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魔王になったらいつの間にか魔界を救ってました

#8

6話

「『中級雷魔法 雷鳴の轟き』、そろそろ情報を渡してよ。」


「絶対に嫌です、情報を渡すのも貴方に負けるのも。」


私の雷鳴を聴いても、立っていられるんだ。

この技は、最近生み出した新技。この雷鳴を聴いた人はもれなく体が痺れる。





目的を教えてくれていたら、楽だったのに・・・・。



そう思いながら、私は相手の毒針を避ける。


毒だから、水魔法の応用かな。


私が目の前のこいつと戦っているのには、当然だけれど理由がある。


あれは、30分くらい前の話。


[水平線]

「よし、話し合いは終わり。みんな戻っていいよ。」


国民の謎の暴走について、ある程度話し終わった後、私は国民が待つ大広場に向かっていた。




「皆さん、お待たせいたしました。国民の皆様にお伝えしたいことがあります。」



「あら、美咲ちゃん。そんなに改まってどうしたの?」


私と仲良くしてくれている[漢字]おばさん[/漢字][ふりがな]お姉さん[/ふりがな]にそう言われる。


残念だけど、改まるしかないんだよな・・・。


「実は―――。」


私は、この人たちに事情を説明した。


国民の人たちが洗脳されていたこと、犯人はわかっていないが推理のヒントはあること。



「洗脳は解除しましたが、やはり申し訳ないので・・・・。」


理由は何であれ、私が巻き込んでしまったのは事実。素直に謝るしかない。


「大丈夫だぜ、美咲ちゃん。俺達がついてるからな!」


そう言い、ガハハと笑う[漢字]おじさん[/漢字][ふりがな]お兄さんだぞ![/ふりがな]。


なんか・・・、安心したわ。




[太字]「『究極光魔法 絶望は光の裏にある』」[/太字]


・・・・・っ!


私は本当に光魔法なのかを疑った。


光魔法って・・・、[太字]こんなにおぞましいものだっけ――?[/太字]



「『中級雷魔法 雷神の加護』」



「[小文字]中級魔法で、俺の究極魔法を防いだ・・・・?[/小文字]只者じゃないですね、あなた。」


「そりゃあ、ここの統率者やらせてもらってるんで。」



究極魔法にしては、まだまだだね。


私の加護を超えられるやつはいないよ。


それにしても・・・。



「その左手にある、物騒なものは何かな?」


「最悪ですね、こんなに強敵だとは。」


相手の手には何本もの毒針があった。



それにしてもひどいな、そっちの詰めが甘いだけだろうよ。


「まだ戦ってすらいないんだけど?笑」


これなら、楽に勝てそうだ。 さっさと終わらせて、情報を奪おう。



―――そう思っていたときもあったね。


[水平線]
「早く情報を渡せって言ってるだろうよ!」


「だから、嫌ですって!『上級毒魔法 ベノムソード』」


現在は、若干だけど私が有利。


私の『[漢字]無限空間[/漢字][ふりがな]インフィニティワールド[/ふりがな]』を舐めないでいただきたい。


相手は体力も魔力も有限だ、そこが私との決定的な違い。



―――そうなんだけどさ・・・・・、相手の体力が中々尽きない。だから決定打にならない。


魔力はまだわかる、使っているのはあくまで毒針で、魔法で毒を固形化しているだけだから。


それに針は小さい。だから消費魔力量も少ないんだろうね。



でも、体力が一向に減らない。 いや、減ってはいるんだろうけど尽きる未来が見えない。



・・・・どうすれば。


こっちは、できるだけ周りに影響を与えない攻撃がベスト。

なぜならここは西魔界で、近くには国民もいる。近くには家もたくさんあるんだ。


本当は、『人類の最大の罪』の発動が一番いいんだけど。

あれは対象以外は影響を受けない爆発魔法、でも欠点がある。


それは、相手の攻撃と同等の威力しか出せないこと。つまり相殺しか出来ない。


相手の攻撃が、結界で耐えられないときに使う技。


それに・・・・。



爆発の風で、毒が周りに舞ってしまうのが最悪のパターン。



本当はもっと派手にやりたいんだけど・・・・。



しょうがない。爆発魔法禁止縛りで、やってやりますか!

作者メッセージ

ご閲覧ありがとうございました〜!

久しぶりの投稿となりました、やっぱり純粋な戦闘回は楽しいですね!

それでは、また次回お会いしましょう!

2025/01/09 16:43

みかん@活休中
ID:≫ 78UZVo6DJIHP2
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魔救能力魔法最強ただの無双物語

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