~”異能使い”は万能ではない~
希望は捨てるべきではないとかなんとやら…
思いもよらない顔が―そこにあった。
「やあ。元気?まあ捕まえておいてそれはないか」
そこに居たのは、夕陽永久の命令を受け動いていた”斬鬼”使いの女。
名前は…、
蒼衣「ああ、名乗ってなかったっけ?私は[漢字]蒼衣[/漢字][ふりがな]あおい[/ふりがな]」
「で…永久の部下が何の用ですか?」
正直、見当もつかなかった。
まだ永久に呼ばれたわけでもないだろうし、煽りに来るなら名前だって名乗る必要もないだろう。
蒼衣「いやぁ、ただ”私”の任務が終わったから君を連れ出しに来た」
「任務?」
蒼衣「そう、任務…夕陽永久暗殺のためのね」
暗殺…?つまり、この女、いや蒼衣は”この国”の者ではないという事だろうか、なんにせよ出してくれるなら好都合。裏切るなら殺すまで。
「出してくれるなら出来るだけ早くお願いします。」
蒼衣「もちろん。ちょっと待ってねぇ、」
しばらくすると、鍵をバッグから見つけ、鍵穴に差し込んだ。
腕、足の順に錠を外してもらい、何故この国に潜入したかの話や、私を捕まえたのは申し訳なかったと言っていた。
蒼衣「さて、こんな国からはもう出ようか。あ、そういえば少し旅することになるけど金銭面は心配しなくていいよ~」
「脱出路はどうするんですか?普通に出てっても[漢字]陽鏡閃天[/漢字][ふりがな]テンバツ[/ふりがな]で焼かれるだけですよ?」
普通に考えたらこうなる、脱出路を用意するのに私が捕まった時間を考えても時間は足りないはずだ。
蒼衣「え?ああ。安心して今から脱出する方法は”これ”を使うだけ」
そう言うとバッグから取り出したのはスキル武具、そのうちの希少種にあたる一回限りの【天秤】という武具。
「は、え?えぇ?そんな貴重な物なんで持ってるんですか…」
【天秤】の効果は指定した自分より重いもの、例えば岩石などと自分を比較し、その岩石の重さを超えなければ自分含め数人をその岩石と入れ替えることができる。といった明らかにぶっ壊れている武具だ、それ故に世界に数個しかなく、一回で壊れる。
蒼衣「気にしなくていいよ~だって本部が使っていいって許可したんだから」
「は、はは…」
言い終えると蒼衣は天秤を掲げ、発動させる。
―周囲は明るく、目を開けると自分は横になっていた
蒼衣「目…覚めた?」
「ええ、このまま寝てたいですけどね」
蒼衣「なら、寝てていいよ…まだ私も急いでるわけじゃないし」
辺りを見ると、平原にいるのだと理解した。
その後、少し仮眠をとるために眠りへと入った。
―アルカディア
永久「なるほど、つまり、お前も”そっち側”か…蒼衣、非常に残念だ」
希望は捨てるべきではないとかなんとやら…
思いもよらない顔が―そこにあった。
「やあ。元気?まあ捕まえておいてそれはないか」
そこに居たのは、夕陽永久の命令を受け動いていた”斬鬼”使いの女。
名前は…、
蒼衣「ああ、名乗ってなかったっけ?私は[漢字]蒼衣[/漢字][ふりがな]あおい[/ふりがな]」
「で…永久の部下が何の用ですか?」
正直、見当もつかなかった。
まだ永久に呼ばれたわけでもないだろうし、煽りに来るなら名前だって名乗る必要もないだろう。
蒼衣「いやぁ、ただ”私”の任務が終わったから君を連れ出しに来た」
「任務?」
蒼衣「そう、任務…夕陽永久暗殺のためのね」
暗殺…?つまり、この女、いや蒼衣は”この国”の者ではないという事だろうか、なんにせよ出してくれるなら好都合。裏切るなら殺すまで。
「出してくれるなら出来るだけ早くお願いします。」
蒼衣「もちろん。ちょっと待ってねぇ、」
しばらくすると、鍵をバッグから見つけ、鍵穴に差し込んだ。
腕、足の順に錠を外してもらい、何故この国に潜入したかの話や、私を捕まえたのは申し訳なかったと言っていた。
蒼衣「さて、こんな国からはもう出ようか。あ、そういえば少し旅することになるけど金銭面は心配しなくていいよ~」
「脱出路はどうするんですか?普通に出てっても[漢字]陽鏡閃天[/漢字][ふりがな]テンバツ[/ふりがな]で焼かれるだけですよ?」
普通に考えたらこうなる、脱出路を用意するのに私が捕まった時間を考えても時間は足りないはずだ。
蒼衣「え?ああ。安心して今から脱出する方法は”これ”を使うだけ」
そう言うとバッグから取り出したのはスキル武具、そのうちの希少種にあたる一回限りの【天秤】という武具。
「は、え?えぇ?そんな貴重な物なんで持ってるんですか…」
【天秤】の効果は指定した自分より重いもの、例えば岩石などと自分を比較し、その岩石の重さを超えなければ自分含め数人をその岩石と入れ替えることができる。といった明らかにぶっ壊れている武具だ、それ故に世界に数個しかなく、一回で壊れる。
蒼衣「気にしなくていいよ~だって本部が使っていいって許可したんだから」
「は、はは…」
言い終えると蒼衣は天秤を掲げ、発動させる。
―周囲は明るく、目を開けると自分は横になっていた
蒼衣「目…覚めた?」
「ええ、このまま寝てたいですけどね」
蒼衣「なら、寝てていいよ…まだ私も急いでるわけじゃないし」
辺りを見ると、平原にいるのだと理解した。
その後、少し仮眠をとるために眠りへと入った。
―アルカディア
永久「なるほど、つまり、お前も”そっち側”か…蒼衣、非常に残念だ」