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ブロー・オブ・トラスト

#14

14章:手練れ

息のあったプレイでヴァニーを撃沈させたたこち、かなり、ねむりの赤チーム。
残す敵は、二人。

―ヴァニーを倒して、緑チームが残りウィスパーだけになったのはいいとして…。
逃げた方向は分かっているウィスパーより先に、潜伏しているヒメを探し出したいな…。
俺達は今マップの北東。ウィスパーはここから真っすぐ南へ行ったはず。
でも、そっちの方向から戦ってるような音は聞こえない…。
ってことは東側ではないか…。

すると、かなりも同じ考えだったようで、「集合!」とチャットしながらマップの中心へ走り出した。
マップの中心には、塔のような高い建造物がある。

―成程、高いところから探すってわけか。

塔の下まで走ってきた俺達は、かなりが放つインパルスで頂上へ飛ぶ。
マップを360度一望できる頂上につくと、早速俺達は眼下の景色に目を凝らす。
パノプティコンのように周囲を傍観する。
だが、どれだけ探してもヒメの姿は見えない。
つまり―。

―どっかの建物の中にいるな。

そう結論づけた俺達は、マップの東側以外の構造物5、6個に捜索場所を絞る。

―とりあえず降りるか…。

「GO!」

俺達は塔の頂上から降りようと、1個下のフロアへ続く階段を駆け下りる。
その時―、

グググ…

――!!??
体が動かない…!!
これは…拘束弾!?
いや、違う…。
普通のトラップ…!
ってことは―

その時、部屋の影からヒメが出てきた。
ヒメは俺にグレネードを投げ、下の階へ逃げていった。

―アイツ、上手い…!!!
攻撃は最小限ですぐに逃走…。
このグレネードは躱しようがない…。
確実にHPを削って来てる…!

ドォォン!!

躱すことができない俺は、爆発にさらされる。

―まずいな…残りのHPが…。

このHPだと棍棒1発ぐらいで殺られてしまう…。
かなりの回復弾はまだクールタイムで回復はできない。
俺の炎剣もクールタイムで一瞬で決めることもできない。
かといって、かなりとねむりのHPも残り少ない。
ヒメ、コイツ上手いぞ…!!

だが、既にかなりとねむりが、塔から逃げたヒメを追っている。

―俺も早く合流しねえとな。

塔の頂上に戻り、インパルスでかなりとねむりの方向へ飛ぶ。

―あそこか。

塔からインパルスで飛びながら、逃げるヒメを見つけた。
その後ろを、かなりとねむりが追いかけている。

―油断してかかったらボコボコにされるのはこっちだな…。

空中の俺は、そう思いながらグレネードを構えるのだった。

作者メッセージ

残りHPを目安程度に書いておきます。

※HPは最大100
【赤チーム】
たこち→残り10
かなり→残り25
ねむり→残り20
【青チーム】
ヒメ→残り??
【緑チーム】
ウィスパー→残り??

2025/08/17 13:35

TAKOっち
ID:≫ 0seAHgxl/4K6Y
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