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愛する君への“鎮魂歌”

#6

第六話 前奏曲/新世曲

少女は木の上で俺たちに手を振った。
すると前後左右から無差別に、そして無慈悲に鋭い斬撃が飛び続けた。
五月天は(多分)能力で全て捌いている。…いや、いつの間にそんなスゴ技できるように…?
対して俺はほとんど全ての攻撃を勘で避け回ってる。

「んん〜…じゃあ、君たちのために攻撃の精度をあげよっかな〜」

速度は更に上がる。量も、先ほどの比じゃない。
流石にもう無理…当たって死ぬ、そんなタイミングで

「わぁ!生きてる子いるよー!!ね!早く!」

そんな声が聞こえた。
次の瞬間、後ろにグイッと引かれてそのままローブの少女から遠ざかっていく。

「へいへいお嬢様ぁ〜?なぁんであんな糞女にヤられかけてんのぉ?」

五月天を抱える乱れた灰色の短髪の少女。

「だいじょーぶ?ケガない?相手の返り血はヘーキ?」

俺を抱える黒色の髪を細めの三つ編みに結った少年。

「あっあ、わぁ…あ…あっ、えっ……」

いつも通りコミュ障を発揮してくれて最早安心できる五月天。

「あのっ、ありがとうござ…」

「喋んないほーがいいよぉ?舌、噛み千切っちゃうかもぉ…」

そう言われ、俺と五月天は口を閉じるしかない。

「そーだぞ!それにしても…あの、足元の死体、回収出来なくてごめん…ね」

「別嬪さんだったのになぁ?」

「そうじゃない!」

守怜…。いつか、遺体を探しに行ってあげなきゃいけないな。五月天も似たようなことを考えてるのか、少し寂しそうな顔をしていた。

「まぁ、見た目で大方理解したよ!!ギルドの子かな?」

もう首を縦とか横に振るしか対話方法がない。
因みに今回は縦。

「ギルドの子かぁ、それにしてはアイツ相手に生きてて、偉いと思うよぉ?」

「確かにね!!」

数分走っただけなのに、2つほど街を越えていたらしい。この人たちの足の速さには驚いた。

「改めて、助けていただき、ありがとうございます、ギルドの役員の桜木直人です。」

「あっ、あり、ありがと…ご、ございま…す…お、同じく…役員…の…五月天…晶奈…です」

「いやいや!そんな生きてる人はみんな助け合いだからね!」
「僕は[漢字]飴井 蘆花[/漢字][ふりがな]あめい ろか[/ふりがな]」

「そうだよぉ、生きてるだけ凄いって言われる相手だからねあの糞女は」
「私は[漢字]倉白楽 結菜[/漢字][ふりがな]くらしら ゆうな[/ふりがな]」

一通り自己紹介も終わったあとに、飴井が呟く。

「ギルドに置くのは勿体ない人材だ!是非うちに来ない?」

…どうやら、スカウトされたらしいです。

2025/12/10 21:32

伯猷 流歌@haiyuu ruka
ID:≫ 1tMlJSQdBLcoU
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PG-12 #暴力表現 #NLあいレク

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