「それでは、所属陣営を発表させていただきます。
黒原 清美さん、猫宮フブキさん、胡桃 真帆さん、風絶 紫音さん、琴乃儀 零夜さん、
鴻上 ソウさん、雪月 昊さん、朝比奈 時雨さん、如月 琥珀さん、瀬津 和眞さんが村人陣営。
琴乃儀 未来さん、楠木 帷さん、天ヶ崎 星河さん、
田中 遥人さん、篠宮 明流さん、篠宮 京さんが人狼陣営となります。
各陣営の皆様、頑張ってくださいませ。」
改まった口調で、所属陣営が伝えられた。
この瞬間、私の敵が確定した。蓮を取り戻すためにも、頑張らないとな。
「それじゃ、各陣営をそれぞれの部屋に転送する。そこで10分話し合いをしてくれ。」
周りの人達の体が光りだす、きっと私の体も光っているだろう。
スタッ
「ここが村人sideの部屋か。」
素朴な見た目の洋室だ、快適そうで良かった。
『話し合いを始めてくれ。』
「まず、役職COからしようか。」
私はそう切り出す。グダグダしていたら、10分なんてあっという間だ。
「占い師はね〜?♡僕だよ〜♡」
「霊媒師COさせてもらう、他にCOは?」
「私も・・・・・霊媒師です・・・・。」
「霊媒師が2人か。」
昊がそう言う、でも今回は疑う要素がない。
「今は全員が絶対に味方だから役職騙りはないよね、進もうか。」
和眞がそう答える、少なくとも今は全員が味方だから疑う必要がない。
「暗殺者と騎士は・・・・・、名乗り出て欲しいな・・・・・。」
フブキがそう促す。
「「俺が。」」
2人の声が重なる。声の主は、ソウと零夜だ。
「・・・俺が、暗殺者です。」
そう言ったのはソウ、ということは――。
「俺が騎士だ。」
それ以外が村人と。
一旦、占いの結果を待ってからになるかな。
その後は、雑談をして10分間の話し合い時間が終了した。
『ガガッ 聞こえるか?これで話し合いは終了だ、転送するぞ。』
また体が光りだした、この世界でのルールなのかもしれない。
「戻ってきたか、話し合いを始めてくれ。」
―――そんな事言われてもね。
「まだ初日だから判断材料が少ないし、ここは――。」
『はーい、みんな!注目注目〜!』
モニターに目をやると、そこにはGMがいた。いつものように仮面を被っている。
話し合いを邪魔されたことに苛立ちながら、続きを促す。
『みんな、こんな人狼じゃスリルが足りないよね〜?』
私達は答えない。
『え〜、誰も答えないの?つまんない〜!』
参加者は誰も言葉を発さない。
『そんなつまらない君たちに粛清を![太字]役職追加[/太字]のお時間だよ〜!』
・・・は、役職追加って――。
『そのまんまの意味だよ〜、というかもう追加してたし〜?』
どういう意味なんだ、もし本当なら。
[太字]私達が知らない間に役職が増えていた[/太字]ってこと?
「GMとしてどうなんだろーね?」
言おうと思ったら先に言われた・・・・。でも、時雨の言う通り。
『まったく、GMは僕なんだから文句言わないように!』
とんでもない理論を展開しやがって。
『それじゃあ、役職変更された人は頑張って〜!』
それだけ言い残し、モニターの画面から消えた。
この空間は静寂に包まれる―――、
そう思っていた。
「自分が発言していいか?」
帷だ。
[太字]「経緯は伏せるが、人狼についての情報を持っている。」
[/太字]
[水平線]
[帷視点] 〜人狼が始まる前、2時頃〜
準備を済ませたし、そろそろ入ってみるか。
そう思い、部屋の絵の裏の隠し通路に目を向ける。
[太字](もしかしたら、自分しか見つけていないかも。)[/太字]
そんな淡い期待とともに、
[太字](自分以外も全員見つけているかも。)[/太字]
そんな消極的な思いもある。
どちらも、一旦入ってみないことにはわからない。
コツン コツン
―――もしかしたら。
「『空間把握能力』」
[太字]自分の脳内にこの建物の構造が映し出される。参加者の位置も一緒に、だ。[/太字]
――もう先客がいたのか、でも。
このスキルはやはり万能だな。
[太字]隠し通路に隠された隠し部屋を見つけられるなんて。[/太字]
隠し通路は押して開けるタイプのドアがいくつか設置されている。
[漢字]お前[/漢字][ふりがな]閲覧者様[/ふりがな]もきっと気づかない。
開けたら見えなくなる場所、そして閉めていても気付けない場所。
[太字]ドアを開けたときにドアで隠れる場所。[/太字]
自分のスキルの前では、無力だ。
それにしても、こんなところに隠し部屋があるなんて。
一体、何があるんだ――?
ガチャ
罠に警戒しながら、中に入る――。
自分が部屋に入ると、そこには小さな机とメモが。
『[太字]裏切りダウトゲーム[/太字][太字]
・村人side、人狼side、妖狐sideに別れてそれぞれの勝利を目指す。
・初日のどこかのタイミングで役職を追加する。
・追加する役職は「怪盗」で参加者1名の役職と自身の役職を入れ替えられる。
・怪盗は入れ替えた役職の能力を入れ替えた翌日から使用することができる。
・入れ替えられた参加者は、そのことに気づかず「村人」になる。
・人狼が入れ替えられた場合は、怪盗は人狼の襲撃時の話し合いに参加できない。』[/太字]
―――だいぶ複雑なゲームだ、でも攻略してみせないと。
黒原 清美さん、猫宮フブキさん、胡桃 真帆さん、風絶 紫音さん、琴乃儀 零夜さん、
鴻上 ソウさん、雪月 昊さん、朝比奈 時雨さん、如月 琥珀さん、瀬津 和眞さんが村人陣営。
琴乃儀 未来さん、楠木 帷さん、天ヶ崎 星河さん、
田中 遥人さん、篠宮 明流さん、篠宮 京さんが人狼陣営となります。
各陣営の皆様、頑張ってくださいませ。」
改まった口調で、所属陣営が伝えられた。
この瞬間、私の敵が確定した。蓮を取り戻すためにも、頑張らないとな。
「それじゃ、各陣営をそれぞれの部屋に転送する。そこで10分話し合いをしてくれ。」
周りの人達の体が光りだす、きっと私の体も光っているだろう。
スタッ
「ここが村人sideの部屋か。」
素朴な見た目の洋室だ、快適そうで良かった。
『話し合いを始めてくれ。』
「まず、役職COからしようか。」
私はそう切り出す。グダグダしていたら、10分なんてあっという間だ。
「占い師はね〜?♡僕だよ〜♡」
「霊媒師COさせてもらう、他にCOは?」
「私も・・・・・霊媒師です・・・・。」
「霊媒師が2人か。」
昊がそう言う、でも今回は疑う要素がない。
「今は全員が絶対に味方だから役職騙りはないよね、進もうか。」
和眞がそう答える、少なくとも今は全員が味方だから疑う必要がない。
「暗殺者と騎士は・・・・・、名乗り出て欲しいな・・・・・。」
フブキがそう促す。
「「俺が。」」
2人の声が重なる。声の主は、ソウと零夜だ。
「・・・俺が、暗殺者です。」
そう言ったのはソウ、ということは――。
「俺が騎士だ。」
それ以外が村人と。
一旦、占いの結果を待ってからになるかな。
その後は、雑談をして10分間の話し合い時間が終了した。
『ガガッ 聞こえるか?これで話し合いは終了だ、転送するぞ。』
また体が光りだした、この世界でのルールなのかもしれない。
「戻ってきたか、話し合いを始めてくれ。」
―――そんな事言われてもね。
「まだ初日だから判断材料が少ないし、ここは――。」
『はーい、みんな!注目注目〜!』
モニターに目をやると、そこにはGMがいた。いつものように仮面を被っている。
話し合いを邪魔されたことに苛立ちながら、続きを促す。
『みんな、こんな人狼じゃスリルが足りないよね〜?』
私達は答えない。
『え〜、誰も答えないの?つまんない〜!』
参加者は誰も言葉を発さない。
『そんなつまらない君たちに粛清を![太字]役職追加[/太字]のお時間だよ〜!』
・・・は、役職追加って――。
『そのまんまの意味だよ〜、というかもう追加してたし〜?』
どういう意味なんだ、もし本当なら。
[太字]私達が知らない間に役職が増えていた[/太字]ってこと?
「GMとしてどうなんだろーね?」
言おうと思ったら先に言われた・・・・。でも、時雨の言う通り。
『まったく、GMは僕なんだから文句言わないように!』
とんでもない理論を展開しやがって。
『それじゃあ、役職変更された人は頑張って〜!』
それだけ言い残し、モニターの画面から消えた。
この空間は静寂に包まれる―――、
そう思っていた。
「自分が発言していいか?」
帷だ。
[太字]「経緯は伏せるが、人狼についての情報を持っている。」
[/太字]
[水平線]
[帷視点] 〜人狼が始まる前、2時頃〜
準備を済ませたし、そろそろ入ってみるか。
そう思い、部屋の絵の裏の隠し通路に目を向ける。
[太字](もしかしたら、自分しか見つけていないかも。)[/太字]
そんな淡い期待とともに、
[太字](自分以外も全員見つけているかも。)[/太字]
そんな消極的な思いもある。
どちらも、一旦入ってみないことにはわからない。
コツン コツン
―――もしかしたら。
「『空間把握能力』」
[太字]自分の脳内にこの建物の構造が映し出される。参加者の位置も一緒に、だ。[/太字]
――もう先客がいたのか、でも。
このスキルはやはり万能だな。
[太字]隠し通路に隠された隠し部屋を見つけられるなんて。[/太字]
隠し通路は押して開けるタイプのドアがいくつか設置されている。
[漢字]お前[/漢字][ふりがな]閲覧者様[/ふりがな]もきっと気づかない。
開けたら見えなくなる場所、そして閉めていても気付けない場所。
[太字]ドアを開けたときにドアで隠れる場所。[/太字]
自分のスキルの前では、無力だ。
それにしても、こんなところに隠し部屋があるなんて。
一体、何があるんだ――?
ガチャ
罠に警戒しながら、中に入る――。
自分が部屋に入ると、そこには小さな机とメモが。
『[太字]裏切りダウトゲーム[/太字][太字]
・村人side、人狼side、妖狐sideに別れてそれぞれの勝利を目指す。
・初日のどこかのタイミングで役職を追加する。
・追加する役職は「怪盗」で参加者1名の役職と自身の役職を入れ替えられる。
・怪盗は入れ替えた役職の能力を入れ替えた翌日から使用することができる。
・入れ替えられた参加者は、そのことに気づかず「村人」になる。
・人狼が入れ替えられた場合は、怪盗は人狼の襲撃時の話し合いに参加できない。』[/太字]
―――だいぶ複雑なゲームだ、でも攻略してみせないと。
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