[美咲視点]
「『究極水魔法 [漢字]水華連銃爆裂の術[/漢字][ふりがな]アクアブラスト[/ふりがな]』」
「お嬢様、どうですか!?」
「ダメだ!効いてない!」
私達は、突如現れたロボットに苦戦していた。全く攻撃が通らない。
「くっそ、全然仕組みがわからない。」
零魔法や水魔法、雷や光、闇も試した。
でも、全部通らない。
「そもそも、なんでこんなところで―――。」
シャルムが唸るように呟く。
ロボットは、魔王城の影となる部分から離れない、離れようとしない。
一体、どうしてなんだ―――?
そのとき、シャルムがバッと顔を上げて叫ぶ。
「――っ!このロボットの弱点は火です!」
[水平線]
[美音視点]
「あら、さっきと比べて少し雰囲気が変わった?
・・・・私の能力、解けてるわね。」
――気づかれた、でも想定内だ。
「『上級光魔法 まばゆい灯火』」
相手の目くらましに使う技、それがこれだ。
ビュン
僕はとっさにその攻撃を避ける。
「俺の登場ですよ、魔王の相棒さん。」
知らない男の声。
でもその言葉と同時に、僕の脳内には数分前に聞いた美咲の声が。
(美音、聞こえる!?そっちに誰か向かうかも知れない、気を付けて!)
それだけ言い、美咲はテレパシーを解いた。
きっと向こうでも誰かと戦っているんだろう。
まずは―――。
この2人を倒すところからかな。
[水平線]
[シャルム視点]
「お嬢様、火魔法です!!!」
火か、シャルムのこと信じるよ!
「『究極炎魔法 [漢字]朱色の朝日[/漢字][ふりがな]サンライズ・ヴァーミリオン[/ふりがな]』」
その瞬間、私の視界が真紅に染まる。
この技は、私の技の中でもかなり火力特化なもの。
見た目もこだわってないし、ただただ火力が高い。
そんなに自信があるなら、どのくらいの火力か教えろって?
多分だけど、巨大隕石が降ってきたときくらいじゃない?
だって、これ見てみ?
「―――お嬢様。」
シャルムが怖気ついちゃったもん。
「そうだね、シャルムは離れていたほうがいいかも。
一応結界を張っているとはいえ、万が一ってことがあるしね。」
[水平線]
[シャルム視点]
どうやったら、あんな物体を生み出せるんですか・・・・。
お嬢様の手には、先ほど私達の視界を染めた―――
バレーボールほどの大きさの、太陽がプカプカと浮いていた。
お嬢様のこの技は、[太字]擬似的な太陽[/太字]を作り出す、何とも驚異的な技。
本物の太陽よりも遥かに小さいのに、私はあれの圧に耐えられず建物の影に来ている。
お嬢様曰く、「自分の周りに炎を展開して、それを一瞬で圧縮している」だそう。
結界が張られているとはいえ――。
「少し心配ですね・・・・。」
でも、確実に倒せるはず。それは間違いありません。
美音さんの言うことですから、ほぼ当たっているでしょうけど・・・・。
そうして私は、少し焦っていた美音さんのテレパシーを思い出していた。
(そっちの敵の弱点を分析しました、弱点は――。)
[太字][大文字]太陽のような火。[/大文字][/太字]
もし倒せたら助っ人に来て欲しい、と言い残し美音さんの声が聞こえなくなった。
本来なら私はテレパシーができないけれど、凄腕の魔道具屋さんのおかげで。
そのおかげで戦いやすくなりましたから、お礼を言っておきたいですね。
そんな呑気なことを考えていると―――。
ブワァァァァァァ ブォォォォ
「・・・すごい熱気ですね。」
これなら、あのロボットも倒せているでしょう。
[太字]「余裕そうですね、あなた。」
[/太字]
「―――魔剣、切り刻んで。」
私はとっさに魔剣を召喚し、攻撃を命令する。
「ひどいですね〜?切り刻め、だなんて。」
[太字][大文字]「そんなこと出来るわけないのに。」[/大文字][/太字]
この侮辱するような声、聞いたことがある。煙で顔が見えにくいけど、間違いない。
「あなた、さっきお嬢様と戦っていた・・・・。」
「えぇ、そうですよ。本当は撤収しようと思ったんですけどね?」
なのに、わざわざ私のところへ?
「ちょっと相手の戦力を削っておこうと思いまして。」
「目的は何なのですか。」
少しでも、時間を稼がないと。
お嬢様とほぼ互角で戦っていた人物に、私が太刀打ちできるはずがない。
黒炎魔法を使えれば一番いいのでしょうけど・・・・・。
私は、相手の顔をちらりと見る。
「どうしました、怖気づきましたか?笑」
どうして、顔を見るだけで煽られるんでしょうね。
「そんな生半可な煽りには動じませんよ。」
さて、どうやって倒しますかね・・・・。
そう考えていると、私の視界の端に何やら上から落ちてくるものがチラっと見える。
なんだろう、と目を凝らして見てみると―――。
その視線の先には、消滅しかけているロボットと。
上から落ちてくる[太字]意識を失った[/太字]お嬢様があった。
「――お嬢様っ!?」
まずい、地面に落ちる前に向かわないと!
「おっと、先には行かせませんよ。」
「私の邪魔をしないでください!」
渾身の力で、相手の腕を振り払う。
「そう来ると思ってましたよ。俺が、ただの力で妨害するとでも?」
そう言われた途端、クラクラとしてきて足がもつれた。
私には、すぐにその正体がわかった。
「・・・毒、ですか。」
「ええ、そうです。俺は、あの人の役に立たないとなんで――。」
一度そこで切って、相手はこう続けた。
[大文字]「あなたには、ここで消えてもらいますね。」[/大文字]
ふふ、思わず笑ってしまいますね。
「私の[漢字]子[/漢字][ふりがな]植物[/ふりがな]たちが、そんな毒に負けるわけがないでしょう?」
そう言って、私はとあるポーションを取り出した。
「――植物魔法の使い手か、あなた。」
植物には、有毒なもの以外にも解毒作用のあるものもありますからね。
「醸造師さんに私が育てたハーブを使って作ってもらった代物ですよ、一級品です。」
それに、と私が続ける。
「専属メイドとして、[太字]主のことはすぐに助けないといけないんですよ。[/太字]『魔剣、やって』」
魔剣が相手の心臓を突き刺すのを見ると同時に、私は真っ先にお嬢様のもとへ向かう。
[太字]「すぐ行きますからね、お嬢様。」[/太字]
そう呟いたシャルムの瞳は。
とても希望に満ち溢れていた。
[水平線]
[美音視点]
何かがおかしい。
女のほうは別に問題ないのだけれど、男のほうに違和感がある。
全然つかれた様子を見せないし、動きが単調。
[小文字]「もしかしたら、分身―――?」[/小文字]
「あぁ、気づいたんですか。俺の分身に。」
特に驚いた様子も見せず、彼は言った。いや、少しエコーがかかっている。
スピーカーか何かを通して話しかけられているようだ。
「もう1つの分身は、心臓を突き刺されちゃってので消えちゃったんですよね。
あの、シャルムっていう人に。」
シャルムさんが・・・・・!?
何があったのか詳しくはわからないけれど、とにかく分身を倒してくれたみたいだ。
「隙あり。」
―――っ、まずい。避けきれない。
無意識のうちに僕は、無詠唱で初級魔法の光の盾を作る。
詠唱しないよりも防御力は劣るけれど、少しはマシになるだろう。
―――そう錯覚していたのは、僕が心のどこかで慢心していたからかもしれない。
パリン キンッ カキンッ
[小文字]「最悪だ・・・・。」[/小文字]
僕が最悪だと思ったのは、盾が破られたことではない。
攻撃を剣で防ぐのに、両手を使ってしまっていることだ。
今、ここで攻撃が仕掛けられたら・・・・・。
「『上級妖術 貴方は生と死の狭間にいる』お兄ちゃん、助けにきたよ!」
あはは、僕は情けないな。妹に助けられるなんて。でも。
「ようやく人数差というハンデが消えたね、これなら。」
絶対に勝てる。
そう思ったのもつかの間。
ピーピー ピーピーピー
相手のポケットから、電子音が鳴る。
どうやら連絡用の機器らしい、相手は耳に機器を当てこう言った。
「ちょっと、取り込み中なんだけど〜?
・・・あ、任務完了?わかった、すぐ帰るって伝えて〜!」
相手は、僕達の方を向いてこう告げた。
「目的は完遂しちゃったわ、残念だったわね?笑」
さっきまでの僕は動揺したかもしれない、けど。
「そうなんだ、ならその目的を突き止めないとね?」
[小文字]「お兄ちゃん、お兄ちゃん。男の人がいないよ!」[/小文字]
朱里に言われて、ハッとする。あたりを見渡すが、あの男は見当たらない。
・・・そういえば、あいつは敵の分身だったか。なら、急に消えるのも無理はない。
[大文字][太字]「お嬢様!!!!!」[/太字][/大文字]
バカでかいシャルムさんの声、美咲を呼んでいるみたいだけど・・・。
[太字][小文字]「早く・・・・、起きてくださいよ。」[/小文字]
[/太字]
―――?
「朱里、行くよ。」
美咲になにかがあったんだ、行くしかない。
シュン カキンッ
「あら、行かせるわけ無いでしょ?ここでそっちの戦力を削いでおかないとだし。
そっちの主戦力が消えれば好都合なのよ、だーかーら?」
この間にも、大量の攻撃が送り込まれている。
その攻撃を壊しながら、彼女の次の言葉を待った。
[太字][大文字]「絶対にここを通さないわ。」[/大文字][/太字]
「『究極水魔法 [漢字]水華連銃爆裂の術[/漢字][ふりがな]アクアブラスト[/ふりがな]』」
「お嬢様、どうですか!?」
「ダメだ!効いてない!」
私達は、突如現れたロボットに苦戦していた。全く攻撃が通らない。
「くっそ、全然仕組みがわからない。」
零魔法や水魔法、雷や光、闇も試した。
でも、全部通らない。
「そもそも、なんでこんなところで―――。」
シャルムが唸るように呟く。
ロボットは、魔王城の影となる部分から離れない、離れようとしない。
一体、どうしてなんだ―――?
そのとき、シャルムがバッと顔を上げて叫ぶ。
「――っ!このロボットの弱点は火です!」
[水平線]
[美音視点]
「あら、さっきと比べて少し雰囲気が変わった?
・・・・私の能力、解けてるわね。」
――気づかれた、でも想定内だ。
「『上級光魔法 まばゆい灯火』」
相手の目くらましに使う技、それがこれだ。
ビュン
僕はとっさにその攻撃を避ける。
「俺の登場ですよ、魔王の相棒さん。」
知らない男の声。
でもその言葉と同時に、僕の脳内には数分前に聞いた美咲の声が。
(美音、聞こえる!?そっちに誰か向かうかも知れない、気を付けて!)
それだけ言い、美咲はテレパシーを解いた。
きっと向こうでも誰かと戦っているんだろう。
まずは―――。
この2人を倒すところからかな。
[水平線]
[シャルム視点]
「お嬢様、火魔法です!!!」
火か、シャルムのこと信じるよ!
「『究極炎魔法 [漢字]朱色の朝日[/漢字][ふりがな]サンライズ・ヴァーミリオン[/ふりがな]』」
その瞬間、私の視界が真紅に染まる。
この技は、私の技の中でもかなり火力特化なもの。
見た目もこだわってないし、ただただ火力が高い。
そんなに自信があるなら、どのくらいの火力か教えろって?
多分だけど、巨大隕石が降ってきたときくらいじゃない?
だって、これ見てみ?
「―――お嬢様。」
シャルムが怖気ついちゃったもん。
「そうだね、シャルムは離れていたほうがいいかも。
一応結界を張っているとはいえ、万が一ってことがあるしね。」
[水平線]
[シャルム視点]
どうやったら、あんな物体を生み出せるんですか・・・・。
お嬢様の手には、先ほど私達の視界を染めた―――
バレーボールほどの大きさの、太陽がプカプカと浮いていた。
お嬢様のこの技は、[太字]擬似的な太陽[/太字]を作り出す、何とも驚異的な技。
本物の太陽よりも遥かに小さいのに、私はあれの圧に耐えられず建物の影に来ている。
お嬢様曰く、「自分の周りに炎を展開して、それを一瞬で圧縮している」だそう。
結界が張られているとはいえ――。
「少し心配ですね・・・・。」
でも、確実に倒せるはず。それは間違いありません。
美音さんの言うことですから、ほぼ当たっているでしょうけど・・・・。
そうして私は、少し焦っていた美音さんのテレパシーを思い出していた。
(そっちの敵の弱点を分析しました、弱点は――。)
[太字][大文字]太陽のような火。[/大文字][/太字]
もし倒せたら助っ人に来て欲しい、と言い残し美音さんの声が聞こえなくなった。
本来なら私はテレパシーができないけれど、凄腕の魔道具屋さんのおかげで。
そのおかげで戦いやすくなりましたから、お礼を言っておきたいですね。
そんな呑気なことを考えていると―――。
ブワァァァァァァ ブォォォォ
「・・・すごい熱気ですね。」
これなら、あのロボットも倒せているでしょう。
[太字]「余裕そうですね、あなた。」
[/太字]
「―――魔剣、切り刻んで。」
私はとっさに魔剣を召喚し、攻撃を命令する。
「ひどいですね〜?切り刻め、だなんて。」
[太字][大文字]「そんなこと出来るわけないのに。」[/大文字][/太字]
この侮辱するような声、聞いたことがある。煙で顔が見えにくいけど、間違いない。
「あなた、さっきお嬢様と戦っていた・・・・。」
「えぇ、そうですよ。本当は撤収しようと思ったんですけどね?」
なのに、わざわざ私のところへ?
「ちょっと相手の戦力を削っておこうと思いまして。」
「目的は何なのですか。」
少しでも、時間を稼がないと。
お嬢様とほぼ互角で戦っていた人物に、私が太刀打ちできるはずがない。
黒炎魔法を使えれば一番いいのでしょうけど・・・・・。
私は、相手の顔をちらりと見る。
「どうしました、怖気づきましたか?笑」
どうして、顔を見るだけで煽られるんでしょうね。
「そんな生半可な煽りには動じませんよ。」
さて、どうやって倒しますかね・・・・。
そう考えていると、私の視界の端に何やら上から落ちてくるものがチラっと見える。
なんだろう、と目を凝らして見てみると―――。
その視線の先には、消滅しかけているロボットと。
上から落ちてくる[太字]意識を失った[/太字]お嬢様があった。
「――お嬢様っ!?」
まずい、地面に落ちる前に向かわないと!
「おっと、先には行かせませんよ。」
「私の邪魔をしないでください!」
渾身の力で、相手の腕を振り払う。
「そう来ると思ってましたよ。俺が、ただの力で妨害するとでも?」
そう言われた途端、クラクラとしてきて足がもつれた。
私には、すぐにその正体がわかった。
「・・・毒、ですか。」
「ええ、そうです。俺は、あの人の役に立たないとなんで――。」
一度そこで切って、相手はこう続けた。
[大文字]「あなたには、ここで消えてもらいますね。」[/大文字]
ふふ、思わず笑ってしまいますね。
「私の[漢字]子[/漢字][ふりがな]植物[/ふりがな]たちが、そんな毒に負けるわけがないでしょう?」
そう言って、私はとあるポーションを取り出した。
「――植物魔法の使い手か、あなた。」
植物には、有毒なもの以外にも解毒作用のあるものもありますからね。
「醸造師さんに私が育てたハーブを使って作ってもらった代物ですよ、一級品です。」
それに、と私が続ける。
「専属メイドとして、[太字]主のことはすぐに助けないといけないんですよ。[/太字]『魔剣、やって』」
魔剣が相手の心臓を突き刺すのを見ると同時に、私は真っ先にお嬢様のもとへ向かう。
[太字]「すぐ行きますからね、お嬢様。」[/太字]
そう呟いたシャルムの瞳は。
とても希望に満ち溢れていた。
[水平線]
[美音視点]
何かがおかしい。
女のほうは別に問題ないのだけれど、男のほうに違和感がある。
全然つかれた様子を見せないし、動きが単調。
[小文字]「もしかしたら、分身―――?」[/小文字]
「あぁ、気づいたんですか。俺の分身に。」
特に驚いた様子も見せず、彼は言った。いや、少しエコーがかかっている。
スピーカーか何かを通して話しかけられているようだ。
「もう1つの分身は、心臓を突き刺されちゃってので消えちゃったんですよね。
あの、シャルムっていう人に。」
シャルムさんが・・・・・!?
何があったのか詳しくはわからないけれど、とにかく分身を倒してくれたみたいだ。
「隙あり。」
―――っ、まずい。避けきれない。
無意識のうちに僕は、無詠唱で初級魔法の光の盾を作る。
詠唱しないよりも防御力は劣るけれど、少しはマシになるだろう。
―――そう錯覚していたのは、僕が心のどこかで慢心していたからかもしれない。
パリン キンッ カキンッ
[小文字]「最悪だ・・・・。」[/小文字]
僕が最悪だと思ったのは、盾が破られたことではない。
攻撃を剣で防ぐのに、両手を使ってしまっていることだ。
今、ここで攻撃が仕掛けられたら・・・・・。
「『上級妖術 貴方は生と死の狭間にいる』お兄ちゃん、助けにきたよ!」
あはは、僕は情けないな。妹に助けられるなんて。でも。
「ようやく人数差というハンデが消えたね、これなら。」
絶対に勝てる。
そう思ったのもつかの間。
ピーピー ピーピーピー
相手のポケットから、電子音が鳴る。
どうやら連絡用の機器らしい、相手は耳に機器を当てこう言った。
「ちょっと、取り込み中なんだけど〜?
・・・あ、任務完了?わかった、すぐ帰るって伝えて〜!」
相手は、僕達の方を向いてこう告げた。
「目的は完遂しちゃったわ、残念だったわね?笑」
さっきまでの僕は動揺したかもしれない、けど。
「そうなんだ、ならその目的を突き止めないとね?」
[小文字]「お兄ちゃん、お兄ちゃん。男の人がいないよ!」[/小文字]
朱里に言われて、ハッとする。あたりを見渡すが、あの男は見当たらない。
・・・そういえば、あいつは敵の分身だったか。なら、急に消えるのも無理はない。
[大文字][太字]「お嬢様!!!!!」[/太字][/大文字]
バカでかいシャルムさんの声、美咲を呼んでいるみたいだけど・・・。
[太字][小文字]「早く・・・・、起きてくださいよ。」[/小文字]
[/太字]
―――?
「朱里、行くよ。」
美咲になにかがあったんだ、行くしかない。
シュン カキンッ
「あら、行かせるわけ無いでしょ?ここでそっちの戦力を削いでおかないとだし。
そっちの主戦力が消えれば好都合なのよ、だーかーら?」
この間にも、大量の攻撃が送り込まれている。
その攻撃を壊しながら、彼女の次の言葉を待った。
[太字][大文字]「絶対にここを通さないわ。」[/大文字][/太字]