[太字]『孤独な裏切り者により、妨害が発動しました。
妨害内容は、[斜体]『戦闘撹乱』です。[/斜体]』[/太字]
癖のないまっすぐな機械音声で『妨害』がアナウンスされた。
[斜体]『戦闘撹乱』[/斜体]、20分間全員のスキルを封じる妨害だ。
この妨害によって、多くの戦闘に動きがあった。一つずつ見ていこう。
[水平線]
[太字]〜帷編〜[/太字]
「武器はどこだっ・・・・!」
帷は、自身のスキルの『空間把握能力』を頼りに武器を探している。
彼女がいるのは、武器が置かれている5階ではない。
地下に隠された多くの部屋。その中の一つである武器庫。
―――の迷路の中。
「スキルに頼りっぱなしだったのを痛感するな・・・。」
先程までは、自身のスキルの『空間把握能力』でゴールまでの道を把握して進んでいた。
「こういうときに限って、『妨害』か。」
そう、孤独な裏切り者による妨害によってスキルが使えなくなってしまった。
彼女の[漢字]羅針盤[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな]はなくなった。自らの足で、ゴールを探すしかないのだ。
ヒュンッ
「さっきから、罠が多いな・・・。」
そう言いながら、銃で罠を破壊する。
スキルは使えないが、ある程度の罠の場所なら覚えているようだ。
「自分が戻るまで、ゼロは大丈夫なのか・・・?」
[水平線]
[太字]〜昊vs零編〜[/太字]
「ははっ、めんどくさい能力だったな。」
昊は、零を見て笑う。
「だが、『妨害』のおかげでスキルは封じられた。感謝しなくては。」
「俺がスキルだけを頼りに戦っていたとでも思っているのか? 俺を倒せるとでも?」
零は挑発する、昊は無視して話を続ける。
「僕は、正面突破は苦手だからな。 こういう手を使うんだ。」
そう言って、[太字]何か[/太字]を投げた。
それは、光を発して零を威嚇する。
―――そう、閃光弾だ。
「爆弾は僕の専門分野だ、せいぜい苦しんでくれ。」
「どこまでも面倒だな、だが俺の首は安くないぞ?」
[水平線]
[太字]〜清美vs琥珀&フブキ編〜[/太字]
[太字]『孤独な裏切り者により、妨害が発動しました。
妨害内容は、[斜体]『戦闘撹乱』です。[/斜体]』[/太字]
音声が流れた途端、彼女らは退き、動きを止める。
「さぁて、2人はもうスキルを使えないね。どーするつもり?」
清美は、そう問う。 フブキは武器を持たず、琥珀の銃弾も残りわずかだ。
(もう私は、絶対に―――)
「負けない、とか思ってるの〜?♡」
ここにいるはずのない人物の声が聞こえる。
声の主は、真帆だ。
「なんでお前がここにいるんだよ・・・!?」
「なんでって、楽しそうなことしてるからじゃん!♡」
光のない瞳が、清美を捉える。
「まさか、僕も混ぜてくれるよね?♡」
真帆の瞳とは対照的に、清美が持つ刀はギラリと光を放っている。
「―――いいよ、全員まとめてきな。返り討ちにしてあげるから。」
[水平線]
[太字]〜遥人編〜[/太字]
「不意打ち自体は成功したけど、これは厳しいな・・・・。」
田中遥人、彼の腕には大きな傷がついているが、今は包帯で見えなくなっている。
「この傷を抱えながらでも、秘宝を見つけられればいいけど。」
秘宝を2つ捧げれば、傷が少しずつ回復する。
清美が彼を逃がしたのは、そういう意味合いもあるのだろう。
(流石に清美さんでも、2vs1は厳しいよね。)
「急いで秘宝を見つけにいかないと・・・・。」
片腕を動かすことはできるため、戦闘も可能だ。
だが、両腕が動かせないと『戦闘不能』と判断されるかもしれない。
彼もギリギリの状態なのだ。
[水平線]
[太字]〜時雨&??編〜[/太字]
「ん〜。秘宝って意外と見つからないね〜!」
のほほんとしながら秘宝を集めている時雨さん。
そして―――。
それを影から見ている俺、つまり鴻上ソウだ。
(時雨さん、同じところしか探してない気が・・・・。)
時雨さんは、ずっとぐるぐる同じところを回ってる。
(ここで脱落させれば、だいぶ楽になる気がするけど・・・。)
俺は、まだ秘宝を持っていない。
怪我をする可能性も考えて、最低でも1つ、いや2つは持っておきたい。
(まだ戦わなくていいか・・・・。)
「ねぇねぇ、キミはいつまでそこで見てるの?」
俺は後ずさる。この人、俺に気づいてたのか・・・・。
―――別に影が薄いわけでもないし、隠れる技術も持っていないから、当然か。
「ちょっと面白いことを考えたんだけどさ。協力してよ!」
いたずらっ子のような笑みで、彼女はそう告げた。
妨害内容は、[斜体]『戦闘撹乱』です。[/斜体]』[/太字]
癖のないまっすぐな機械音声で『妨害』がアナウンスされた。
[斜体]『戦闘撹乱』[/斜体]、20分間全員のスキルを封じる妨害だ。
この妨害によって、多くの戦闘に動きがあった。一つずつ見ていこう。
[水平線]
[太字]〜帷編〜[/太字]
「武器はどこだっ・・・・!」
帷は、自身のスキルの『空間把握能力』を頼りに武器を探している。
彼女がいるのは、武器が置かれている5階ではない。
地下に隠された多くの部屋。その中の一つである武器庫。
―――の迷路の中。
「スキルに頼りっぱなしだったのを痛感するな・・・。」
先程までは、自身のスキルの『空間把握能力』でゴールまでの道を把握して進んでいた。
「こういうときに限って、『妨害』か。」
そう、孤独な裏切り者による妨害によってスキルが使えなくなってしまった。
彼女の[漢字]羅針盤[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな]はなくなった。自らの足で、ゴールを探すしかないのだ。
ヒュンッ
「さっきから、罠が多いな・・・。」
そう言いながら、銃で罠を破壊する。
スキルは使えないが、ある程度の罠の場所なら覚えているようだ。
「自分が戻るまで、ゼロは大丈夫なのか・・・?」
[水平線]
[太字]〜昊vs零編〜[/太字]
「ははっ、めんどくさい能力だったな。」
昊は、零を見て笑う。
「だが、『妨害』のおかげでスキルは封じられた。感謝しなくては。」
「俺がスキルだけを頼りに戦っていたとでも思っているのか? 俺を倒せるとでも?」
零は挑発する、昊は無視して話を続ける。
「僕は、正面突破は苦手だからな。 こういう手を使うんだ。」
そう言って、[太字]何か[/太字]を投げた。
それは、光を発して零を威嚇する。
―――そう、閃光弾だ。
「爆弾は僕の専門分野だ、せいぜい苦しんでくれ。」
「どこまでも面倒だな、だが俺の首は安くないぞ?」
[水平線]
[太字]〜清美vs琥珀&フブキ編〜[/太字]
[太字]『孤独な裏切り者により、妨害が発動しました。
妨害内容は、[斜体]『戦闘撹乱』です。[/斜体]』[/太字]
音声が流れた途端、彼女らは退き、動きを止める。
「さぁて、2人はもうスキルを使えないね。どーするつもり?」
清美は、そう問う。 フブキは武器を持たず、琥珀の銃弾も残りわずかだ。
(もう私は、絶対に―――)
「負けない、とか思ってるの〜?♡」
ここにいるはずのない人物の声が聞こえる。
声の主は、真帆だ。
「なんでお前がここにいるんだよ・・・!?」
「なんでって、楽しそうなことしてるからじゃん!♡」
光のない瞳が、清美を捉える。
「まさか、僕も混ぜてくれるよね?♡」
真帆の瞳とは対照的に、清美が持つ刀はギラリと光を放っている。
「―――いいよ、全員まとめてきな。返り討ちにしてあげるから。」
[水平線]
[太字]〜遥人編〜[/太字]
「不意打ち自体は成功したけど、これは厳しいな・・・・。」
田中遥人、彼の腕には大きな傷がついているが、今は包帯で見えなくなっている。
「この傷を抱えながらでも、秘宝を見つけられればいいけど。」
秘宝を2つ捧げれば、傷が少しずつ回復する。
清美が彼を逃がしたのは、そういう意味合いもあるのだろう。
(流石に清美さんでも、2vs1は厳しいよね。)
「急いで秘宝を見つけにいかないと・・・・。」
片腕を動かすことはできるため、戦闘も可能だ。
だが、両腕が動かせないと『戦闘不能』と判断されるかもしれない。
彼もギリギリの状態なのだ。
[水平線]
[太字]〜時雨&??編〜[/太字]
「ん〜。秘宝って意外と見つからないね〜!」
のほほんとしながら秘宝を集めている時雨さん。
そして―――。
それを影から見ている俺、つまり鴻上ソウだ。
(時雨さん、同じところしか探してない気が・・・・。)
時雨さんは、ずっとぐるぐる同じところを回ってる。
(ここで脱落させれば、だいぶ楽になる気がするけど・・・。)
俺は、まだ秘宝を持っていない。
怪我をする可能性も考えて、最低でも1つ、いや2つは持っておきたい。
(まだ戦わなくていいか・・・・。)
「ねぇねぇ、キミはいつまでそこで見てるの?」
俺は後ずさる。この人、俺に気づいてたのか・・・・。
―――別に影が薄いわけでもないし、隠れる技術も持っていないから、当然か。
「ちょっと面白いことを考えたんだけどさ。協力してよ!」
いたずらっ子のような笑みで、彼女はそう告げた。
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