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ネットで拾ったネタを披露するだけ!

#23

かりんとう

太宰「国木田君! 助けてくれたまえ、一大事だ!」

武装探偵社に太宰の叫び声が響き渡る。国木田は「またか」とこめかみを指で押さえ、万年筆を机に叩きつけた。

国木田「今度は何だ、太宰! 借金の取り立てか、毒キノコの副作用か!」

太宰「失礼な。今回はもっと深刻だよ。なんと……川を流れていたら、ポケットに入れていた『高級かりんとう』が、完全にふやけてしまったんだ!」

太宰は、泥水を含んで見るも無残な姿になった茶色の塊を、さも「世界の終わり」のような顔
で見つめている。

太宰「これは、乱歩さんに捧げるはずだった献上品なのに……。あぁ、私はもうおしまいだ。責任をとって、その辺の電柱で首を吊る許可をくれたまえ」

国木田「勝手に吊れ! というか、そもそも献上品をポケットに入れて流れるな!」
国木田の怒声が飛ぶ中、奥から乱歩がひょいと顔を出した。

江戸川「えー、僕のかりんとう? 太宰、それじゃあお詫びにならないよ。代わりに、その『理想』って書いてある手帳の、一番新しいページに駄菓子の付録シール貼らせて」

国木田「乱歩さん! 俺の予定表にキラキラした大仏シールを貼るのはやめてください!」

太宰はふやけたかりんとうを見つめ、「ふむ、これも一種の芸術……」と呟きながら、こっそり国木田のコーヒーカップにそれを沈めようとしていた。

作者メッセージ

暇太郎

2026/02/22 23:31


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