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『白銀のスナイパーと静寂の守護者 〜王国建国記〜』

#9

【英国紳士(?)のティータイム外交】

場所:スーワン王国の王立庭園(雪景色が見える温室)
建国記念の式典に招待されたイギリスは、完璧にプレスされたスーツに身を包み、銀のティートレイを携えてスーワンの前に現れました。
イギリス:
「やあ、新しき王国の守護者よ。君が噂の『白銀のスナイパー』かい? 15km先の獲物を射抜くとは、我が国のSAS(特殊空挺部隊)も驚愕していたよ。……だが、戦いの後には相応の『気品』が必要だと思わないかい?」
イギリスは手際よくフォートナム・アンド・メイソンの紅茶を淹れ、スーワンの前に差し出します。
スーワン:
「…ブリカs…ブリテンか。気品、か。あいにく私は、雪の中に伏せている時間の方が長くてね。……だが、その香りは悪くない。」
スーワンは懐から、いつもの「おはぎ」を取り出し、イギリスの差し出した最高級の紅茶の隣に並べました。
イギリス:
「おや……それが噂の『OHAGI』かい? 日本から聞いたよ、君はかなりの甘党だと。だが、私のスコーンとクロテッドクリームも負けてはいないよ。……ところでスーワン。君のその『青い結晶』……少し見せてもらっても構わないかな? 我が国の大英博物館に並ぶべき歴史の重みを感じるんだが。」
イギリスの目が、外交官のそれから「収集家(あるいは魔術的探求者)」の鋭い光に変わります。
スーワン:
「……断る。これは展示品ではない。私の国の『記憶』そのものだ。……迂闊に触れれば、君のその自慢の眉毛も凍りつくことになるぞ。」
イギリス:
「(苦笑して)ははは、手厳しいね! だが、そういう神秘的な拒絶、嫌いじゃないよ。……どうだい、今度ロンドンへ来ないか? 君の『静(SHIZU)』と、我が国の情報網を繋げば、世界の『亡霊』どもの動きなど、茶を飲み干す前に掌握できるはずだが?」
イギリスは微笑を絶やさないまま、テーブルに置かれた自身のスマートフォン(あるいは特殊端末)をさりげなく操作しました。彼の目的は、スーワンの「青い結晶」から放たれる未知のエネルギー波形を盗み取ることです。

作者メッセージ

やっぱりブリカs……ブリテンです!

2026/03/31 12:47

木綿豆腐
ID:≫ .6hYHj7tqbti.
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