 、 大きい音苦手やのに 。
そっとペットボトルを立ててななせのとこ行く 。
「 ななせ 」
ぴくってななせの肩が揺れた 。
「 … みう 、 」
ななせがうちを見た 。
アームカバーの隙間から白い線が見えとる 。
自分で傷つけたな … 。
ななせは隠すつもりないらしい 。
たぶん無意識で傷つけとった 。
「 キャプテンやのに 、 だっさ … 」
ななせが小さくつぶやいた 。
ななせの唇に血が滲む 。
「 … うちにとってななせはかっこいいキャプテンやけどな 」
壊れてくななせを見たくなくて言った 。
いちばんかっこいいななせにちゃんと届いて欲しくて 。
「 あは … あんなんかかっこよくないよ 」
乾いた笑い声でななせが笑った 。
怖い時に笑う癖が出とる 。
駄目や 。
うちだけじゃななせを救えやん 。
「 あん ~ ! 大丈夫 ~ ? 」
りのがパイプ椅子に座っとるななせを後ろから抱きしめた 。
ななせが一瞬驚いた顔をする 。
「 りの 、 」
ななせがりのを呼んだ 。
なんか言うんかと思ったけどそれっきり喋らんくなる 。
… 言葉が出てこやんのやな 。
こういう時は急かしたらあかんから待つ 。
ななせがゆっくり口を開いた 。
「 みう 。 聞いて欲しいんやけど 」
「 なに ? 」
ななせはまっすぐうちを見た 。
ななせの目の奥がちょっと揺れとる 。
「 … あのさ 、 」
「 うん 」
ななせが息を吸った 。
「 あんのこと 、 名前で呼んで欲しい 」
りのが小さく吹き出す 。
… えっと 。
「 ななせ何可愛いこと言っとんのさ !! 」
ゆあが笑いながら割り込んできた 。
台詞も取られたし 。
「 ゆあ !? あんはもともと可愛いよ !? 」
なんかちょっと外れたこと言っとるあいるを見てななせが小さく笑う 。
違う 。
ななせ 、 じゃなくて 。
『 あん 』 。
「 … あん 」
うちが呼ぶとあんは顔を輝かせた 。
分かりやすすぎ 。
「 蒼葉が苗字で呼ぶのハマってから 、 みうとゆあはずっと苗字で呼んできたやんか 」
ぷく ~ ってあんがほっぺ膨らませる 。
そんなに嫌やったんかよ … 笑
「 ぁでも ! 」
パイプ椅子からあんが立ち上がった 。
もう大丈夫みたい 。
「 さっきあんが休む時にさ 、 『 あん 』 って呼んでくれたのめっちゃ嬉しいかったで !! 」
笑顔であんが言う 。
「 うちそんなこと言ったっけ 」
あんをからかうために冗談言ってみた 。
すぐにあんが泣きそうな顔する 。
「 嘘嘘冗談やって ! 」
慌てて言うとあんがめっちゃ嬉しそうに笑った 。
可愛いやつめ 。
「 あん次入れる ? 」
蒼葉があんに言った 。
あんは勢いよく頷く 。
練習できやんこと 、 がめっちゃ辛いんやろうな 。
練習が再開した 。
あんがコートの中入る 。
「 … おかえり 、 あん 」
あんにだけ聞こえるような声であんに言う 。
あんが顔を上げた 。
「 みう今の何 … 可愛すぎるんやけど ! 」
「 黙れって 」
あーあ 。
あんってやっぱ 、 めんどくさい 。 笑
[水平線]
𝐄𝐍𝐃
『 休みな 、 ななせにも休むことは大事やから 』
さっき言ったことが頭の中でぐるぐるしとる 。
そりゃそうや 。
ななせもあんなに 『 完璧 』 やのに壊れるんやから 。
「 給水 ー ! 」
りのが言った 。
ななせが居らんから副キャプのりのが言っとる 。
ななせを横目で見ると唇を噛んどった 。
あ ー … 結構やばいかも 。
「 ななせやばくね 」
横から声が聞こえた 。
ゆあの声やった 。
もう 、 誰の声かも分かりにくくなってきた 。
頭がこんがらがっとる 。
「 … あいつひとりで抱え込むから 」
みうの言葉にあいるが頷く 。
必ず ‘ 大丈夫 ’ って笑うななせ 。
怖い時に笑う癖 。
壊れとるとき唇を噛むところ 。
「 うちちょっと見てくる 」
飲みかけのスポドリをリュックの上に投げる 。
投げてから後悔した 。
ななせ 、 大きい音苦手やのに 。
そっとペットボトルを立ててななせのとこ行く 。
「 ななせ 」
ぴくってななせの肩が揺れた 。
「 … みう 、 」
ななせがうちを見た 。
アームカバーの隙間から白い線が見えとる 。
自分で傷つけたな … 。
ななせは隠すつもりないらしい 。
たぶん無意識で傷つけとった 。
「 キャプテンやのに 、 だっさ … 」
ななせが小さくつぶやいた 。
ななせの唇に血が滲む 。
「 … うちにとってななせはかっこいいキャプテンやけどな 」
壊れてくななせを見たくなくて言った 。
いちばんかっこいいななせにちゃんと届いて欲しくて 。
「 あは … あんなんかかっこよくないよ 」
乾いた笑い声でななせが笑った 。
怖い時に笑う癖が出とる 。
駄目や 。
うちだけじゃななせを救えやん 。
「 あん ~ ! 大丈夫 ~ ? 」
りのがパイプ椅子に座っとるななせを後ろから抱きしめた 。
ななせが一瞬驚いた顔をする 。
「 りの 、 」
ななせがりのを呼んだ 。
なんか言うんかと思ったけどそれっきり喋らんくなる 。
… 言葉が出てこやんのやな 。
こういう時は急かしたらあかんから待つ 。
ななせがゆっくり口を開いた 。
「 みう 。 聞いて欲しいんやけど 」
「 なに ? 」
ななせはまっすぐうちを見た 。
ななせの目の奥がちょっと揺れとる 。
「 … あのさ 、 」
「 うん 」
ななせが息を吸った 。
「 あんのこと 、 名前で呼んで欲しい 」
りのが小さく吹き出す 。
… えっと 。
「 ななせ何可愛いこと言っとんのさ !! 」
ゆあが笑いながら割り込んできた 。
台詞も取られたし 。
「 ゆあ !? あんはもともと可愛いよ !? 」
なんかちょっと外れたこと言っとるあいるを見てななせが小さく笑う 。
違う 。
ななせ 、 じゃなくて 。
『 あん 』 。
「 … あん 」
うちが呼ぶとあんは顔を輝かせた 。
分かりやすすぎ 。
「 蒼葉が苗字で呼ぶのハマってから 、 みうとゆあはずっと苗字で呼んできたやんか 」
ぷく ~ ってあんがほっぺ膨らませる 。
そんなに嫌やったんかよ … 笑
「 ぁでも ! 」
パイプ椅子からあんが立ち上がった 。
もう大丈夫みたい 。
「 さっきあんが休む時にさ 、 『 あん 』 って呼んでくれたのめっちゃ嬉しいかったで !! 」
笑顔であんが言う 。
「 うちそんなこと言ったっけ 」
あんをからかうために冗談言ってみた 。
すぐにあんが泣きそうな顔する 。
「 嘘嘘冗談やって ! 」
慌てて言うとあんがめっちゃ嬉しそうに笑った 。
可愛いやつめ 。
「 あん次入れる ? 」
蒼葉があんに言った 。
あんは勢いよく頷く 。
練習できやんこと 、 がめっちゃ辛いんやろうな 。
練習が再開した 。
あんがコートの中入る 。
「 … おかえり 、 あん 」
あんにだけ聞こえるような声であんに言う 。
あんが顔を上げた 。
「 みう今の何 … 可愛すぎるんやけど ! 」
「 黙れって 」
あーあ 。
あんってやっぱ 、 めんどくさい 。 笑
[水平線]
𝐄𝐍𝐃