「『中級雷魔法 雷鳴の轟き』、そろそろ情報を渡してよ。」
「絶対に嫌です、情報を渡すのも貴方に負けるのも。」
私の雷鳴を聴いても、立っていられるんだ。
この技は、最近生み出した新技。この雷鳴を聴いた人はもれなく体が痺れる。
目的を教えてくれていたら、楽だったのに・・・・。
そう思いながら、私は相手の毒針を避ける。
毒だから、水魔法の応用かな。
私が目の前のこいつと戦っているのには、当然だけれど理由がある。
あれは、30分くらい前の話。
[水平線]
「よし、話し合いは終わり。みんな戻っていいよ。」
国民の謎の暴走について、ある程度話し終わった後、私は国民が待つ大広場に向かっていた。
「皆さん、お待たせいたしました。国民の皆様にお伝えしたいことがあります。」
「あら、美咲ちゃん。そんなに改まってどうしたの?」
私と仲良くしてくれている[漢字]おばさん[/漢字][ふりがな]お姉さん[/ふりがな]にそう言われる。
残念だけど、改まるしかないんだよな・・・。
「実は―――。」
私は、この人たちに事情を説明した。
国民の人たちが洗脳されていたこと、犯人はわかっていないが推理のヒントはあること。
「洗脳は解除しましたが、やはり申し訳ないので・・・・。」
理由は何であれ、私が巻き込んでしまったのは事実。素直に謝るしかない。
「大丈夫だぜ、美咲ちゃん。俺達がついてるからな!」
そう言い、ガハハと笑う[漢字]おじさん[/漢字][ふりがな]お兄さんだぞ![/ふりがな]。
なんか・・・、安心したわ。
[太字]「『究極光魔法 絶望は光の裏にある』」[/太字]
・・・・・っ!
私は本当に光魔法なのかを疑った。
光魔法って・・・、[太字]こんなにおぞましいものだっけ――?[/太字]
「『中級雷魔法 雷神の加護』」
「[小文字]中級魔法で、俺の究極魔法を防いだ・・・・?[/小文字]只者じゃないですね、あなた。」
「そりゃあ、ここの統率者やらせてもらってるんで。」
究極魔法にしては、まだまだだね。
私の加護を超えられるやつはいないよ。
それにしても・・・。
「その左手にある、物騒なものは何かな?」
「最悪ですね、こんなに強敵だとは。」
相手の手には何本もの毒針があった。
それにしてもひどいな、そっちの詰めが甘いだけだろうよ。
「まだ戦ってすらいないんだけど?笑」
これなら、楽に勝てそうだ。 さっさと終わらせて、情報を奪おう。
―――そう思っていたときもあったね。
[水平線]
「早く情報を渡せって言ってるだろうよ!」
「だから、嫌ですって!『上級毒魔法 ベノムソード』」
現在は、若干だけど私が有利。
私の『[漢字]無限空間[/漢字][ふりがな]インフィニティワールド[/ふりがな]』を舐めないでいただきたい。
相手は体力も魔力も有限だ、そこが私との決定的な違い。
―――そうなんだけどさ・・・・・、相手の体力が中々尽きない。だから決定打にならない。
魔力はまだわかる、使っているのはあくまで毒針で、魔法で毒を固形化しているだけだから。
それに針は小さい。だから消費魔力量も少ないんだろうね。
でも、体力が一向に減らない。 いや、減ってはいるんだろうけど尽きる未来が見えない。
・・・・どうすれば。
こっちは、できるだけ周りに影響を与えない攻撃がベスト。
なぜならここは西魔界で、近くには国民もいる。近くには家もたくさんあるんだ。
本当は、『人類の最大の罪』の発動が一番いいんだけど。
あれは対象以外は影響を受けない爆発魔法、でも欠点がある。
それは、相手の攻撃と同等の威力しか出せないこと。つまり相殺しか出来ない。
相手の攻撃が、結界で耐えられないときに使う技。
それに・・・・。
爆発の風で、毒が周りに舞ってしまうのが最悪のパターン。
本当はもっと派手にやりたいんだけど・・・・。
しょうがない。爆発魔法禁止縛りで、やってやりますか!
「絶対に嫌です、情報を渡すのも貴方に負けるのも。」
私の雷鳴を聴いても、立っていられるんだ。
この技は、最近生み出した新技。この雷鳴を聴いた人はもれなく体が痺れる。
目的を教えてくれていたら、楽だったのに・・・・。
そう思いながら、私は相手の毒針を避ける。
毒だから、水魔法の応用かな。
私が目の前のこいつと戦っているのには、当然だけれど理由がある。
あれは、30分くらい前の話。
[水平線]
「よし、話し合いは終わり。みんな戻っていいよ。」
国民の謎の暴走について、ある程度話し終わった後、私は国民が待つ大広場に向かっていた。
「皆さん、お待たせいたしました。国民の皆様にお伝えしたいことがあります。」
「あら、美咲ちゃん。そんなに改まってどうしたの?」
私と仲良くしてくれている[漢字]おばさん[/漢字][ふりがな]お姉さん[/ふりがな]にそう言われる。
残念だけど、改まるしかないんだよな・・・。
「実は―――。」
私は、この人たちに事情を説明した。
国民の人たちが洗脳されていたこと、犯人はわかっていないが推理のヒントはあること。
「洗脳は解除しましたが、やはり申し訳ないので・・・・。」
理由は何であれ、私が巻き込んでしまったのは事実。素直に謝るしかない。
「大丈夫だぜ、美咲ちゃん。俺達がついてるからな!」
そう言い、ガハハと笑う[漢字]おじさん[/漢字][ふりがな]お兄さんだぞ![/ふりがな]。
なんか・・・、安心したわ。
[太字]「『究極光魔法 絶望は光の裏にある』」[/太字]
・・・・・っ!
私は本当に光魔法なのかを疑った。
光魔法って・・・、[太字]こんなにおぞましいものだっけ――?[/太字]
「『中級雷魔法 雷神の加護』」
「[小文字]中級魔法で、俺の究極魔法を防いだ・・・・?[/小文字]只者じゃないですね、あなた。」
「そりゃあ、ここの統率者やらせてもらってるんで。」
究極魔法にしては、まだまだだね。
私の加護を超えられるやつはいないよ。
それにしても・・・。
「その左手にある、物騒なものは何かな?」
「最悪ですね、こんなに強敵だとは。」
相手の手には何本もの毒針があった。
それにしてもひどいな、そっちの詰めが甘いだけだろうよ。
「まだ戦ってすらいないんだけど?笑」
これなら、楽に勝てそうだ。 さっさと終わらせて、情報を奪おう。
―――そう思っていたときもあったね。
[水平線]
「早く情報を渡せって言ってるだろうよ!」
「だから、嫌ですって!『上級毒魔法 ベノムソード』」
現在は、若干だけど私が有利。
私の『[漢字]無限空間[/漢字][ふりがな]インフィニティワールド[/ふりがな]』を舐めないでいただきたい。
相手は体力も魔力も有限だ、そこが私との決定的な違い。
―――そうなんだけどさ・・・・・、相手の体力が中々尽きない。だから決定打にならない。
魔力はまだわかる、使っているのはあくまで毒針で、魔法で毒を固形化しているだけだから。
それに針は小さい。だから消費魔力量も少ないんだろうね。
でも、体力が一向に減らない。 いや、減ってはいるんだろうけど尽きる未来が見えない。
・・・・どうすれば。
こっちは、できるだけ周りに影響を与えない攻撃がベスト。
なぜならここは西魔界で、近くには国民もいる。近くには家もたくさんあるんだ。
本当は、『人類の最大の罪』の発動が一番いいんだけど。
あれは対象以外は影響を受けない爆発魔法、でも欠点がある。
それは、相手の攻撃と同等の威力しか出せないこと。つまり相殺しか出来ない。
相手の攻撃が、結界で耐えられないときに使う技。
それに・・・・。
爆発の風で、毒が周りに舞ってしまうのが最悪のパターン。
本当はもっと派手にやりたいんだけど・・・・。
しょうがない。爆発魔法禁止縛りで、やってやりますか!