~異能力学園~
目覚めると、そこはいつも見ている壁や天井、景色では無かった。
「名月さん⁉」
突如した声の方向を向くと、機械先生が驚いたような顔をしている。
そういえば、あそこから抜け出すために急に思い出した”契約”というものを使った後の記憶がない。
「俺は、なんでここにいるんだ…?」
正直分からなかった、記憶や感情が急に流れ出して、考えようとしても頭が混乱した。
「丸二日間寝てましたよ、名月さんのおかげでかなりの人数が”生き残って”ました。」
大体考えを整理させてみたが、今回の事は流石に”異例”としか言いようがなかった。
そして戦闘中気絶した時に聞こえたあの声、
何より被害者が生存者数よりも多いのは考えなくても分かっていた。
何日か病院で過ごし分かったことは3つある。
1つ目、今回の3人の強力なヴィランの名称。
神鏡尼野、伍長、そして今回姿を見せなかった”黒い結界”の犯人
それらが全員1つのグループに所属している場合、対処が困難になる。
そのためそれらの仮想グループの名称を”[漢字]顎[/漢字][ふりがな]アギト[/ふりがな]”と呼ぶこととなった。
2つ目、今回での襲撃被害。
住んでいた者の生存者数、約3400名。
死者数、約2800名。
行方不明者、約400名。
ライムたちと脱出し、10時間後に結界が解除されたらしい。
そして襲撃を受けた町はあそこだけだったようだった。”公開情報”だとそう発表されている。
実際、他の世界も被害を受けた場所があったという噂が流れてきている。
3つ目は”契約”の後遺症について。
現在分かっているのは視力の低下、そして体の衰弱。
そして残っている”寿命”の低下。
「残りもって5年程度か…」
正直言うとまだ死にたくないという気持ちもある、ただ…
「司さん大丈夫ですか?」
急に話しかけられて少しびっくりした、あとライムもこんな風に定期的に見舞いに来てくれた。
ライム「あと司さん5年程度って何の話ですか?」
「ああ、いや何でもない。親戚の子があと5年で成人するな~って話」
ライム「なるほど、理解しました」
ライムには本当のことを言っていない。これを知っているのは学園長、俺の恩人だけだ。
まあ、いつかは話す時が来るかもしれない。
プルルルrrrr
ライム「あ、電話出てきますね」
突然の携帯の音は案外びっくりするものだ。
ライムが出て行った後、急に眠気に襲われた。
さっきまでは眠くなかったが何故か寝てしまった。
『…殺セ』『敵、殺セ。』
悪い夢を見た、
”敵”とは何なのか分からなかったが、今日は寝ることにした。
その存在に気づかずに…
「打て。」
5秒後、風がカーテンを羽ばたかせている音が、辺りに響いていた。
目覚めると、そこはいつも見ている壁や天井、景色では無かった。
「名月さん⁉」
突如した声の方向を向くと、機械先生が驚いたような顔をしている。
そういえば、あそこから抜け出すために急に思い出した”契約”というものを使った後の記憶がない。
「俺は、なんでここにいるんだ…?」
正直分からなかった、記憶や感情が急に流れ出して、考えようとしても頭が混乱した。
「丸二日間寝てましたよ、名月さんのおかげでかなりの人数が”生き残って”ました。」
大体考えを整理させてみたが、今回の事は流石に”異例”としか言いようがなかった。
そして戦闘中気絶した時に聞こえたあの声、
何より被害者が生存者数よりも多いのは考えなくても分かっていた。
何日か病院で過ごし分かったことは3つある。
1つ目、今回の3人の強力なヴィランの名称。
神鏡尼野、伍長、そして今回姿を見せなかった”黒い結界”の犯人
それらが全員1つのグループに所属している場合、対処が困難になる。
そのためそれらの仮想グループの名称を”[漢字]顎[/漢字][ふりがな]アギト[/ふりがな]”と呼ぶこととなった。
2つ目、今回での襲撃被害。
住んでいた者の生存者数、約3400名。
死者数、約2800名。
行方不明者、約400名。
ライムたちと脱出し、10時間後に結界が解除されたらしい。
そして襲撃を受けた町はあそこだけだったようだった。”公開情報”だとそう発表されている。
実際、他の世界も被害を受けた場所があったという噂が流れてきている。
3つ目は”契約”の後遺症について。
現在分かっているのは視力の低下、そして体の衰弱。
そして残っている”寿命”の低下。
「残りもって5年程度か…」
正直言うとまだ死にたくないという気持ちもある、ただ…
「司さん大丈夫ですか?」
急に話しかけられて少しびっくりした、あとライムもこんな風に定期的に見舞いに来てくれた。
ライム「あと司さん5年程度って何の話ですか?」
「ああ、いや何でもない。親戚の子があと5年で成人するな~って話」
ライム「なるほど、理解しました」
ライムには本当のことを言っていない。これを知っているのは学園長、俺の恩人だけだ。
まあ、いつかは話す時が来るかもしれない。
プルルルrrrr
ライム「あ、電話出てきますね」
突然の携帯の音は案外びっくりするものだ。
ライムが出て行った後、急に眠気に襲われた。
さっきまでは眠くなかったが何故か寝てしまった。
『…殺セ』『敵、殺セ。』
悪い夢を見た、
”敵”とは何なのか分からなかったが、今日は寝ることにした。
その存在に気づかずに…
「打て。」
5秒後、風がカーテンを羽ばたかせている音が、辺りに響いていた。