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魔王になったらいつの間にか魔界を救ってました

#7

5話

まさか、シャルムが創造主だったとは。


そう思いながら、[漢字]私[/漢字][ふりがな]美咲[/ふりがな]は頷きながら話の続きを促す。



「それで、その黒炎魔法が何の影響を及ぼすの?」


そう聞くと、シャルムは少し紅茶を飲んでから、ぽつりぽつりと話し始めた。


「――相手が黒炎魔法の使い手の可能性があります。」



その瞬間、この場が凍りつく。


相手が世界を滅ぼしかねない、黒炎魔法の使い手の可能性がある。


その推測だけでも、相手がかなりの実力者の可能性が高いのだから。





「そもそも、この黒炎魔法は意図的に生み出されたものではありません。

私の力が暴走して出来たものなんです。」


悲しそうな顔をしながら、シャルムは続ける。



「お嬢様、覚えていますか?『呪縛結界』を。」



「もちろん覚えているけど――。」



『呪縛結界』とは、私達がピンチだったときにシャルムが使った技のこと。


美音によると、呪術らしいけども。 


「あれは、黒炎魔法なんですよ。」



・・・・・。


え、世界終わるの!?



「シャルム、黒炎魔法って使ったら世界終わるんじゃないの!?」



「いえ、確定で滅ぶわけではありません。

しっかりと使い方があっていれば、お嬢様たちに危害を加えることもありません。」



頭の中がパンクしそう、えーっと?



シャルムが黒炎魔法の使い手で、相手もその可能性がある。

黒炎魔法は必ずしも世界を滅ぼすとは限らない―――ってことかな。



「シャルム、相手が黒炎魔法の使い手だと思った理由は?」


大事なことを聞いていなかった。


「『世界に黒炎魔法を扱える人物が数人いる』と言われていますが、

あれは、まがい物です。本物を扱えるのは私しかいない。


そして、そのまがい物のほとんどは。


[太字]相手の洗脳[/太字]に使われることがほとんどなんです。」



あぁ、それで。



「でも、確定ではないです。むしろ、違う可能性のほうが高い。」



「そうだね、頭の隅には一応いれておこうか。」


[水平線]
[太字]黒炎魔法[/太字]:黒魔術と呪術をシャルムが合成して生み出したもの。

本来は安全なものだが、一度力が暴発してしまったことにより

代償を払えば、さらなる力を手に入れることが出来る。

シャルムは『使用中、体が闇に呑まれる』という代償を払っているが、

魔族は闇に強い体質なため、デメリットはほぼない。

[水平線]

作者メッセージ

ご閲覧ありがとうございました〜

次回!おそらくだが戦闘回なのだ! 

それでは、また次回お会いしましょう!

2025/01/04 13:09

みかん@活休中
ID:≫ 78UZVo6DJIHP2
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魔救能力魔法最強ただの無双物語

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