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魔王になったらいつの間にか魔界を救ってました

#12

10話

私はシャルムによって意識を取り戻した。



これで安心だ。




―――なのに、嫌な予感がする。根拠も何もないけれど、嫌な予感がする。



「シャルム、今すぐ美音たちを集めて。できるだけ早く。」



「承知。」






シャルムがいなくなって数分後。


シャルムには、戦闘をできるだけ回避して、と言ったからそろそろ・・・・。


―――来た。





・・・美和さんを除いた全員が。



「美和さんは!?」




「どこにもいないんです・・・!」




どこにもいない? あの美和さんが勝手なことするとは思えない。




「[小文字]誘拐された・・・?[/小文字]」


美音がそう口にする。



「・・・城で、情報をまとめましょう。動くのはそれからです。」


さすがシャルム、いつだって冷静だ。



「美和お姉ちゃんを頑張って見つけるぞ〜!!」


朱里ちゃんのその一言で、私達の脳がようやく動き出す。


[水平線]
〜魔王城にて〜

「まとめると、美和さん以外にも4人、合計5人が行方不明。」


私は、先程までしていた話し合いのまとめをする。



「消えているのは、全員かなりの強さを誇る実力者です。」



だから、さらに不安になる。



かなりの熟練者の美和さんですら、消えてしまった。



本当に助けられる? 私も捕まってしまうんじゃ?



「美咲、あの人達にも声をかけたほうがいいんじゃない?」



「美音さん、あの人たちっていうのは・・・?」



そうシャルムが聞くと、美音は笑って答えた。





「僕達には、心強い味方がいるじゃないですか?」


[水平線]
私達が助けを求めた人物。それは―――。





「お久しぶりですね、美咲さん。」


「あれ、いらっしゃい。どうしたの?」


「相談か? 何でも聞くぞ、・・・・と言いたいところだがな!」


「あいにく、俺達も忙しいんだ。手短にしてほしい。」



他の魔王たちだ。



そっちも立て込んでるのか、お互い大変だ。そう思いながら、事情を説明する。






「え、俺達のほうも同じ内容で話し合ってたんだけど。」



「・・・・魔界全体で、大変なことになってるみたいだね。」



蒼太だ、私たち魔王を統べる大魔王なんだけど全然そんな感じがしない。いい意味で。





「こっちでは、美和さんを含む5人が行方不明になった。」



「俺達のほうは合計20名。犯人の情報は掴めていない。」



「こっちもだよ、犯人について何もわかってない。」


そうして、私たちは話し合いを続けた。






―――あの事実に気づくまでは。





「・・・美咲。」


美音が、何かに怯えたかのように私を呼ぶ。






[太字][大文字]「朱里がいない。」[/大文字][/太字]

作者メッセージ

ご閲覧ありがとうございました〜!

いったい、消えてしまった人物たちはどこへいってしまったのか?

それでは、また次回お会いしましょう!

2025/02/22 13:32

みかん@活休中
ID:≫ 78UZVo6DJIHP2
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魔救能力魔法最強ただの無双物語

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