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「 …… そこ ! 」
コート の 隅 で 、 私 は 鋭く 指 を 指す 。
若利 くん の 放った 強烈 な スパイク が 、 寸分 狂わず そこ に 突き刺さる 。
「 今 の 、 右足 の 踏み込み が 一センチ 外側 に 流れてた よ 。 」
「 …… そうか 。 よく 見て いる な 。 」
タオル を 手渡す と 、 若利 くん が 僅か に 口角 を 上げた 。
その 瞬間 、 外 の ギャラリー から 「 きゃぁぁぁ ! 」 と 悲鳴 に 近い 歓声 が 上がる 。
「 …… うるさい ネ ー 。 」
「 全方向 美少女 様 が 、 全方向 分析 中 だ って いう の に 。 」
覚 くん が ネット 際 で 、 ひょいひょい と 肩 を すくめる 。
私 は 、 不思議 そう に 首 を かしげ た 。
「 覚 くん 、 私 の 分析 、 邪魔 … なの ? 」
「 いや ? 邪魔 な の は 、 ●● チャン の 無防備 な うなじ に 釘付け に なっ て る 、 下心 丸出し の 観客 たち かな ? 」
「 うなじ …… ? あぁ 、 暑い から 結び 直し た だけ だよ 。 」
そう 言っ て 、 ぐいっ と 髪 を かき上げ て ポニーテール を 締め 直す 。
その 動作 ひとつ で 、 体育館 中 の 男子 ( と 、 一部 の 部員 ) の 心拍数 が 跳ね上がっ た こと に 、 私 は 微塵 も 気づか ない 。
「 …… 白布 。 鼻血 出し てる 暇 が ある なら 、 トス を 上げ ろ 。 」
「 出し て ません 。 集中 し て る だけ です 。 」
白布 くん が 、 少し 荒い 呼吸 を 整え ながら ボール を 掴ん だ 。
「 はい 。 みなさん 、 次 の セット 行き ます よ ~ ! 」
メガホン を 構え た 私 の 声 に 、 「 オォォ ー ! 」 と いつも 以上 の 熱量 で 応える 王者 たち 。
今日も 白鳥沢 は 、 私 の 知らない ところ で 、 私 の せい で 、 最高 に 燃え て いる 。
コート の 隅 で 、 私 は 鋭く 指 を 指す 。
若利 くん の 放った 強烈 な スパイク が 、 寸分 狂わず そこ に 突き刺さる 。
「 今 の 、 右足 の 踏み込み が 一センチ 外側 に 流れてた よ 。 」
「 …… そうか 。 よく 見て いる な 。 」
タオル を 手渡す と 、 若利 くん が 僅か に 口角 を 上げた 。
その 瞬間 、 外 の ギャラリー から 「 きゃぁぁぁ ! 」 と 悲鳴 に 近い 歓声 が 上がる 。
「 …… うるさい ネ ー 。 」
「 全方向 美少女 様 が 、 全方向 分析 中 だ って いう の に 。 」
覚 くん が ネット 際 で 、 ひょいひょい と 肩 を すくめる 。
私 は 、 不思議 そう に 首 を かしげ た 。
「 覚 くん 、 私 の 分析 、 邪魔 … なの ? 」
「 いや ? 邪魔 な の は 、 ●● チャン の 無防備 な うなじ に 釘付け に なっ て る 、 下心 丸出し の 観客 たち かな ? 」
「 うなじ …… ? あぁ 、 暑い から 結び 直し た だけ だよ 。 」
そう 言っ て 、 ぐいっ と 髪 を かき上げ て ポニーテール を 締め 直す 。
その 動作 ひとつ で 、 体育館 中 の 男子 ( と 、 一部 の 部員 ) の 心拍数 が 跳ね上がっ た こと に 、 私 は 微塵 も 気づか ない 。
「 …… 白布 。 鼻血 出し てる 暇 が ある なら 、 トス を 上げ ろ 。 」
「 出し て ません 。 集中 し て る だけ です 。 」
白布 くん が 、 少し 荒い 呼吸 を 整え ながら ボール を 掴ん だ 。
「 はい 。 みなさん 、 次 の セット 行き ます よ ~ ! 」
メガホン を 構え た 私 の 声 に 、 「 オォォ ー ! 」 と いつも 以上 の 熱量 で 応える 王者 たち 。
今日も 白鳥沢 は 、 私 の 知らない ところ で 、 私 の せい で 、 最高 に 燃え て いる 。