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一応 R-12 かけてます。あと、二次創作。
毎回とは限りません!
突然自分の目の前で車が通って
おいでおいで!早くー!と私より先に行って急かしている私の大親友のことを
通っていった。
私は目の前が真っ暗、いや、真っ赤になった。
放心状態の私。赤い大親友。真っ青な運転手。まわりにいる黒い耳打ち。
「何あれ、こわ…」
「やだっ…」
それをぶち壊してくれたのは
「何してるんですか?」
そんなおちゃらけたようで、どこか静かな彼の、岩本照の声だった。
岩本くんは、逃げようとしている運転手に問いかけた。
「人のこと轢いといて…なんで逃げるんですか?」
「この人の、大親友だったんですよ?」
話したこともない岩本くんがなぜそれを知っているかなんてわからなかった。
ただひたすらに、私は放心していた。
「カメラもあるのに、どっちにしろ、逃げても無駄ですよ?」
「ごっ、、ごめんなさい…」
謝ったところで、意味がない。
私は大親友の元へ行った。
「!! ちょっと!」
大親友の頬に触れた。冷たい。
「…ねぇ、起きなよ…こんなとこで寝てたら風邪ひいちゃうよ…」
「ねぇって!!」
「やめろって!」
「起きてよ…」
私の目の前にいたのは、何度見ても、目を開けながら寝ている大親友だった。
ピッピッピッピッと、広い赤十字の建物に響く。
私の隣には岩本くんが縮こまって座っている。
手の感覚がない。なんなら、頭がぽやぽやしている。
「…ごめんな、勝手に俺が口出しして。」
…この人は、何を言っているんだろう…
日本語すらもわからなくなっていた。
「…大丈夫だよ。」
と、適当に相づちを打った。
しばらくすると、白衣を着ている人が部屋から出てきた。
「…申し訳ございませんでした。」
その1言で、あぁ、私、もうだめだ。と思った。
周りが寒いせいか、私の頬に流れる水はあたたかった。
「…送ってくよ。」
「ありがとう。。」
大親友に依存していたのかな、常に私の頬はあたたかい。
体操着袋を持っている私の手は、冷え切っていて、目は光を失っていると思う。
ストーカー役なんか似合ってるんじゃないかな。とふと思う。
空を見てみると、きれいな星空、そんな空さえ憎らしく見えた。
「…手、冷たい。」
そう言って、私の手を、握った。
「…そう、、」
私はもっと涙が出た。
大親友のような温かみ、昼休みに話していた大親友の好きな人の恋バナ、あはは、と笑いながら帰ったこの見慣れた帰り道。
「…こんなときに悪いけど、」
「なに、、?」
告白されるのかなぁ、なんてぼんやりと煩悩に浸っていた。
大親友のことが忘れられなくて、話は正直どうでも良かった。
「…なんでもない。」
「うん…」
気づけば、私は扉の前に立っていた。
「ここ家なんだ。じゃあ明日ね。」
「うん。」
私は、扉を開けた。
今行くからね、
私の大親友。
私の手には銀色のモノがあった。