「『空白』を解除!♡」
その瞬間、すべてが同時に動き出した。
参加者も、時計の秒針も。
[太字]そして、数々の地雷たちも。[/太字]
それらは、己の役目を果たすために自ら爆ぜて、多くの参加者を吹き飛ばす。
「おい、昊!? なんで爆発してるんだ?!」
誰も重症は負っていないようだが、場を混乱させるには十分だ。
真帆の狙いはそれだったのか?
「僕にも理解ができない・・・・。一体なんで・・・!!!」
昊と真帆の目が合う。まるで何かに導かれたかのように。
「まさか・・・・、キミのスキルのせいか・・・?」
「どうだろうね〜?♡ きっと昊にはわからないよ♡」
挑発するように、真帆が言う。それでも昊は考え続ける。
ナイフのように鋭い清美の声を聞くまでは。
「昊! 2人がここから抜け出した! 今すぐ5階に行って! [太字]アレ[/太字]も持って!!」
この混乱の隙に、帷と零はここから抜け出し、武器のある5階に向かった。
「わかった、また会おう!」
(たしか、5階にはプラネタリウムがあったな。)
[水平線]
「まだスキルも使ってないのに。」
ただ一人、暗闇の中で呟く彼。
「・・・なんで僕は、こんなに影が薄いんだろう。」
うっすらと光る天井の下、彼は武器を手に取る。
「誰にも気づかれずに、5階まで来れるなんて。すごい幸運だよね。」
(ここで待ち伏せすれば、全員倒せる?)
だが、その考えを捨てるかのように首を横に振る。
(もしも複数人で攻められたら、負けるのは僕だ。)
ガチャ ギィィィィィィ
重い扉が開く。
「まさか先客がいたとはな。」
零夜と紫音だ。どさくさに紛れて、ここまでたどり着いたらしい。
「遥人さん・・・、そこをどいてください・・・・。」
警戒は忘れない。流石だ。
「もちろん。」
(影が薄い僕を、こんな暗いところで見つけるなんて。)
(確実に強敵。でも、戦いがいがありそうだね。)
うっすらと笑みを浮かべながら、武器を手に取る彼らを見つめていた。
[水平線]
「ここなら、他よりも安全に通れるはず。」
そう口にした彼女がこちらを振り返る。そして、通路全体に足音が響き渡る。
「ゼロ。ここから5階まで行く。」
「了解だ。 お前も地下の存在を知っていたのか・・・。」
ここは地下。存在が公表されていない場所の一つ。
存在を認識している参加者が少ないので、安全に行けるとの判断だろう。
だが、存在を知らなくてもここに来ることは可能だ。例えば―――。
「こんなところに空間があるとはな! 僕は知らなかったよ。」
[太字][大文字]尾行。[/大文字][/太字]
「ゼロ、聞いてくれ。」
[水平線]
「自分は、休憩時間にここを探索していて、武器がある部屋を知っている。」
「・・・俺が時間を稼げばいいんだな?」
「そういうことだ。自分が武器を持ってくるまでの間、耐えてほしい。」
「わかった。任せておけ。」
「作戦会議は終わったのか?」
「あぁ。」
「それじゃあ、始めるか。この勝負にすべてを賭ける。」
その瞬間、すべてが同時に動き出した。
参加者も、時計の秒針も。
[太字]そして、数々の地雷たちも。[/太字]
それらは、己の役目を果たすために自ら爆ぜて、多くの参加者を吹き飛ばす。
「おい、昊!? なんで爆発してるんだ?!」
誰も重症は負っていないようだが、場を混乱させるには十分だ。
真帆の狙いはそれだったのか?
「僕にも理解ができない・・・・。一体なんで・・・!!!」
昊と真帆の目が合う。まるで何かに導かれたかのように。
「まさか・・・・、キミのスキルのせいか・・・?」
「どうだろうね〜?♡ きっと昊にはわからないよ♡」
挑発するように、真帆が言う。それでも昊は考え続ける。
ナイフのように鋭い清美の声を聞くまでは。
「昊! 2人がここから抜け出した! 今すぐ5階に行って! [太字]アレ[/太字]も持って!!」
この混乱の隙に、帷と零はここから抜け出し、武器のある5階に向かった。
「わかった、また会おう!」
(たしか、5階にはプラネタリウムがあったな。)
[水平線]
「まだスキルも使ってないのに。」
ただ一人、暗闇の中で呟く彼。
「・・・なんで僕は、こんなに影が薄いんだろう。」
うっすらと光る天井の下、彼は武器を手に取る。
「誰にも気づかれずに、5階まで来れるなんて。すごい幸運だよね。」
(ここで待ち伏せすれば、全員倒せる?)
だが、その考えを捨てるかのように首を横に振る。
(もしも複数人で攻められたら、負けるのは僕だ。)
ガチャ ギィィィィィィ
重い扉が開く。
「まさか先客がいたとはな。」
零夜と紫音だ。どさくさに紛れて、ここまでたどり着いたらしい。
「遥人さん・・・、そこをどいてください・・・・。」
警戒は忘れない。流石だ。
「もちろん。」
(影が薄い僕を、こんな暗いところで見つけるなんて。)
(確実に強敵。でも、戦いがいがありそうだね。)
うっすらと笑みを浮かべながら、武器を手に取る彼らを見つめていた。
[水平線]
「ここなら、他よりも安全に通れるはず。」
そう口にした彼女がこちらを振り返る。そして、通路全体に足音が響き渡る。
「ゼロ。ここから5階まで行く。」
「了解だ。 お前も地下の存在を知っていたのか・・・。」
ここは地下。存在が公表されていない場所の一つ。
存在を認識している参加者が少ないので、安全に行けるとの判断だろう。
だが、存在を知らなくてもここに来ることは可能だ。例えば―――。
「こんなところに空間があるとはな! 僕は知らなかったよ。」
[太字][大文字]尾行。[/大文字][/太字]
「ゼロ、聞いてくれ。」
[水平線]
「自分は、休憩時間にここを探索していて、武器がある部屋を知っている。」
「・・・俺が時間を稼げばいいんだな?」
「そういうことだ。自分が武器を持ってくるまでの間、耐えてほしい。」
「わかった。任せておけ。」
「作戦会議は終わったのか?」
「あぁ。」
「それじゃあ、始めるか。この勝負にすべてを賭ける。」
- 1.0話
- 2.0話
- 3.0話
- 4.1話
- 5.2話
- 6.3話
- 7.4話
- 8.5話
- 9.6話
- 10.7話
- 11.8話
- 12.9話
- 13.10話
- 14.11話
- 15.12話
- 16.13話
- 17.14話
- 18.15話
- 19.16話
- 20.17話
- 21.18話
- 22.19話
- 23.20話
- 24.21話
- 25.22話
- 26.23話
- 27.24話
- 28.25話
- 29.26話
- 30.27話
- 31.28話
- 32.29話
- 33.30話
- 34.31話
- 35.32話
- 36.33話
- 37.34話
- 38.35話
- 39.36話
- 40.37話
- 41.38話
- 42.39話
- 43.40話
- 44.41話
- 45.42話
- 46.43話
- 47.44話
- 48.45話
- 49.46話
- 50.47話
- 51.48話