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異能力学園

#11

エピソード11.暗い月夜

~異能力学園~

空気が外から入る音が、辺りに響く。

「あー…よし。しっかり打ち抜いたかな。」
中で殺せたかどうかを確認するために、割れた窓をまじまじと見ている。
少しした頃。背後の何かの影を見つけ、動きが止まった。

「へぇ。もう少し強いやつ居ただろうに。可哀想。」

その暗殺者の後ろに立っていたのは異能力学園の生徒、神裂夜叉丸。
殺気すら出さず、ただまじまじと不思議そうに見つめている。
「は?…いつからそこに。」

夜叉丸「病院に様子見に来たら君がスキル使って司先生殺そうとしてたから。俺のスキルで弾を食わせてこっち来た。」

「スキルで俺の[漢字]蛸[/漢字][ふりがな]タコ[/ふりがな]の吐き出した弾を、?」
言い終えると、地面に触れた。
「いや今は、バレたならば。殺すまで。」
地面に触れ、一瞬で巨大な岩かとも思えるサイズの蛸を召喚した。
夜叉丸「はぁ。こんな無駄なことをして何の意味があるの?」
次にタコの方を向いた瞬間、驚いた。一瞬のうちにしてその蛸は黒い影に飲み込まれ、食われていた。
「…は?」

夜叉丸「良いよもう、おやすみ。」

「ちょっと待っ。」

月の光が辺りを照らしている。
いつもなら暗い夜でさえ、全てが同じというわけでもないだろう。
目に光が届く、その光はそこまで明るいというわけでもなく、辺りを見える程度に照らしている。
「ねえ、窓を開けるならもう少し丁寧に開けたらどうなの?」
突如した声の方向に目を寄せると、フードを被った女性?なのだろうか。
窓のすぐそばの椅子に座っていた。
「あれ、ここ窓割れてたっけな。それはそうと、誰ですか?」
そう聞くと、ゆっくりと顔を上げた。
「ああ、まあ特にお気になさらず、敵ではないので」
そう答え、フードをもう少し深く被っている。
先ほどまで寝ていたからだろうか、あまり前が見えにくく、顔が見えない。
「まあ、それはそうと、失礼しました。少し休憩したかっただけなので。」
お辞儀をし、靴に触れると、窓に手をかけた。

「まあ、もし次会ったら次は外でお話ししましょう」

声をかける直前、窓から飛び出していった。
「うっそぉ、まじか。」
少しの出来事だったが、印象に残ったのは確実だった。

見慣れた風景、見慣れた校門。
約1週間ぶりだが久しぶりに感じるのは気のせいではないだろう。
今日もまた、足を踏み出し、出勤していく。
「おはよう、さて今日からまたよろしく頼む。」
久しぶりのあいさつなどを済ませ、
そろそろ始まる”あれ”について考え始めていた。

そう、スキルの制御、扱いについての実践訓練を目的とした1泊2日の合宿について。

作者メッセージ

さて、合宿の通常開催はされるのか()
そして神裂夜叉丸とは?次回にご期待してくれるとありがたいです。
ご視聴ありがとうございました。
良かったらぜひコメントしていただけるとモチベにつながるのでよろしくお願いします!

2026/03/14 15:10

名月
ID:≫ 28OxgCwjLMjhg
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