私はシャルムによって意識を取り戻した。
これで安心だ。
―――なのに、嫌な予感がする。根拠も何もないけれど、嫌な予感がする。
「シャルム、今すぐ美音たちを集めて。できるだけ早く。」
「承知。」
シャルムがいなくなって数分後。
シャルムには、戦闘をできるだけ回避して、と言ったからそろそろ・・・・。
―――来た。
・・・美和さんを除いた全員が。
「美和さんは!?」
「どこにもいないんです・・・!」
どこにもいない? あの美和さんが勝手なことするとは思えない。
「[小文字]誘拐された・・・?[/小文字]」
美音がそう口にする。
「・・・城で、情報をまとめましょう。動くのはそれからです。」
さすがシャルム、いつだって冷静だ。
「美和お姉ちゃんを頑張って見つけるぞ〜!!」
朱里ちゃんのその一言で、私達の脳がようやく動き出す。
[水平線]
〜魔王城にて〜
「まとめると、美和さん以外にも4人、合計5人が行方不明。」
私は、先程までしていた話し合いのまとめをする。
「消えているのは、全員かなりの強さを誇る実力者です。」
だから、さらに不安になる。
かなりの熟練者の美和さんですら、消えてしまった。
本当に助けられる? 私も捕まってしまうんじゃ?
「美咲、あの人達にも声をかけたほうがいいんじゃない?」
「美音さん、あの人たちっていうのは・・・?」
そうシャルムが聞くと、美音は笑って答えた。
「僕達には、心強い味方がいるじゃないですか?」
[水平線]
私達が助けを求めた人物。それは―――。
「お久しぶりですね、美咲さん。」
「あれ、いらっしゃい。どうしたの?」
「相談か? 何でも聞くぞ、・・・・と言いたいところだがな!」
「あいにく、俺達も忙しいんだ。手短にしてほしい。」
他の魔王たちだ。
そっちも立て込んでるのか、お互い大変だ。そう思いながら、事情を説明する。
「え、俺達のほうも同じ内容で話し合ってたんだけど。」
「・・・・魔界全体で、大変なことになってるみたいだね。」
蒼太だ、私たち魔王を統べる大魔王なんだけど全然そんな感じがしない。いい意味で。
「こっちでは、美和さんを含む5人が行方不明になった。」
「俺達のほうは合計20名。犯人の情報は掴めていない。」
「こっちもだよ、犯人について何もわかってない。」
そうして、私たちは話し合いを続けた。
―――あの事実に気づくまでは。
「・・・美咲。」
美音が、何かに怯えたかのように私を呼ぶ。
[太字][大文字]「朱里がいない。」[/大文字][/太字]
これで安心だ。
―――なのに、嫌な予感がする。根拠も何もないけれど、嫌な予感がする。
「シャルム、今すぐ美音たちを集めて。できるだけ早く。」
「承知。」
シャルムがいなくなって数分後。
シャルムには、戦闘をできるだけ回避して、と言ったからそろそろ・・・・。
―――来た。
・・・美和さんを除いた全員が。
「美和さんは!?」
「どこにもいないんです・・・!」
どこにもいない? あの美和さんが勝手なことするとは思えない。
「[小文字]誘拐された・・・?[/小文字]」
美音がそう口にする。
「・・・城で、情報をまとめましょう。動くのはそれからです。」
さすがシャルム、いつだって冷静だ。
「美和お姉ちゃんを頑張って見つけるぞ〜!!」
朱里ちゃんのその一言で、私達の脳がようやく動き出す。
[水平線]
〜魔王城にて〜
「まとめると、美和さん以外にも4人、合計5人が行方不明。」
私は、先程までしていた話し合いのまとめをする。
「消えているのは、全員かなりの強さを誇る実力者です。」
だから、さらに不安になる。
かなりの熟練者の美和さんですら、消えてしまった。
本当に助けられる? 私も捕まってしまうんじゃ?
「美咲、あの人達にも声をかけたほうがいいんじゃない?」
「美音さん、あの人たちっていうのは・・・?」
そうシャルムが聞くと、美音は笑って答えた。
「僕達には、心強い味方がいるじゃないですか?」
[水平線]
私達が助けを求めた人物。それは―――。
「お久しぶりですね、美咲さん。」
「あれ、いらっしゃい。どうしたの?」
「相談か? 何でも聞くぞ、・・・・と言いたいところだがな!」
「あいにく、俺達も忙しいんだ。手短にしてほしい。」
他の魔王たちだ。
そっちも立て込んでるのか、お互い大変だ。そう思いながら、事情を説明する。
「え、俺達のほうも同じ内容で話し合ってたんだけど。」
「・・・・魔界全体で、大変なことになってるみたいだね。」
蒼太だ、私たち魔王を統べる大魔王なんだけど全然そんな感じがしない。いい意味で。
「こっちでは、美和さんを含む5人が行方不明になった。」
「俺達のほうは合計20名。犯人の情報は掴めていない。」
「こっちもだよ、犯人について何もわかってない。」
そうして、私たちは話し合いを続けた。
―――あの事実に気づくまでは。
「・・・美咲。」
美音が、何かに怯えたかのように私を呼ぶ。
[太字][大文字]「朱里がいない。」[/大文字][/太字]