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ブロー・オブ・トラスト

#11

11章:逆襲の潮流

「nice!」
「nice!」

俺がトカゲボーイと戦っている間、グレネードの爆発音や空気砲が風を切る音が聞こえていた。
かなりとねむりは青チームがトカゲボーイを助けに行かないよう牽制してくれていたみたいだ。
二人の裏での助けに俺も「nice!」と返す。
空から落ちる俺は下を眺めながら現在の戦況を把握する。

今は全チームでの乱戦になっている状態―。
かなりは少し離れたところで空気砲を使い、緑チームのヴァニーと撃ち合い。
残りのプレイヤーは乱戦状態。

―なるほど。
俺は今乱戦の上空。
このゲーム、上から降る“モノ”には気づきにくい。
乱戦のおかげで皆HPは減ってるだろう。
上手く行けば誰かダウンできるかも―。

喰らえ、炎剣――!!!

地面に着地すると同時に俺は炎剣を解放する。

ドゴゴゴゴゴーーン!!

空から落ちてくる脅威に気づけたものはいなかった。
たこちの専用武器の炎剣が炎を上げて燻る―。

―よし、乱戦のお陰で、少し離れたところにいたヴァニー以外の敵は全員巻き込んで燃やすことができた。

そう、俺は落ちてくる途中に気づいたのだ。
一定時間の封印がちょうど解けたことを……!

『青チーム:ひつじがダウンしました』

―よし!あわよくばと思ったけど一人持っていけた!
ねむりが既にHPを減らしてくれてたからだ!
ねむり、ナイス削り!

「nice!」
「nice!」
「nice!」

喜びを共有しあった俺達だが、まだ油断できない。

―最大の脅威、ウィスパーはまだ、生きているのだから。

作者メッセージ

勝利までもう少し…!?応援してあげて下さい!

2025/08/11 16:23

TAKOっち
ID:≫ 0seAHgxl/4K6Y
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