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誰も知らないifストーリー

#3

グリム童話「赤ずきん」

[太字]※注意 ヤンデレ表現があります。ご注意ください。

キャラ崩壊どころじゃないので気をつけて。[/太字]

「お母さん、行ってくるね」

「気をつけて行ってきなさい、寄り道しちゃダメよ?」


「もちろん、気をつけるよ」



「行ってきます」




私、赤ずきん。

おばあちゃんのお見舞いに行くの。



森の中だから急いで行こっと。



・・・いた。


また狼がいる。



「赤ずきんちゃん、どこへ行くんだい?」


「おばあちゃんのお見舞いに行くの。」


「いっつも大変だね、ご苦労さま。」



「ありがとう、オオカミさん。」


「今日もお花を摘んでいくのかい?」


「ええ、そうよ。きれいなお花がたくさんあるもの。」


「僕もついていっていいかい?」


「もちろんいいよ?」



テクテクテクテク


「いつ来てもきれいだね。」


「君のほうがきれいだよ。」


「フフッ笑 ありがとう。」



[水平線]
[オオカミ視点]

うまくいきそうだ。


何度も何度も一緒に花を摘んで。


君を信じ込ませることができた。



君でも、おばあさんとお母さんがいなくなったら悲しくなるよね?


君が頼りがいがありすぎるせいなんだ。


そんなところも好きだけどね。



君のことをずっと見ていたんだから、家の場所も、お気に入りの場所も、

[太字]全部全部知ってるんだよ?[/太字]


この世界で君を愛せるのは僕だけなんだ♡


・・・先回りしないと。


「僕は先に帰るね、また今度」

「うん、バイバイ。」



先におばあさんのところへ行く。


屋根の煙突から中に入る。


焼かれるようなヘマはしない。

それでやられた仲間もいるし、今日のために調べたから。


3.2.1・・・



今っ!



ドズンッ

「あんた誰だい?」


ガブッ


ごめんね、これも赤ずきんちゃんのためだから。



僕と君の邪魔者はいらないもんね?




次は君の家だね。



お母さんを食べてすぐに隠れる。

悲しんでいるところに近づく。


そうしたら、僕を頼ってくれるはず・・・!


ここに煙突はないから、裏口から入る。



カチャッ






[大文字]ドサッ[/大文字]


なんで・・・・?



ここに赤ずきんちゃんがいるの・・・?



「ごめんね、狼さん。私のためなの。」



「・・・そう。なら本望だよ。」


「じゃあね、バイバイ。」



あそこで別れたとき、また会えると思ったのは僕だけだったみたい。


あそこで、「またね」じゃなくて、「バイバイ」だったのは


このことをわかっていたからなんだね。



「君のこと、愛してるよ。」




君の世界に僕はいらない。


なら僕は喜んで退場しよう。



君に出会えて幸せだったよ。


[水平線]

[赤ずきん視点]


オオカミが私のことを好きなのは知っていた。



ごめんね、利用しちゃって。



でも、ありがとう。あの老いぼれを食べてくれて。



あの[漢字]人[/漢字][ふりがな]おばあちゃん[/ふりがな]がいなくなって清々したよ。


あの人は、赤の他人なの。


ただ、少し前にまんまと詐欺に引っかかってくれたからさ。



ちょっとしたお礼だよ。



まぁ、あのお見舞い品には少量の毒が入ってるんだけど。



あの人は親戚もいないから、遺産を受け取れる可能性があるかもじゃん?




私達は幸せだから、ごめんね?


前に言ってくれたよね。




[中央寄せ][大文字]「君が幸せなら、僕も幸せだよ」って。[/大文字][/中央寄せ]

作者メッセージ

ご閲覧ありがとうございました〜
まさかこうなるとは私も思いませんでした。
それでは、また次回お会いしましょう!

2024/09/21 21:13

みかん@活休中
ID:≫ 78UZVo6DJIHP2
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捏造設定童話昔話

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