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少し酷い描写があると思いますが、ご了承願います。
犯罪者たちのアジトへ向かい始めて、数日。
道すがら、俺の事情も話しておいた。これから、長くなるはずだし。(綾が好きなことは話してない)
「な〜お〜く〜ん〜、疲れたぁ…」
なんだかやけに、守怜の距離が近い。このときは、俺のことを気遣ってくれてんだと思ってたが…
「なおくんなおくん、これあげるー!」
なんというか…俺の気を引こうと必死…?
なんだか若干頬が赤いような…?
五月天は五月天で、距離を置きっぱなしだし。
そんな気まず…少し変な空気の漂うメンツで、歩き続けた。
「っと…ここらへん…か?」
岩や木、花や小動物など、自然豊かな場所。
犯罪集団のアジトと思われてる場所についたのが、誰もいない。
ついでに五月天もいない…。
「五月天さーん?どこー?」
返事はない。…よく考えたら俺ら…2人でここに来たんだっけか。
守怜は俺の服の裾をぎゅ、と掴んで告げた。
「ね、ねぇ、なおちゃん、ここで聞くのは、へ、変だけど…」
目線をそらし、頬が赤い。熱でもあるのか、とこちらが口を開く前に守怜は話し出す。
「す、好きな、人とか…いる?」
俺は知ってる。これは“恋バナ”を装った、“調査”だ。
いないと言えばアプローチは加速し、
いると言えば自身だったら嬉しいな、という淡い期待のもとアプローチの継続が行われる。
俺の心は綾一筋だ。
『やったー(棒)』
幻覚綾は黙ってて欲しい。まぁ、答えは“いる”…
「ん…まあ、いない…かな」
あれ、口が、勝手に…?
「そ、そうなんだ!」
裾を掴んでいた手が俺の手を掴み、守怜は恥ずかしそうに告げる。
「あ、あのさ」
「私ね…なおちゃんのこと、好き」
案の定、と言いそうな顔をしていたのだろう、守怜が補足する。
「あっ…まって、違くて…あの…」
コミュ障顔負けレベルに慌てたあとに、一呼吸置いて続ける。
「別に付き合ってほしいとかじゃなくて」
「わたしのおもいをしってほしかっーーー」
言い終わる前に、守怜は目の前から消えた。
「…は?」
混乱で辺りを見渡せば、
頭のない守怜の身体が転がってるだけだった。
「めっ、五月天さん…?」
そうだ、五月天。俺らは三人で来たはずだ。
「はっ、はい!な、直人…さ、ん!」
どうやら、守怜の想いを察して、見守ってたらしい。岩陰から五月天が出てくる。
「あっ、えっ」
「も、守怜さん…?冗談…デスヨネ…?」
「あ…」
2人で困惑。そんな中、笑い声が聞こえた。
「敵陣で油断なんて、さぞ強い人らだと思ったんだけどぉ…」
「そんなことなかったね!」
藍色のローブで全身を隠した少女が、いつの間にか近くの木に、俺らを見下ろす形で座っていた。
道すがら、俺の事情も話しておいた。これから、長くなるはずだし。(綾が好きなことは話してない)
「な〜お〜く〜ん〜、疲れたぁ…」
なんだかやけに、守怜の距離が近い。このときは、俺のことを気遣ってくれてんだと思ってたが…
「なおくんなおくん、これあげるー!」
なんというか…俺の気を引こうと必死…?
なんだか若干頬が赤いような…?
五月天は五月天で、距離を置きっぱなしだし。
そんな気まず…少し変な空気の漂うメンツで、歩き続けた。
「っと…ここらへん…か?」
岩や木、花や小動物など、自然豊かな場所。
犯罪集団のアジトと思われてる場所についたのが、誰もいない。
ついでに五月天もいない…。
「五月天さーん?どこー?」
返事はない。…よく考えたら俺ら…2人でここに来たんだっけか。
守怜は俺の服の裾をぎゅ、と掴んで告げた。
「ね、ねぇ、なおちゃん、ここで聞くのは、へ、変だけど…」
目線をそらし、頬が赤い。熱でもあるのか、とこちらが口を開く前に守怜は話し出す。
「す、好きな、人とか…いる?」
俺は知ってる。これは“恋バナ”を装った、“調査”だ。
いないと言えばアプローチは加速し、
いると言えば自身だったら嬉しいな、という淡い期待のもとアプローチの継続が行われる。
俺の心は綾一筋だ。
『やったー(棒)』
幻覚綾は黙ってて欲しい。まぁ、答えは“いる”…
「ん…まあ、いない…かな」
あれ、口が、勝手に…?
「そ、そうなんだ!」
裾を掴んでいた手が俺の手を掴み、守怜は恥ずかしそうに告げる。
「あ、あのさ」
「私ね…なおちゃんのこと、好き」
案の定、と言いそうな顔をしていたのだろう、守怜が補足する。
「あっ…まって、違くて…あの…」
コミュ障顔負けレベルに慌てたあとに、一呼吸置いて続ける。
「別に付き合ってほしいとかじゃなくて」
「わたしのおもいをしってほしかっーーー」
言い終わる前に、守怜は目の前から消えた。
「…は?」
混乱で辺りを見渡せば、
頭のない守怜の身体が転がってるだけだった。
「めっ、五月天さん…?」
そうだ、五月天。俺らは三人で来たはずだ。
「はっ、はい!な、直人…さ、ん!」
どうやら、守怜の想いを察して、見守ってたらしい。岩陰から五月天が出てくる。
「あっ、えっ」
「も、守怜さん…?冗談…デスヨネ…?」
「あ…」
2人で困惑。そんな中、笑い声が聞こえた。
「敵陣で油断なんて、さぞ強い人らだと思ったんだけどぉ…」
「そんなことなかったね!」
藍色のローブで全身を隠した少女が、いつの間にか近くの木に、俺らを見下ろす形で座っていた。