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敵と味方が入り交じる世界

#17

14話

[零夜視点]

ここは・・・。


観戦室のはずだけど、一人もいないって何事だ?


ヒラリ

紙が落ちてきた。

「えーっと、あなたは敗者復活権を獲得しました。・・・マジか。」



[水平線]

[和眞視点]

僕は悪くない、決して。


昔は、帷と兄弟のように仲が良かった。



全部あいつのせいだ、僕のせいなんかじゃない。



そんな思いで、帷の後ろについてきた。


「このへんでいいか、問題ないな?」



「『憑依』」


「・・卑怯だな、和眞。」


「勝つには、コレしかないんだよ。」


僕の声も聞こえていないだろう。もう君の体は僕の物となったのだから。



コレは僕のスキル、つまり僕の実力。


何も考えることない。このまま、頭を撃ち抜いてしまえば勝てる。




なのに、なぜだろう。とてつもない劣等感がある。




・・・僕は何もしてないから?



スキルのおかげであって、僕の実力ではないから?



[大文字][太字]また、何も出来なかったから?[/太字][/大文字]



また、失ってしまうかもしれない。



今度は手の届かないくらいに、はるか遠くに。





また、[漢字]君[/漢字][ふりがな]帷[/ふりがな]を守れない?




ガシャン ダンッ


僕がスナイパーを落とした音、そして・・・。





帷が僕を撃った音。



「どうして、スキルを解いた?

自分の頭を撃っていれば、お前は勝てた。」




「・・・ごめん。」



一体、彼らに何があったのか。彼は何を感じたのか。



それは、いずれ分かることだろう。


「蒼チーム、一人脱落です。」


[水平線]

『憑依』

彼は何を考え、何を感じたのか。そして、彼女に憑依したとき。


彼は何を思った・・・?

[水平線]


「・・・ここは?僕は脱落したはずじゃ?」



・・・誰か居る。



「あぁ、お前もか。」



「・・・たしか零夜さん・・・でしたっけ?」



「あぁ、ここは。」



「敗者復活権を獲得した者の待機場所らしい。」


「・・・僕も復活するんですか。」



「・・・嬉しそうには見えないな。見ていたが、何があったんだ?」



「知らないほうがいいです、僕も貴方も。」


僕が何を思うか、彼には知る由もないだろう。


[水平線]

[零視点]


「・・・俺達は、全員同じチームだ。でも、色々思うことがあると思う。」



京がうつむいた、明流は何も知らないようだ、ぽかんとしている。


俺も詳しくはわかっていない。でも、推測は出来ている。


「だから、模擬戦をしないか?」



「私達で?」


「あぁ、俺達が思っていることを全部。

この戦いにぶつける、そうすれば少しスッキリしないか?」



ガサッ


「えっと、誰?」


明流、そんな聞き方でいいのか?


「私は時雨!よろしくね!ねぇ、キミたち。私と戦ってよ!」



急になんなんだ、音が鳴るまで気付けなかった。



2人も驚いたのだろうな、さっきから動かない。



「そんな鋭い視線なんか向けないでよ」



「さぁ!戦おう!」



兄妹対決はまた今度になりそうだ。

作者メッセージ

ご閲覧ありがとうございました〜

次回は、篠宮and朱鳥兄妹vs時雨と

前回と今回出てきていない子達が登場です!


それでは、また次回お会いしましょう!

2024/10/23 19:49

みかん@活休中
ID:≫ 78UZVo6DJIHP2
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能力バトル参加型サバゲー

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