※[漢字]めっちゃくちゃ長いよ[/漢字][ふりがな]総文字数8368文字[/ふりがな]、自分で推理したい人は読んでみてね。
〜それぞれの部屋に転送されたあと〜
「俺だけ、ここに残したままで一体どういうつもりだ?」
そうGMに聞いたのは、朱鳥零。
そう、彼だけ所属陣営発表で呼ばれていない。
『君には、特別な役職を任せようと思ったんだ〜!』
モニター越しに聞こえる声、映る人間は仮面をつけていて素顔は見えない。
幼気で、どこか危険な香りがするGMは、彼に役職を伝えた。
[太字][大文字]『君に送る役職は、怪盗。全員を騙して欺いてね。』[/大文字][/太字]
[水平線]
「その怪盗について・・・・。」
楠木 帷がどこか複雑そうな顔をして言う。
「この怪盗は、[太字]自身がなった陣営の勝利を横取りする[/太字]らしい。」
自陣営の勝利が奪われてしまう可能性が出てきた、そこに例外はない。
その事実に場が凍りつく。これで、村人、人狼、妖狐が結託する理由が生まれた。
「ということは、そっちの人狼sideの人たちは怪盗でない証明は出来るのでは?」
そう言ったのは、鴻上ソウ。
姉のアオイがいなくなってから立ち直り、以前よりも発言数が増えた。
「なるほど、私達の中には人狼が2人いるのが確定。そして、それを知っている狂信者。
さらに、道連れで本物かわかる黒猫ってことですか。」
「そういうことだね〜!でも村人陣営はどうするの〜?僕らは証明が簡単だけどさ〜?」
琴乃儀未来がちらりと朱鳥零を見る、その彼は先程から表情が少し硬い。
それを見て、少し笑う彼女。一体どのような意図があるのだろうか。
「GM〜?♡ 怪盗が、例えば占い師をとったときはどうなるの〜?♡」
『はいはい、GMだよ〜?
占い師が怪盗に役職を取られたときは、怪盗は占えるけど元の占い師は出来ないよ〜。』
「じゃあ、もし怪盗が村人sideの役職を奪ったら、村人sideは不利になるわね。」
そう口にしたのは、如月琥珀だ。
まさにその通りで、例えば占い師が怪盗に奪われたら。
怪盗は、どんどん参加者の役職を知っていき、それでいて他の陣営の勝利を横取りする。
「・・・先に、怪盗を見つけたほうがいいね。その後に妖狐を見つけよう。」
その一言に頷く、参加者たち。だがその中には当然だが怪盗と妖狐も潜んでいる。
誰も信じることが出来ない状況で、彼が口を開く。
「[漢字]私達[/漢字][ふりがな]人狼side[/ふりがな]は、確実に役職を証明できないのが2名ですね。」
星河はそう言った。だが、その言葉をすぐに信じ込んではいけない。
それはなぜか?
彼はウソをつくことに長けている。その事実だけで、参加者は彼を信じることが出来ない。
つまり、この発言も嘘の可能性があるのだ。
それを庇うように帷が言う。
「誰も信じていないようだから言う、[太字]自分は人狼[/太字]だ。
そして、星河が言っていることは正しい。・・・これでいいのか?」
従来のルールなら、ほとんどあり得ない人狼の[漢字]CO[/漢字][ふりがな]カミングアウト[/ふりがな]だが、今回はわけが違う。
自身の所属陣営が全員に知らされ、それでいてその中に敵が潜んでいる。
信じる相手がいないよりも、音頭をとる参加者がいたほうがいいとの判断だろう。
「それでだが、一体どうやって怪盗を探すつもりなんだ?」
昊の意見はもっともだ。このままだと、ランダムに吊って自陣営を不利にしかねない。
投票が可能なのは村人sideの参加者。
全員、考えが浮かばないようだ。
その後、特に大きな出来事もなく能力発動の時間となった。
初日のため、能力を発動するのは占い師のみ。やはり、緊張しているように見える。
その結果とは・・・・・。
「琥珀が白、村人だったよ〜♡」
残念ながら、怪盗や妖狐を見つけることは出来なかったようだ。
「どうしてキミは彼女を占ったのかな?」
少し積極的に会議に参加している昊、いったい何の意図があるのか。
「今日は判断材料が少なかったからね〜♡怪盗を狙ってみたんだ〜♡」
「思ったよりもしっかりした理由だった。」
清美が真顔でそう言う。その表情は真帆を疑うようにも信じるようにも見える。
「でもどうするの〜!? みんなは誰に投票する!?」
「明流、投票できるのは村人sideだけ。私達には言わないと思うけど。」
そう、村人sideがそう簡単に情報を渡すとは限らない。
人狼sideと発表された参加者はただその時を待つしかないのだ。
その後、何事もなく話し合いの時間が終了し投票の時間となった。
何事もないということは、決定的な証拠がないということ。
もどかしさを感じながらも、時雨は口を開く。
「でも、判断材料がないのは確かだよね。」
「そうだよね、もしも人狼を吊って、残りの人狼が子狐にされたら・・・。」
「どうやって決めれば・・・。」
「今回、昊は割と村人っぽいなって思ってる。会議にも積極的だったし。
でも、それ以外は全員同じくらいかな。判断できない。」
「それなら、僕を吊ったら〜?」
この緊張した場面に似合わない のんきな声、未来の声だ。
「ねー、人狼sideの人たちは僕を吊っても大丈夫って知ってるよね〜?」
一応、納得はしている様子だ。きっと、人狼ではないのだろう。
「だから、とりあえず僕を吊っても問題はないはずだよね〜?」
「まあ、そういうことなら・・・・。」
「でも、ここで急に言い出すのは怪しくない?」
「他に投票する人がいないし・・・・。」
一人、また一人と投票していく。
それぞれの思惑が交じりながら、投票に自身の思いを乗せる参加者。
それを、未来は薄笑みを浮かべて見ている。
「最多得票者を発表する。琴乃儀 未来だ、無力化させてもらう。」
そして、と[漢字]GM代理[/漢字][ふりがな]蓮[/ふりがな]が続ける。
そこで、村人sideたちは理解した。
彼女が吊られたのは、単なる献身ではない、と。
今、気づいても投票を変えることはできない。
吊られた彼女の笑みの理由に気づきながら、参加者は次の言葉を待った。
「彼女は黒猫だ、誰か一人選んでくれ。」
そう、黒猫だ。投票で吊られたときに誰か一人を巻き込める役職。
「んー、よし!」
本人は、誰を道連れにするか決めた様子だった。
「僕と一緒に地獄に堕ちてね、清美?」
「ほんっとうに・・・、最悪だ。[小文字]蓮、また会おうな。[/小文字]」
そう言い残して、2人は体が透けて消えていった。
「少しずつ夜が近づいて、人狼が暗躍する時間がやってくるが、騎士と暗殺者が立ち上がる。
騎士は参加者を 暗殺者は能力使用有無を伝えてくれ。」
村人sideの参加者は、騎士/暗殺者を知っているので、すがるような表情で待っている。
人狼sideの参加者は、特に人狼は襲撃が出来るかどうかの重要な局面、
緊張した表情で村人sideの参加者を見ている。
2人は、能力をどう使うか選択したようだった。
すると少しずつ場が薄暗くなっていき、最終的には真っ暗で、
自身の近くのテーブルすらも見えなくなってしまったようだった。
そして、一人の声が闇夜に響く。
「そして、真夜中。人狼達が獲物を狙うために策を練る時間だ。
人狼の参加者同士でテレパシーが使えるようにしたから、誰を襲撃するか話し合ってくれ。」
他の参加者は、暗闇のなか一人でいることがやはり恐ろしいのか、
早くこの時間が終わるよう、祈っている者が多い。
「夜は明け、人狼を探す話し合いが始まる。今回の無力化はなしだ。
それでは、また陣営ごとの話し合いだ。10分間を有意義に使ってくれ。」
[水平線]
ここからは、一日ごとに明かされている参加者の役職などを
まとめて載せていくよ!自分で考えてみたい人は使ってみてね!
なお、役職は初日の村人sideたちのCO内容も含まれているよ。 GMより
このゲームの超簡単にまとめたルール
・村人、人狼、妖狐、怪盗の4つの陣営に分かれて行う。
・村人sideは他の3つの陣営の参加者をすべて無力化すれば勝利。
・人狼sideは[漢字]他の2つの陣営[/漢字][ふりがな]妖狐・怪盗[/ふりがな]の参加者を無力化し、村人を人狼と同等の数まで減らすと勝利。
・妖狐sideは人狼の勝利を横取りすることが出来る。
・怪盗は自身が入れ替わった参加者の役職の陣営の勝利を横取りできる。
・村人sideは「投票」することができ、最多得票者を無力化できる。
鴻上ソウ 暗殺者
胡桃真帆 占い師
猫宮フブキ ?
田中遥人 ?
朱鳥零 ?
楠木帷 人狼CO
篠宮明流 ?
瀬津和眞 ?
如月琥珀 村人(占い)
風絶紫音 霊媒師
琴乃儀零夜 騎士
雪月昊 ?
篠宮京 ?
朝日奈時雨 ?
天ヶ崎星河 ?
占い:琥珀⇨村人 投票⇨未来が無力化、だが黒猫だったため清美が道連れで無力化。
襲撃⇨なし
退場者
黒原清美 霊媒師
琴乃儀未来 黒猫
[水平線]
〜10分後〜
「それでは、20分間の全体の話し合いの時間だ。」
そのアナウンスに間髪入れず、話し合いが始まる。
「人狼sideの中で2人ローラーすれば、確実に妖狐を落とせますよ。」
そこで疑問の声があがる。
「ローラーって何?」
人狼をやったことがない参加者には馴染みがない言葉のようだ。
「ローラーというのは、まあ怪しい人を順番に吊っていく戦術ですね。」
そして、今回の標的は妖狐。
「んー、どうしてローラーか説明してほしいな〜!」
半分くらいの参加者が首をかしげている、説明は必須だろう。
「ですから、人狼sideに妖狐がいるのは確定で、人狼、黒猫、狂信者は
それぞれ自身の役職の証明ができます、人狼ならお互いに認知していますし、黒猫は道連れ。
狂信者の方にも、人狼の方を2名とも当てていただきました。
残っているのは、狂人か妖狐。狂人がいなくなるとはいえ、確実に妖狐を落とせます。」
「だが、狂信者や黒猫が2名以上いるかもしれないだろう?」
そう、このゲームでは役職の人数が明記されていない。
「いえ、その可能性はないのですよ。」
ルールにこう書いてあるからですね、といいながら文を指で示す。
[太字]・それぞれの人数は不明であるが、それぞれ1人以上必ず存在する。
・しかし、妖狐は1人、人狼は2人で確定である。[/太字]
「人狼sideは6人だと発表されましたから、
人狼が2人、黒猫が1人、狂信者が1人、狂人が1人、妖狐が1人しかありえないんです。」
なるほど、と感嘆する声が聞こえてくる。
「遥人と京をローラーしたいんだ、自分たちは。」
「だから、2日間でこの2人を吊ってほしいんです。」
村人sideは考え込んでいる、嘘の可能性はあるのか、それとも本当なのか。
「理解したよ・・・・・、こっちにも得だからね・・・・。」
沈黙を破った、その一言で一斉に顔を上げる参加者。
「それで、先にどっちを吊るかだけど・・・・。」
「いや、自分たちで指示すれば一日でローラー出来る。」
そう言い、ルールの一文を指差す。
[太字]・最多得票数が1人か2人の場合は、最多得票者が全員無力化される。[/太字]
「最悪の場合、全員の役職を開示してもいいんじゃない?
村人は証明ができないから、そこを吊っていけば怪盗も・・・・。」
「いや、騎士はここでCOできない。」
[太字]・同じ人を連続で守ることも可能だが自分を守ることはできず、[漢字]CO[/漢字][ふりがな]自分の役職を明かすこと[/ふりがな]もできない。[/太字]
「それに、このルールがなくても騎士がバレたら人狼に襲撃されるよね。」
「うん、ここでその提案をしたのは怪しいかも。」
「俺も そう思うぞ?」
少し緊張がほぐれてきたように見える。
「それじゃあ、同時退場を狙うわけだけど。
村人さんたちはどうやって同時に行うつもりなのかな?」
ローラー対象の田中が煽る、しかし誰も動じない。
―――たった一人を除いては。
「え、どうしよう!どうすればいいの!?」
「明流だけよ、そんなに動揺しているの。」
その後、特に何事もなく能力発動時間になった。
紫音の霊媒により、清美の役職は霊媒師で確定。
そして、真帆の占いによって―――。
「帷が子狐だったよ〜♡」
その言葉に動揺するが、村人sideはローラーの前に帷を吊ることに。
「違う、自分は子狐じゃない!!」
珍しく大きな声を出した帷の意見を一蹴し、投票で帷が無力化した。
「先に怪盗を探したほうがいいんじゃない〜?♡」
と言った真帆の意見は、
「そのために目の前の敵を見逃すわけにはいかない。」
と零に丸め込まれ。
その夜は風絶紫音が無力化され、この会場から姿を消した。
[水平線]鴻上ソウ 暗殺者
胡桃真帆 占い師
猫宮フブキ ?
田中遥人 ?
朱鳥零 ?
篠宮明流 ?
瀬津和眞 ?
如月琥珀 村人(占い)
琴乃儀零夜 騎士
雪月昊 ?
篠宮京 ?
朝日奈時雨 ?
天ヶ崎星河 ?
占い:帷⇨子狐 霊媒:清美⇨霊媒師 投票⇨帷が退場。 襲撃⇨紫音が退場。
退場者
黒原清美 霊媒師
琴乃儀未来 黒猫
楠木帷 子狐
風絶紫音 霊媒師
[水平線]
3日目、本来の人狼ならここが山場になる。
そして、例のごとく何事もなく全体の話し合いが始まる。
―――その静けさの理由に気づけていれば、きっと良かったのだろう。
ローラーの開始を決心した参加者一同は、占いの結果を待つ。
「時雨が村人だったよ〜♡」
「白髪、どうしてローラー対象を占わなかった?」
「真帆さん、本当に村人sideなんですか・・・・?」
「だってさ〜?♡ 妖狐が怪盗に交換されている可能性もあるよね〜?♡
だから怪盗を狙ってみたんだよ♡」
一理ある、だが。
「妖狐が交換されている可能性を、話し合いで言わなかったのはあんたでしょ?」
「僕視点だと、京さんはほぼ確実に敵だから占ってほしかったんだけど。」
「まさか、わざとってわけではないでしょうね?」
見逃すほど、この参加者たちは甘くないようだ。
「そしたらどうするの〜?♡ ローラーを放棄してまで僕を吊るのかな〜?♡」
他の参加者は黙ってしまった。
「一応言っておきますけど、人狼はあなたを襲撃できるんですよ?
あなたが騎士に守られていなければ、村人sideを不利にします。」
「妖狐や怪盗を見つける手段をわざわざ手放すかな?♡」
その言葉に星河は口をつぐむ、が色々と言いたげな表情だ。
「それでは、投票の時間だ。村人sideは投票してくれ。」
村人は必死に考え、1日でローラーするために誰がどちらに投票するかをお互いに伝えた。
その中で、怪盗である零はこう考えていた。
(あまりにも白髪が怪しい、でも俺はあいつから盗ってないぞ?)
そのころ帷が吊られ、ただ一人残された人狼は頭を抱えていた。
(占い師を襲撃したい。でも本人の言う通り乗っ取り役職も考慮しないと。)
「投票結果を発表する。無力化されるのは―――」
村人sideは冷静さを取り戻したようだ。全員が言われたとおりに投票すればよいのだから。
「田中遥人だ、無力化する。」
全員驚きを隠せないようだった、投票がうまく行かなかったから。なら結論は1つ。
「私達の中に、裏切ったやつがいる・・・!」
その日の夜、琴乃儀零夜が襲撃によって退場した。
[水平線]
鴻上ソウ 暗殺者
胡桃真帆 占い師
猫宮フブキ ?
朱鳥零 ?
篠宮明流 ?
瀬津和眞 ?
如月琥珀 村人(占い)
雪月昊 ?
篠宮京 ?
朝日奈時雨 村人
天ヶ崎星河 ?
占い:時雨⇨村人 投票⇨遥人が退場。
退場者
黒原清美 霊媒師
琴乃儀未来 黒猫
楠木帷 子狐
風絶紫音 霊媒師
田中遥人 ?
琴乃儀零夜 騎士
[水平線]
「それでは、話し合いを始めてくれ。」
事務的なセリフとともに、4日目が始まった。
「最初にいいかな〜?♡」
間髪入れずに、真帆が切り出す。
「ゼロは怪盗でほぼ確定だと思うよ♡」
「白髪、言いがかりはよせ。俺が怪盗だと思う理由は?」
ピリピリした空気の中、真帆が言う。
「人狼sideの人たちさ〜?♡ 各陣営での話し合いのときにゼロっていた?♡」
「いえ、いませんでした。」
「いなかったよー!」
「どうして村人sideのほうにもいないのかな、ゼロ?♡」
そう、零は各陣営の話し合いの際に、どちらの場にもいなかった。
「交換した相手が妖狐なら都合がいいし、吊りますか?」
そのときソウはこう考えていた。
(アオイだったらどうするかな・・・・。)
あくまでも、一番は大切な姉なのだ。
「いや、だが・・・・!」
「あぁ、ごまかさなくていいよ〜?♡僕はゼロのことを占ったんだから〜!♡
―――人狼だったんだね、ゼロ?♡」
「・・・・そうか、なら諦めるしかないな。」
その後、投票によって零が無力化され、襲撃によって時雨が無力化された。
[水平線]
鴻上ソウ 暗殺者
胡桃真帆 占い師
猫宮フブキ ?
篠宮明流 ?
瀬津和眞 ?
如月琥珀 村人(占い)
雪月昊 ?
篠宮京 ?
天ヶ崎星河 ?
占い:零⇨人狼 投票⇨零が無力化。 襲撃⇨時雨が無力化。
退場者
黒原清美 霊媒師
琴乃儀未来 黒猫
楠木帷 子狐
風絶紫音 霊媒師
田中遥人 ?
琴乃儀零夜 騎士
朱鳥零 人狼
朝日奈時雨 村人
[水平線]
5日目、このゲーム最大の波乱が巻き起こる。
その波乱は、瀬津和眞の一言から始まった。
「真帆さん、どうしてそんなに京さんを占わないんですか・・・・?」
彼は気づいてしまったのだ、真帆が京を占わない理由を。
「・・・・まさか、ね。ボクでもわかったよ・・・。」
フブキは続けてこう言った。
「キミ、妖狐の味方をしているんでしょ・・・・・・?」
その言葉に目を大きく開く真帆。
「ふふっ、まさかバレるなんてね〜?♡」
「どうして? 真帆さんは占い師なんでしょ!?」
混乱状態のまま、明流がそう問う。
「GMに頼まれたんだよ、直々にね♡」
本人によると、GMの名前が書かれた手紙が部屋に置いてあり、
「特別ミッション」として[太字]妖狐陣営を勝たせるように[/太字]と記されていた
とのことだったそう、報酬も書かれていたので言う通りにしたようだ。
このようにして、裏切った本人は事の経緯を話す。
[太字]一部の情報を伏せて、混乱を与えながら。[/太字]
彼は参加者に毒を撒いた。それは、とても小さな嘘。
しかし、その嘘は参加者を蝕む。そのことを、まだ誰も知らない。
その日、投票により胡桃真帆が無力化された。
[太字]「僕は妖狐が勝てばそれでいい、頼んだよ〜?♡」[/太字]
そう言い残して。
激戦を繰り広げた、その日の夜に。
鴻上ソウ、そして篠宮明流が無力化した。
[水平線]
猫宮フブキ ?
瀬津和眞 ?
如月琥珀 村人(占い)
雪月昊 ?
篠宮京 ?
天ヶ崎星河 ?
投票⇨真帆が無力化。 襲撃?⇨鴻上ソウと篠宮明流が無力化。
退場者
黒原清美 霊媒師
琴乃儀未来 黒猫
楠木帷 子狐
風絶紫音 霊媒師
田中遥人 ?
琴乃儀零夜 騎士
朱鳥零 人狼
朝日奈時雨 村人
篠宮明流 ?
鴻上ソウ 暗殺者
胡桃真帆 占い師
[水平線]
6日目、着々とゲーム終了に近づいている。
村人sideと人狼sideのそれぞれの話し合いは1つの結論へと向かった。
「これ、篠宮がほぼ妖狐よね?」
そう琥珀が言った、周りの参加者も頷いている。
張本人である京は、気まずそうに参加者から目を逸らしている。
どうしてバレてしまったのだろう、そういった表情だ。
「今回は、村人有利で助かったね。」
「そうね、さっさと2人を吊って終わりにしましょう。」
そうして、妖狐確定の京を投票で吊った。
参加者は安堵した、無事に吊ることが出来たからだ。
そこに、アナウンスが入る。
「彼女は妖狐のため、子狐である猫宮フブキも無力化してもらう。」
「失敗したね・・・・、ボクも勝ちたかったな・・・。」
そうして2人が無力化され、その日の夜に雪月昊が無力化された。
そして、次の日。
7日目に、最後の人狼である星河が吊られ
人狼ゲームは、村人sideの勝利で幕を閉じた。
[水平線]
胡桃真帆 占い師
風絶紫音 霊媒師
黒原清美 霊媒師
琴乃儀零夜 騎士
鴻上ソウ 暗殺者
雪月昊 村人
朝日奈時雨 村人
瀬津和眞 村人
如月琥珀 村人
楠木帷 村人/元人狼
天ヶ崎星河 人狼
朱鳥零 怪盗/現人狼
篠宮明流 狂信者
田中遥人 狂人
篠宮京 妖狐
猫宮フブキ 子狐/元村人
〜それぞれの部屋に転送されたあと〜
「俺だけ、ここに残したままで一体どういうつもりだ?」
そうGMに聞いたのは、朱鳥零。
そう、彼だけ所属陣営発表で呼ばれていない。
『君には、特別な役職を任せようと思ったんだ〜!』
モニター越しに聞こえる声、映る人間は仮面をつけていて素顔は見えない。
幼気で、どこか危険な香りがするGMは、彼に役職を伝えた。
[太字][大文字]『君に送る役職は、怪盗。全員を騙して欺いてね。』[/大文字][/太字]
[水平線]
「その怪盗について・・・・。」
楠木 帷がどこか複雑そうな顔をして言う。
「この怪盗は、[太字]自身がなった陣営の勝利を横取りする[/太字]らしい。」
自陣営の勝利が奪われてしまう可能性が出てきた、そこに例外はない。
その事実に場が凍りつく。これで、村人、人狼、妖狐が結託する理由が生まれた。
「ということは、そっちの人狼sideの人たちは怪盗でない証明は出来るのでは?」
そう言ったのは、鴻上ソウ。
姉のアオイがいなくなってから立ち直り、以前よりも発言数が増えた。
「なるほど、私達の中には人狼が2人いるのが確定。そして、それを知っている狂信者。
さらに、道連れで本物かわかる黒猫ってことですか。」
「そういうことだね〜!でも村人陣営はどうするの〜?僕らは証明が簡単だけどさ〜?」
琴乃儀未来がちらりと朱鳥零を見る、その彼は先程から表情が少し硬い。
それを見て、少し笑う彼女。一体どのような意図があるのだろうか。
「GM〜?♡ 怪盗が、例えば占い師をとったときはどうなるの〜?♡」
『はいはい、GMだよ〜?
占い師が怪盗に役職を取られたときは、怪盗は占えるけど元の占い師は出来ないよ〜。』
「じゃあ、もし怪盗が村人sideの役職を奪ったら、村人sideは不利になるわね。」
そう口にしたのは、如月琥珀だ。
まさにその通りで、例えば占い師が怪盗に奪われたら。
怪盗は、どんどん参加者の役職を知っていき、それでいて他の陣営の勝利を横取りする。
「・・・先に、怪盗を見つけたほうがいいね。その後に妖狐を見つけよう。」
その一言に頷く、参加者たち。だがその中には当然だが怪盗と妖狐も潜んでいる。
誰も信じることが出来ない状況で、彼が口を開く。
「[漢字]私達[/漢字][ふりがな]人狼side[/ふりがな]は、確実に役職を証明できないのが2名ですね。」
星河はそう言った。だが、その言葉をすぐに信じ込んではいけない。
それはなぜか?
彼はウソをつくことに長けている。その事実だけで、参加者は彼を信じることが出来ない。
つまり、この発言も嘘の可能性があるのだ。
それを庇うように帷が言う。
「誰も信じていないようだから言う、[太字]自分は人狼[/太字]だ。
そして、星河が言っていることは正しい。・・・これでいいのか?」
従来のルールなら、ほとんどあり得ない人狼の[漢字]CO[/漢字][ふりがな]カミングアウト[/ふりがな]だが、今回はわけが違う。
自身の所属陣営が全員に知らされ、それでいてその中に敵が潜んでいる。
信じる相手がいないよりも、音頭をとる参加者がいたほうがいいとの判断だろう。
「それでだが、一体どうやって怪盗を探すつもりなんだ?」
昊の意見はもっともだ。このままだと、ランダムに吊って自陣営を不利にしかねない。
投票が可能なのは村人sideの参加者。
全員、考えが浮かばないようだ。
その後、特に大きな出来事もなく能力発動の時間となった。
初日のため、能力を発動するのは占い師のみ。やはり、緊張しているように見える。
その結果とは・・・・・。
「琥珀が白、村人だったよ〜♡」
残念ながら、怪盗や妖狐を見つけることは出来なかったようだ。
「どうしてキミは彼女を占ったのかな?」
少し積極的に会議に参加している昊、いったい何の意図があるのか。
「今日は判断材料が少なかったからね〜♡怪盗を狙ってみたんだ〜♡」
「思ったよりもしっかりした理由だった。」
清美が真顔でそう言う。その表情は真帆を疑うようにも信じるようにも見える。
「でもどうするの〜!? みんなは誰に投票する!?」
「明流、投票できるのは村人sideだけ。私達には言わないと思うけど。」
そう、村人sideがそう簡単に情報を渡すとは限らない。
人狼sideと発表された参加者はただその時を待つしかないのだ。
その後、何事もなく話し合いの時間が終了し投票の時間となった。
何事もないということは、決定的な証拠がないということ。
もどかしさを感じながらも、時雨は口を開く。
「でも、判断材料がないのは確かだよね。」
「そうだよね、もしも人狼を吊って、残りの人狼が子狐にされたら・・・。」
「どうやって決めれば・・・。」
「今回、昊は割と村人っぽいなって思ってる。会議にも積極的だったし。
でも、それ以外は全員同じくらいかな。判断できない。」
「それなら、僕を吊ったら〜?」
この緊張した場面に似合わない のんきな声、未来の声だ。
「ねー、人狼sideの人たちは僕を吊っても大丈夫って知ってるよね〜?」
一応、納得はしている様子だ。きっと、人狼ではないのだろう。
「だから、とりあえず僕を吊っても問題はないはずだよね〜?」
「まあ、そういうことなら・・・・。」
「でも、ここで急に言い出すのは怪しくない?」
「他に投票する人がいないし・・・・。」
一人、また一人と投票していく。
それぞれの思惑が交じりながら、投票に自身の思いを乗せる参加者。
それを、未来は薄笑みを浮かべて見ている。
「最多得票者を発表する。琴乃儀 未来だ、無力化させてもらう。」
そして、と[漢字]GM代理[/漢字][ふりがな]蓮[/ふりがな]が続ける。
そこで、村人sideたちは理解した。
彼女が吊られたのは、単なる献身ではない、と。
今、気づいても投票を変えることはできない。
吊られた彼女の笑みの理由に気づきながら、参加者は次の言葉を待った。
「彼女は黒猫だ、誰か一人選んでくれ。」
そう、黒猫だ。投票で吊られたときに誰か一人を巻き込める役職。
「んー、よし!」
本人は、誰を道連れにするか決めた様子だった。
「僕と一緒に地獄に堕ちてね、清美?」
「ほんっとうに・・・、最悪だ。[小文字]蓮、また会おうな。[/小文字]」
そう言い残して、2人は体が透けて消えていった。
「少しずつ夜が近づいて、人狼が暗躍する時間がやってくるが、騎士と暗殺者が立ち上がる。
騎士は参加者を 暗殺者は能力使用有無を伝えてくれ。」
村人sideの参加者は、騎士/暗殺者を知っているので、すがるような表情で待っている。
人狼sideの参加者は、特に人狼は襲撃が出来るかどうかの重要な局面、
緊張した表情で村人sideの参加者を見ている。
2人は、能力をどう使うか選択したようだった。
すると少しずつ場が薄暗くなっていき、最終的には真っ暗で、
自身の近くのテーブルすらも見えなくなってしまったようだった。
そして、一人の声が闇夜に響く。
「そして、真夜中。人狼達が獲物を狙うために策を練る時間だ。
人狼の参加者同士でテレパシーが使えるようにしたから、誰を襲撃するか話し合ってくれ。」
他の参加者は、暗闇のなか一人でいることがやはり恐ろしいのか、
早くこの時間が終わるよう、祈っている者が多い。
「夜は明け、人狼を探す話し合いが始まる。今回の無力化はなしだ。
それでは、また陣営ごとの話し合いだ。10分間を有意義に使ってくれ。」
[水平線]
ここからは、一日ごとに明かされている参加者の役職などを
まとめて載せていくよ!自分で考えてみたい人は使ってみてね!
なお、役職は初日の村人sideたちのCO内容も含まれているよ。 GMより
このゲームの超簡単にまとめたルール
・村人、人狼、妖狐、怪盗の4つの陣営に分かれて行う。
・村人sideは他の3つの陣営の参加者をすべて無力化すれば勝利。
・人狼sideは[漢字]他の2つの陣営[/漢字][ふりがな]妖狐・怪盗[/ふりがな]の参加者を無力化し、村人を人狼と同等の数まで減らすと勝利。
・妖狐sideは人狼の勝利を横取りすることが出来る。
・怪盗は自身が入れ替わった参加者の役職の陣営の勝利を横取りできる。
・村人sideは「投票」することができ、最多得票者を無力化できる。
鴻上ソウ 暗殺者
胡桃真帆 占い師
猫宮フブキ ?
田中遥人 ?
朱鳥零 ?
楠木帷 人狼CO
篠宮明流 ?
瀬津和眞 ?
如月琥珀 村人(占い)
風絶紫音 霊媒師
琴乃儀零夜 騎士
雪月昊 ?
篠宮京 ?
朝日奈時雨 ?
天ヶ崎星河 ?
占い:琥珀⇨村人 投票⇨未来が無力化、だが黒猫だったため清美が道連れで無力化。
襲撃⇨なし
退場者
黒原清美 霊媒師
琴乃儀未来 黒猫
[水平線]
〜10分後〜
「それでは、20分間の全体の話し合いの時間だ。」
そのアナウンスに間髪入れず、話し合いが始まる。
「人狼sideの中で2人ローラーすれば、確実に妖狐を落とせますよ。」
そこで疑問の声があがる。
「ローラーって何?」
人狼をやったことがない参加者には馴染みがない言葉のようだ。
「ローラーというのは、まあ怪しい人を順番に吊っていく戦術ですね。」
そして、今回の標的は妖狐。
「んー、どうしてローラーか説明してほしいな〜!」
半分くらいの参加者が首をかしげている、説明は必須だろう。
「ですから、人狼sideに妖狐がいるのは確定で、人狼、黒猫、狂信者は
それぞれ自身の役職の証明ができます、人狼ならお互いに認知していますし、黒猫は道連れ。
狂信者の方にも、人狼の方を2名とも当てていただきました。
残っているのは、狂人か妖狐。狂人がいなくなるとはいえ、確実に妖狐を落とせます。」
「だが、狂信者や黒猫が2名以上いるかもしれないだろう?」
そう、このゲームでは役職の人数が明記されていない。
「いえ、その可能性はないのですよ。」
ルールにこう書いてあるからですね、といいながら文を指で示す。
[太字]・それぞれの人数は不明であるが、それぞれ1人以上必ず存在する。
・しかし、妖狐は1人、人狼は2人で確定である。[/太字]
「人狼sideは6人だと発表されましたから、
人狼が2人、黒猫が1人、狂信者が1人、狂人が1人、妖狐が1人しかありえないんです。」
なるほど、と感嘆する声が聞こえてくる。
「遥人と京をローラーしたいんだ、自分たちは。」
「だから、2日間でこの2人を吊ってほしいんです。」
村人sideは考え込んでいる、嘘の可能性はあるのか、それとも本当なのか。
「理解したよ・・・・・、こっちにも得だからね・・・・。」
沈黙を破った、その一言で一斉に顔を上げる参加者。
「それで、先にどっちを吊るかだけど・・・・。」
「いや、自分たちで指示すれば一日でローラー出来る。」
そう言い、ルールの一文を指差す。
[太字]・最多得票数が1人か2人の場合は、最多得票者が全員無力化される。[/太字]
「最悪の場合、全員の役職を開示してもいいんじゃない?
村人は証明ができないから、そこを吊っていけば怪盗も・・・・。」
「いや、騎士はここでCOできない。」
[太字]・同じ人を連続で守ることも可能だが自分を守ることはできず、[漢字]CO[/漢字][ふりがな]自分の役職を明かすこと[/ふりがな]もできない。[/太字]
「それに、このルールがなくても騎士がバレたら人狼に襲撃されるよね。」
「うん、ここでその提案をしたのは怪しいかも。」
「俺も そう思うぞ?」
少し緊張がほぐれてきたように見える。
「それじゃあ、同時退場を狙うわけだけど。
村人さんたちはどうやって同時に行うつもりなのかな?」
ローラー対象の田中が煽る、しかし誰も動じない。
―――たった一人を除いては。
「え、どうしよう!どうすればいいの!?」
「明流だけよ、そんなに動揺しているの。」
その後、特に何事もなく能力発動時間になった。
紫音の霊媒により、清美の役職は霊媒師で確定。
そして、真帆の占いによって―――。
「帷が子狐だったよ〜♡」
その言葉に動揺するが、村人sideはローラーの前に帷を吊ることに。
「違う、自分は子狐じゃない!!」
珍しく大きな声を出した帷の意見を一蹴し、投票で帷が無力化した。
「先に怪盗を探したほうがいいんじゃない〜?♡」
と言った真帆の意見は、
「そのために目の前の敵を見逃すわけにはいかない。」
と零に丸め込まれ。
その夜は風絶紫音が無力化され、この会場から姿を消した。
[水平線]鴻上ソウ 暗殺者
胡桃真帆 占い師
猫宮フブキ ?
田中遥人 ?
朱鳥零 ?
篠宮明流 ?
瀬津和眞 ?
如月琥珀 村人(占い)
琴乃儀零夜 騎士
雪月昊 ?
篠宮京 ?
朝日奈時雨 ?
天ヶ崎星河 ?
占い:帷⇨子狐 霊媒:清美⇨霊媒師 投票⇨帷が退場。 襲撃⇨紫音が退場。
退場者
黒原清美 霊媒師
琴乃儀未来 黒猫
楠木帷 子狐
風絶紫音 霊媒師
[水平線]
3日目、本来の人狼ならここが山場になる。
そして、例のごとく何事もなく全体の話し合いが始まる。
―――その静けさの理由に気づけていれば、きっと良かったのだろう。
ローラーの開始を決心した参加者一同は、占いの結果を待つ。
「時雨が村人だったよ〜♡」
「白髪、どうしてローラー対象を占わなかった?」
「真帆さん、本当に村人sideなんですか・・・・?」
「だってさ〜?♡ 妖狐が怪盗に交換されている可能性もあるよね〜?♡
だから怪盗を狙ってみたんだよ♡」
一理ある、だが。
「妖狐が交換されている可能性を、話し合いで言わなかったのはあんたでしょ?」
「僕視点だと、京さんはほぼ確実に敵だから占ってほしかったんだけど。」
「まさか、わざとってわけではないでしょうね?」
見逃すほど、この参加者たちは甘くないようだ。
「そしたらどうするの〜?♡ ローラーを放棄してまで僕を吊るのかな〜?♡」
他の参加者は黙ってしまった。
「一応言っておきますけど、人狼はあなたを襲撃できるんですよ?
あなたが騎士に守られていなければ、村人sideを不利にします。」
「妖狐や怪盗を見つける手段をわざわざ手放すかな?♡」
その言葉に星河は口をつぐむ、が色々と言いたげな表情だ。
「それでは、投票の時間だ。村人sideは投票してくれ。」
村人は必死に考え、1日でローラーするために誰がどちらに投票するかをお互いに伝えた。
その中で、怪盗である零はこう考えていた。
(あまりにも白髪が怪しい、でも俺はあいつから盗ってないぞ?)
そのころ帷が吊られ、ただ一人残された人狼は頭を抱えていた。
(占い師を襲撃したい。でも本人の言う通り乗っ取り役職も考慮しないと。)
「投票結果を発表する。無力化されるのは―――」
村人sideは冷静さを取り戻したようだ。全員が言われたとおりに投票すればよいのだから。
「田中遥人だ、無力化する。」
全員驚きを隠せないようだった、投票がうまく行かなかったから。なら結論は1つ。
「私達の中に、裏切ったやつがいる・・・!」
その日の夜、琴乃儀零夜が襲撃によって退場した。
[水平線]
鴻上ソウ 暗殺者
胡桃真帆 占い師
猫宮フブキ ?
朱鳥零 ?
篠宮明流 ?
瀬津和眞 ?
如月琥珀 村人(占い)
雪月昊 ?
篠宮京 ?
朝日奈時雨 村人
天ヶ崎星河 ?
占い:時雨⇨村人 投票⇨遥人が退場。
退場者
黒原清美 霊媒師
琴乃儀未来 黒猫
楠木帷 子狐
風絶紫音 霊媒師
田中遥人 ?
琴乃儀零夜 騎士
[水平線]
「それでは、話し合いを始めてくれ。」
事務的なセリフとともに、4日目が始まった。
「最初にいいかな〜?♡」
間髪入れずに、真帆が切り出す。
「ゼロは怪盗でほぼ確定だと思うよ♡」
「白髪、言いがかりはよせ。俺が怪盗だと思う理由は?」
ピリピリした空気の中、真帆が言う。
「人狼sideの人たちさ〜?♡ 各陣営での話し合いのときにゼロっていた?♡」
「いえ、いませんでした。」
「いなかったよー!」
「どうして村人sideのほうにもいないのかな、ゼロ?♡」
そう、零は各陣営の話し合いの際に、どちらの場にもいなかった。
「交換した相手が妖狐なら都合がいいし、吊りますか?」
そのときソウはこう考えていた。
(アオイだったらどうするかな・・・・。)
あくまでも、一番は大切な姉なのだ。
「いや、だが・・・・!」
「あぁ、ごまかさなくていいよ〜?♡僕はゼロのことを占ったんだから〜!♡
―――人狼だったんだね、ゼロ?♡」
「・・・・そうか、なら諦めるしかないな。」
その後、投票によって零が無力化され、襲撃によって時雨が無力化された。
[水平線]
鴻上ソウ 暗殺者
胡桃真帆 占い師
猫宮フブキ ?
篠宮明流 ?
瀬津和眞 ?
如月琥珀 村人(占い)
雪月昊 ?
篠宮京 ?
天ヶ崎星河 ?
占い:零⇨人狼 投票⇨零が無力化。 襲撃⇨時雨が無力化。
退場者
黒原清美 霊媒師
琴乃儀未来 黒猫
楠木帷 子狐
風絶紫音 霊媒師
田中遥人 ?
琴乃儀零夜 騎士
朱鳥零 人狼
朝日奈時雨 村人
[水平線]
5日目、このゲーム最大の波乱が巻き起こる。
その波乱は、瀬津和眞の一言から始まった。
「真帆さん、どうしてそんなに京さんを占わないんですか・・・・?」
彼は気づいてしまったのだ、真帆が京を占わない理由を。
「・・・・まさか、ね。ボクでもわかったよ・・・。」
フブキは続けてこう言った。
「キミ、妖狐の味方をしているんでしょ・・・・・・?」
その言葉に目を大きく開く真帆。
「ふふっ、まさかバレるなんてね〜?♡」
「どうして? 真帆さんは占い師なんでしょ!?」
混乱状態のまま、明流がそう問う。
「GMに頼まれたんだよ、直々にね♡」
本人によると、GMの名前が書かれた手紙が部屋に置いてあり、
「特別ミッション」として[太字]妖狐陣営を勝たせるように[/太字]と記されていた
とのことだったそう、報酬も書かれていたので言う通りにしたようだ。
このようにして、裏切った本人は事の経緯を話す。
[太字]一部の情報を伏せて、混乱を与えながら。[/太字]
彼は参加者に毒を撒いた。それは、とても小さな嘘。
しかし、その嘘は参加者を蝕む。そのことを、まだ誰も知らない。
その日、投票により胡桃真帆が無力化された。
[太字]「僕は妖狐が勝てばそれでいい、頼んだよ〜?♡」[/太字]
そう言い残して。
激戦を繰り広げた、その日の夜に。
鴻上ソウ、そして篠宮明流が無力化した。
[水平線]
猫宮フブキ ?
瀬津和眞 ?
如月琥珀 村人(占い)
雪月昊 ?
篠宮京 ?
天ヶ崎星河 ?
投票⇨真帆が無力化。 襲撃?⇨鴻上ソウと篠宮明流が無力化。
退場者
黒原清美 霊媒師
琴乃儀未来 黒猫
楠木帷 子狐
風絶紫音 霊媒師
田中遥人 ?
琴乃儀零夜 騎士
朱鳥零 人狼
朝日奈時雨 村人
篠宮明流 ?
鴻上ソウ 暗殺者
胡桃真帆 占い師
[水平線]
6日目、着々とゲーム終了に近づいている。
村人sideと人狼sideのそれぞれの話し合いは1つの結論へと向かった。
「これ、篠宮がほぼ妖狐よね?」
そう琥珀が言った、周りの参加者も頷いている。
張本人である京は、気まずそうに参加者から目を逸らしている。
どうしてバレてしまったのだろう、そういった表情だ。
「今回は、村人有利で助かったね。」
「そうね、さっさと2人を吊って終わりにしましょう。」
そうして、妖狐確定の京を投票で吊った。
参加者は安堵した、無事に吊ることが出来たからだ。
そこに、アナウンスが入る。
「彼女は妖狐のため、子狐である猫宮フブキも無力化してもらう。」
「失敗したね・・・・、ボクも勝ちたかったな・・・。」
そうして2人が無力化され、その日の夜に雪月昊が無力化された。
そして、次の日。
7日目に、最後の人狼である星河が吊られ
人狼ゲームは、村人sideの勝利で幕を閉じた。
[水平線]
胡桃真帆 占い師
風絶紫音 霊媒師
黒原清美 霊媒師
琴乃儀零夜 騎士
鴻上ソウ 暗殺者
雪月昊 村人
朝日奈時雨 村人
瀬津和眞 村人
如月琥珀 村人
楠木帷 村人/元人狼
天ヶ崎星河 人狼
朱鳥零 怪盗/現人狼
篠宮明流 狂信者
田中遥人 狂人
篠宮京 妖狐
猫宮フブキ 子狐/元村人
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