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異能力学園

#5

エピソード5.消えない記憶

~異能力学園~

あの日を、何度思い出しただろうか、
「は、、、、、」今日も、悪い夢を見ていたのだろうか、いつしかこの夢の内容すら忘れてしまった。でもいつも。いつも。起きた時になぜか泣いている。
「なんだ、今日もか、、」
ベッドから降りる、いつものように、まっすぐに歩き、洗面台へと向かう。
「昔の俺って。どんな顔してたんだっけか。」
鏡を見ると、顔は気力がなく、目に力が入っていないクマだらけのおっさんの顔が映る。
「さて。そろそろ準備しないとな。」
飯を食い、スーツに着替え、[大文字]才城寺 刀谷[/大文字]と書かれた教員免許をまじまじと見つめ、胸ポケットにしまう。

家を出る、
車に乗りこみ、異能力学園へと向かう。

「この校門。何回見たっけな。」そう言うといつも通り朝早く、だれもいない校門をくぐろうとする。

「おはよーございまーす」
思いもしなかった。いつもいないはずの校舎の前の校門には新学期に入ってきた新入生の姿があった。
「ああ、おはよう、君は早いね」
この生徒は、確か、、、
「せんせーも早いねー、今日はたまたま早く来ただけなんだけど」
「にしても、新しいせんせー?かな?見たことない顔だし」
ああ、そうか、普段から教師以外に顔を見せていないから。
「あぁ、初めましてかな。俺は学園長の才城寺刀谷です。もし今後会うことがあれば以後お見知りおきを。」
それだけ言うと身だしなみを整え、校舎に入ろうとする
「学園長かー初めて見た。まあ後で会う機会があったらよろしくお願いしまーす」
それだけ言い、先に校舎に向かっていった。
「、、、懐かしいな、[下線]あの頃[/下線]が。」

職員室に着くといつも通り、パソコンを起動した。
いつもの風景、いつもの画面。俺はそんなものに親近感すら抱いていた。
司「おはようございます、今日も早いですね」
ん?ああ、もうそんな時間か。
「司先生も十分早いじゃないですか、おはようございます」
名月司、この学校の教師であり、ヒーローの1人。
本人から聞いたがとある病気と契約により寿命が残り[大文字]7年程度[/大文字]だと聞いている。
司「いえいえ、学園長のほうが十分早いんですから。あ、、そろそろ教室に行かないと、では失礼します。」
寿命が7年程度しかないというのに焦りすら感じない。過去にとらわれ続けている俺が情けなく感じる。

16歳になった年だった。
その年は、個性持ちのヴィランが大量発生した年だった、巨大な抗争が起こり、人が[打消し]死に[/打消し]社会的な問題になっていた。
俺たちはそれぞれ俺が教師、親友がヒーローを目指して頑張っていた
「お前おせぇよーw」
親友にそう言う、
「悪いってwまあ、でもたまにはゆっくり行ってもいいじゃないか」
「まぁ、そうかもなw」
「刀谷はいつも急かし過ぎなんだってw」
そう笑いながら。いつも通る大通りの道を通り、同じ道を歩いて、途中で俺が別の道の自分の家の方に別れて、そんな帰り道を、通っていた時だった。今よく考えれば、この道を通ったのが間違いだったのかもしれない。でも。もし変えれたのなら。過去を。変えられるのなら、迷わずこれを変えるだろう。
「、、、、、!」

体に伝わる鈍い衝撃。周囲から激しい爆発音が飛び交う。目を開けると、
周囲は焼け焦げ、俺たちがさっき立っていた場所は爆発でえぐれている。
「爆、、発、」

「なんだよこれ、、まるで火の海じゃないか、、あいつは、、?」
親友を探して歩きだす、自身も腕にレンガがぶつかり骨折しているのが確定したような痛さを受けている、それでもなお、ただ1人の親友を探して歩く。ふと瓦礫だらけの足元を見て絶句する、その日親友が着ていた白いセーターを着ている、人の手である、瓦礫を退け、それを見た瞬間、自分の無力感に包まれる、

「…」

目の前に広がるのは。自分のただ1人の、、目玉が吹き飛び右足が欠損し、左半身が爆発で吹き飛び。臓器が飛んだ、、無残な親友の姿。
数秒自分の中での音という音が停止する、
俺を守るためにスキルを発動したのか、と瞬間的に察する
スキルを使えば自分を守ることもできたろうに、
その時から、自分の背中が重くなったのを感じる、怖くて、振り向くことさえできなかった。

作者メッセージ

やはり小説は難しいですね

2025/12/29 02:36

名月
ID:≫ 28OxgCwjLMjhg
コメント

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