あれから数日歩き続けて、目的の街…“アムイ街”に付いた。
そこで、いろいろな経験をする。…のが目的だ。
歩いて、写真を撮って、街の人から話を聞いて。そんなごく普通の旅だった。
……帰る時に異空間に飛ばされたことを除けば。
「…どこだよ…ここ」
「わかんない!やばいすっごいお腹すいた!」
「ご飯食べてから帰ればよかったな」
そんなほのぼの()な会話をしているが、緊急事態に代わりはない。
『こんにちは。いや、こんばんはかな?…どちらでもいいか』
女性のようで男性のようにも聞こえる、機械的な声が響いた。
「お、お前が俺たちをここに連れてきたのか?」
「ねぇねぇ声の主さん?お名前なーにー?」
『……………()』
『キミたちに一つお願いがあるんだ』
俺たちの声は完璧に無視し、話を続ける声。
「それを受ければ解放する…ってとこか?」
『え、超能力…???』
「おーなーまーえーはー?」
光のグッドコミュニケーションに見せかけたバッドコミュニケーションが雰囲気をぶち壊す。
『お願いは一つだけ。とある子供を…守ってほしい』
つまり子守。
そう認識した瞬間、“YES”とも“NO”とも言う暇もなく目の前が眩しく輝く。
「なっ、おい!まだやるなんてひと言も…っ」
「私子供好きだからいーよ?」
「そういう問題じゃ…」
“ない”。そういい終える前に意識が遠のいていくのを感じた。
目が覚めれば光がいなかった。代わりに小さな少女が一人いた。
『その子は“[漢字]朝倉 和琉[/漢字][ふりがな]あさくら にこる[/ふりがな]”。好きな食べ物は猫で…嫌いな食べ物は犬で…』
この機械は頭がおかしいらしい。猫や犬を食べるなど、この地域の文化には存在しないのだ。
あたおか機械は放っておいて、少女と仲良くなろう。
「…はじめまして、お嬢さん…?」
「……だれ…」
「あの、あ、悪い人じゃありません…(?)」
「…名前は…?」
「ふっ、不審者じゃないんで!」
「…だから…名前…」
「仲良くしましょうね!!はは!!」
そういえば俺は、街の人から話を聞く時、光に任せっぱなしだったっけ。
「…おじちゃん…落ち着いて…話して…」
誰がおじちゃんやまだ17や。…って、この少女の方が落ち着いてるなぁ…。
「こりゃどっちが子守されてんのか、分かんねぇ…」
そこで、いろいろな経験をする。…のが目的だ。
歩いて、写真を撮って、街の人から話を聞いて。そんなごく普通の旅だった。
……帰る時に異空間に飛ばされたことを除けば。
「…どこだよ…ここ」
「わかんない!やばいすっごいお腹すいた!」
「ご飯食べてから帰ればよかったな」
そんなほのぼの()な会話をしているが、緊急事態に代わりはない。
『こんにちは。いや、こんばんはかな?…どちらでもいいか』
女性のようで男性のようにも聞こえる、機械的な声が響いた。
「お、お前が俺たちをここに連れてきたのか?」
「ねぇねぇ声の主さん?お名前なーにー?」
『……………()』
『キミたちに一つお願いがあるんだ』
俺たちの声は完璧に無視し、話を続ける声。
「それを受ければ解放する…ってとこか?」
『え、超能力…???』
「おーなーまーえーはー?」
光のグッドコミュニケーションに見せかけたバッドコミュニケーションが雰囲気をぶち壊す。
『お願いは一つだけ。とある子供を…守ってほしい』
つまり子守。
そう認識した瞬間、“YES”とも“NO”とも言う暇もなく目の前が眩しく輝く。
「なっ、おい!まだやるなんてひと言も…っ」
「私子供好きだからいーよ?」
「そういう問題じゃ…」
“ない”。そういい終える前に意識が遠のいていくのを感じた。
目が覚めれば光がいなかった。代わりに小さな少女が一人いた。
『その子は“[漢字]朝倉 和琉[/漢字][ふりがな]あさくら にこる[/ふりがな]”。好きな食べ物は猫で…嫌いな食べ物は犬で…』
この機械は頭がおかしいらしい。猫や犬を食べるなど、この地域の文化には存在しないのだ。
あたおか機械は放っておいて、少女と仲良くなろう。
「…はじめまして、お嬢さん…?」
「……だれ…」
「あの、あ、悪い人じゃありません…(?)」
「…名前は…?」
「ふっ、不審者じゃないんで!」
「…だから…名前…」
「仲良くしましょうね!!はは!!」
そういえば俺は、街の人から話を聞く時、光に任せっぱなしだったっけ。
「…おじちゃん…落ち着いて…話して…」
誰がおじちゃんやまだ17や。…って、この少女の方が落ち着いてるなぁ…。
「こりゃどっちが子守されてんのか、分かんねぇ…」