深夜の倉庫街。街灯も届かない暗がりに、鋭い銀光が走ったかと思えば、直後に「肉」が崩れる音が静寂を破った。
零は、手にしたレイピアの剣先から滴る赤い液体を、一振りして払う。周囲には、彼が操る「糸」によって芸術的とも言える惨状で沈黙した男たちが転がっていた。
零「……あはは、たまには自分の手で終わらせないと、仕事した気分にならないからねぇ」
零は満足げに目を細めると、純白の手袋を脱ぎ、新しいものへと付け替えた。そこへ、暗闇に溶け込んでいた柚木がひょっこりと姿を現した。
柚木「にゃはっw さすが首領! 糸を使うまでもなくボロ雑巾みたい。……あーあ、こっちは首が変な方向に曲がってる。凄いでしょ!って自慢したいくらいの出来栄えだね!」
柚木は死体の間を飛び跳ねるように移動し、零の前に立つと「えへへ」と無邪気に笑った。
零「おや、柚木くん。待たせちゃったね。……掃除、大変そうかな?」
柚木「全然! 首領が綺麗にバラバラ……あはは、綺麗に片付けてくれたから、僕はただ消すだけでいいもん。もし僕に勝てても、首領に勝てるわけないのに。馬鹿な人たちだよねぇ」
零は屈み込むと、柚木の目線に合わせて優しく微笑んだ。
零「ふふ、そうだね。僕の『家族』を脅かす害虫は、こうして一匹残らず駆除しないと。……あ、そうだ。口の横にまた何かついてるよ。じっとして?」
零が懐から出したハンカチで柚木の口元を拭うと、柚木は嬉しそうに目を細めてそれを受け入れた。
柚木「あ、それチョコの汚れかも! ……ねぇ首領、お仕事終わったら約束だよ。ご飯いっぱい食べさせてくれるんでしょ?」
零「もちろんだよ。焼きそば、オムライス、たこ焼き、コーンスープ……全部準備させてある。……あ、でも梨だけは抜いてあるから安心してね?」
柚木「さすが首領! 大好き!」
柚木は無邪気に零の首に抱きつかんばかりの勢いだったが、ふと足元の死体に視線を戻すと、冷酷な光を宿した瞳で笑った。
柚木「……さてと。首領、先に行っててよ。ここは僕が『何もなかったこと』にしてあげるから。僕の分のデザートも絶対残しておいてよね?」
零「わかっているよ。……でも、あんまり夢中になりすぎて遅くならないようにね? もし破ったら……」
柚木「わかってるってば! 『死ぬより不自由な場所に閉じ込める』んでしょ? そんなの嫌だよ。首領と一緒に美味しいもの食べたいもん」
零は満足げに頷き、漆黒のロングコートを翻して出口へと向かっていく。
零「……じゃあ、後でね、柚木くん」
零の姿が見えなくなった瞬間、楽しげにハミングしながら作業に取り掛かった。
柚木「にゃはっw それじゃ、ゴミ掃除開始ー!」
零は、手にしたレイピアの剣先から滴る赤い液体を、一振りして払う。周囲には、彼が操る「糸」によって芸術的とも言える惨状で沈黙した男たちが転がっていた。
零「……あはは、たまには自分の手で終わらせないと、仕事した気分にならないからねぇ」
零は満足げに目を細めると、純白の手袋を脱ぎ、新しいものへと付け替えた。そこへ、暗闇に溶け込んでいた柚木がひょっこりと姿を現した。
柚木「にゃはっw さすが首領! 糸を使うまでもなくボロ雑巾みたい。……あーあ、こっちは首が変な方向に曲がってる。凄いでしょ!って自慢したいくらいの出来栄えだね!」
柚木は死体の間を飛び跳ねるように移動し、零の前に立つと「えへへ」と無邪気に笑った。
零「おや、柚木くん。待たせちゃったね。……掃除、大変そうかな?」
柚木「全然! 首領が綺麗にバラバラ……あはは、綺麗に片付けてくれたから、僕はただ消すだけでいいもん。もし僕に勝てても、首領に勝てるわけないのに。馬鹿な人たちだよねぇ」
零は屈み込むと、柚木の目線に合わせて優しく微笑んだ。
零「ふふ、そうだね。僕の『家族』を脅かす害虫は、こうして一匹残らず駆除しないと。……あ、そうだ。口の横にまた何かついてるよ。じっとして?」
零が懐から出したハンカチで柚木の口元を拭うと、柚木は嬉しそうに目を細めてそれを受け入れた。
柚木「あ、それチョコの汚れかも! ……ねぇ首領、お仕事終わったら約束だよ。ご飯いっぱい食べさせてくれるんでしょ?」
零「もちろんだよ。焼きそば、オムライス、たこ焼き、コーンスープ……全部準備させてある。……あ、でも梨だけは抜いてあるから安心してね?」
柚木「さすが首領! 大好き!」
柚木は無邪気に零の首に抱きつかんばかりの勢いだったが、ふと足元の死体に視線を戻すと、冷酷な光を宿した瞳で笑った。
柚木「……さてと。首領、先に行っててよ。ここは僕が『何もなかったこと』にしてあげるから。僕の分のデザートも絶対残しておいてよね?」
零「わかっているよ。……でも、あんまり夢中になりすぎて遅くならないようにね? もし破ったら……」
柚木「わかってるってば! 『死ぬより不自由な場所に閉じ込める』んでしょ? そんなの嫌だよ。首領と一緒に美味しいもの食べたいもん」
零は満足げに頷き、漆黒のロングコートを翻して出口へと向かっていく。
零「……じゃあ、後でね、柚木くん」
零の姿が見えなくなった瞬間、楽しげにハミングしながら作業に取り掛かった。
柚木「にゃはっw それじゃ、ゴミ掃除開始ー!」
- 1.参加シート
- 2.枠
- 3.創立記念日(5年前)
- 4.零と雪
- 5.零と梅紀
- 6.いるかわかんないけど首領の設定
- 7.零と律
- 8.零とゆり
- 9.零と羅牡
- 10.零と蒼
- 11.零と陽葵
- 12.律と梅紀
- 13.雪と蒼
- 14.零とこも
- 15.零と京士郎
- 16.零と都雪
- 17.零と幽薇
- 18.零と梓
- 19.零と姫叶
- 20.姫叶とこもと零
- 21.零と刹那
- 22.零と律と梅紀
- 23.幹部会
- 24.零と榊原と律の宴会
- 25.零と尽
- 26.零とユイ ミニお祭り騒ぎ
- 27.零と諒斗
- 28.零と木浪
- 29.零と拓也
- 30.零と柚木
- 31.零の大怪我
- 32.説教
- 33.大嫌いと出前の追い打ち
- 34.零と凛と紺
- 35.零と縨と芳乃
- 36.零とネム
通報フォーム
この小説の著作権は凪【参加型】何でも屋Absolute Vanta(まだまだ枠の空きあり!ぜひ参加してください!)さんに帰属します