まさか、シャルムが創造主だったとは。
そう思いながら、[漢字]私[/漢字][ふりがな]美咲[/ふりがな]は頷きながら話の続きを促す。
「それで、その黒炎魔法が何の影響を及ぼすの?」
そう聞くと、シャルムは少し紅茶を飲んでから、ぽつりぽつりと話し始めた。
「――相手が黒炎魔法の使い手の可能性があります。」
その瞬間、この場が凍りつく。
相手が世界を滅ぼしかねない、黒炎魔法の使い手の可能性がある。
その推測だけでも、相手がかなりの実力者の可能性が高いのだから。
「そもそも、この黒炎魔法は意図的に生み出されたものではありません。
私の力が暴走して出来たものなんです。」
悲しそうな顔をしながら、シャルムは続ける。
「お嬢様、覚えていますか?『呪縛結界』を。」
「もちろん覚えているけど――。」
『呪縛結界』とは、私達がピンチだったときにシャルムが使った技のこと。
美音によると、呪術らしいけども。
「あれは、黒炎魔法なんですよ。」
・・・・・。
え、世界終わるの!?
「シャルム、黒炎魔法って使ったら世界終わるんじゃないの!?」
「いえ、確定で滅ぶわけではありません。
しっかりと使い方があっていれば、お嬢様たちに危害を加えることもありません。」
頭の中がパンクしそう、えーっと?
シャルムが黒炎魔法の使い手で、相手もその可能性がある。
黒炎魔法は必ずしも世界を滅ぼすとは限らない―――ってことかな。
「シャルム、相手が黒炎魔法の使い手だと思った理由は?」
大事なことを聞いていなかった。
「『世界に黒炎魔法を扱える人物が数人いる』と言われていますが、
あれは、まがい物です。本物を扱えるのは私しかいない。
そして、そのまがい物のほとんどは。
[太字]相手の洗脳[/太字]に使われることがほとんどなんです。」
あぁ、それで。
「でも、確定ではないです。むしろ、違う可能性のほうが高い。」
「そうだね、頭の隅には一応いれておこうか。」
[水平線]
[太字]黒炎魔法[/太字]:黒魔術と呪術をシャルムが合成して生み出したもの。
本来は安全なものだが、一度力が暴発してしまったことにより
代償を払えば、さらなる力を手に入れることが出来る。
シャルムは『使用中、体が闇に呑まれる』という代償を払っているが、
魔族は闇に強い体質なため、デメリットはほぼない。
[水平線]
そう思いながら、[漢字]私[/漢字][ふりがな]美咲[/ふりがな]は頷きながら話の続きを促す。
「それで、その黒炎魔法が何の影響を及ぼすの?」
そう聞くと、シャルムは少し紅茶を飲んでから、ぽつりぽつりと話し始めた。
「――相手が黒炎魔法の使い手の可能性があります。」
その瞬間、この場が凍りつく。
相手が世界を滅ぼしかねない、黒炎魔法の使い手の可能性がある。
その推測だけでも、相手がかなりの実力者の可能性が高いのだから。
「そもそも、この黒炎魔法は意図的に生み出されたものではありません。
私の力が暴走して出来たものなんです。」
悲しそうな顔をしながら、シャルムは続ける。
「お嬢様、覚えていますか?『呪縛結界』を。」
「もちろん覚えているけど――。」
『呪縛結界』とは、私達がピンチだったときにシャルムが使った技のこと。
美音によると、呪術らしいけども。
「あれは、黒炎魔法なんですよ。」
・・・・・。
え、世界終わるの!?
「シャルム、黒炎魔法って使ったら世界終わるんじゃないの!?」
「いえ、確定で滅ぶわけではありません。
しっかりと使い方があっていれば、お嬢様たちに危害を加えることもありません。」
頭の中がパンクしそう、えーっと?
シャルムが黒炎魔法の使い手で、相手もその可能性がある。
黒炎魔法は必ずしも世界を滅ぼすとは限らない―――ってことかな。
「シャルム、相手が黒炎魔法の使い手だと思った理由は?」
大事なことを聞いていなかった。
「『世界に黒炎魔法を扱える人物が数人いる』と言われていますが、
あれは、まがい物です。本物を扱えるのは私しかいない。
そして、そのまがい物のほとんどは。
[太字]相手の洗脳[/太字]に使われることがほとんどなんです。」
あぁ、それで。
「でも、確定ではないです。むしろ、違う可能性のほうが高い。」
「そうだね、頭の隅には一応いれておこうか。」
[水平線]
[太字]黒炎魔法[/太字]:黒魔術と呪術をシャルムが合成して生み出したもの。
本来は安全なものだが、一度力が暴発してしまったことにより
代償を払えば、さらなる力を手に入れることが出来る。
シャルムは『使用中、体が闇に呑まれる』という代償を払っているが、
魔族は闇に強い体質なため、デメリットはほぼない。
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