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ブロー・オブ・トラスト

#12

12章:反撃の方程式

炎剣で掻き乱した乱戦。
だが、渦中に居続けるのは危ない。

一旦退避ッ…!
そう思ってインパルスを構えようとすると、既にねむりがインパルスを放ったところ。

「nice!」

テレパシーかよ、流石ねむり…!助かる…!

ボフュン!!

ヒットアンドアウェイの精神で、俺達はかなりとも合流して一旦体制を整える。
かなりの回復弾を浴び、現状を把握する。
緑チームはウィスパーとバニー。
青チームはヒメ。
チーム最後の1人のヒメは潜伏しながら機会を伺うだろう。
ウィスパーとヴァニーとのバトルになるか…。
俺の炎剣と、かなりの回復弾は再使用まで時間がかかる。
対する緑チームは…?
ヴァニーの封印フィールドは再展開までまだ時間がかかるだろう。
だが、ウィスパーの拘束弾はもう使用できるはずだ。
更に、ウィスパーの拘束弾は一度のクールタイムを経ると2発まで打つことができる。
つまり、2発の拘束を躱し、とどめを刺さなければいけない。
控えめに言って、至難の業だ。

クソ…、ここまでなんとか足掻いてきたけど…。
ここに来て最大の鬼門かよ…!

回復した俺達は、「GO!」と合図を送り合い駆け出す。
予想通り―ヒメは見当たらない。潜伏のようだ。
すると―、

ボフュン!!

いきなり戦場に響くインパルスの音。

―俺達じゃない…。誰だ…!?

俺達の中に緊張が走る。
周りを見渡すがどこにも敵の姿は見えない。

―ッ!上か…!!?

急いで上空を見る。すると、視界の右上から飛んでくるプレイヤーがいる。
ウィスパーである。手には拘束弾を構えている。

――回避!!!間に合わない!!!!!

バチン!!

無慈悲にも鳴り響くのは、拘束が成功した音。
固まっていた3人は、1発の拘束弾で全員拘束されてしまう。
ウィスパーがグレネードを足下に投げ、あとから飛んできたヴァニーと一緒に棍棒を手にしている。
大ダメージ必至。
そんな絶体絶命の状況の中でたこちたちは、こうチャットをしていた。

「nice!」
「nice!」
「nice!」

――ウィスパー、お前、ちょっと…読みが甘いんじゃねえ?
ちゃんと見ろよ、俺達の後ろにあるインパルス。
それも弾ける寸前の、インパルスだぜ?

ボフュン!!

拘束される直前にねむりが俺達の足下に放っていたインパルスが、俺達を拘束から解放した。

作者メッセージ

お疲れ様ですたこっちです。
最後のところを補足して説明しておきます。
拘束中は何も動けないですが、ダメージ等を食らうと動けるようになります。
で、ねむりはいち早くウィスパーに気づいて俺達の足下にインパを投げます。
それに気づかずウィスパーは拘束弾を浴びせますが、ウィスパーのグレネードよりも早くにインパルスが弾けるので、それでたこち達は逃げれたってことです。
わかりにくくてすいません!

2025/08/13 13:31

TAKOっち
ID:≫ 0seAHgxl/4K6Y
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