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【大型参加型】何でも屋Absolute Vanta残り7枠

#30

零と柚木

深夜の倉庫街。街灯も届かない暗がりに、鋭い銀光が走ったかと思えば、直後に「肉」が崩れる音が静寂を破った。
零は、手にしたレイピアの剣先から滴る赤い液体を、一振りして払う。周囲には、彼が操る「糸」によって芸術的とも言える惨状で沈黙した男たちが転がっていた。

零「……あはは、たまには自分の手で終わらせないと、仕事した気分にならないからねぇ」

零は満足げに目を細めると、純白の手袋を脱ぎ、新しいものへと付け替えた。そこへ、暗闇に溶け込んでいた柚木がひょっこりと姿を現した。

柚木「にゃはっw さすが首領! 糸を使うまでもなくボロ雑巾みたい。……あーあ、こっちは首が変な方向に曲がってる。凄いでしょ!って自慢したいくらいの出来栄えだね!」

柚木は死体の間を飛び跳ねるように移動し、零の前に立つと「えへへ」と無邪気に笑った。

零「おや、柚木くん。待たせちゃったね。……掃除、大変そうかな?」

柚木「全然! 首領が綺麗にバラバラ……あはは、綺麗に片付けてくれたから、僕はただ消すだけでいいもん。もし僕に勝てても、首領に勝てるわけないのに。馬鹿な人たちだよねぇ」

零は屈み込むと、柚木の目線に合わせて優しく微笑んだ。

零「ふふ、そうだね。僕の『家族』を脅かす害虫は、こうして一匹残らず駆除しないと。……あ、そうだ。口の横にまた何かついてるよ。じっとして?」

零が懐から出したハンカチで柚木の口元を拭うと、柚木は嬉しそうに目を細めてそれを受け入れた。

柚木「あ、それチョコの汚れかも! ……ねぇ首領、お仕事終わったら約束だよ。ご飯いっぱい食べさせてくれるんでしょ?」

零「もちろんだよ。焼きそば、オムライス、たこ焼き、コーンスープ……全部準備させてある。……あ、でも梨だけは抜いてあるから安心してね?」

柚木「さすが首領! 大好き!」

柚木は無邪気に零の首に抱きつかんばかりの勢いだったが、ふと足元の死体に視線を戻すと、冷酷な光を宿した瞳で笑った。

柚木「……さてと。首領、先に行っててよ。ここは僕が『何もなかったこと』にしてあげるから。僕の分のデザートも絶対残しておいてよね?」

零「わかっているよ。……でも、あんまり夢中になりすぎて遅くならないようにね? もし破ったら……」

柚木「わかってるってば! 『死ぬより不自由な場所に閉じ込める』んでしょ? そんなの嫌だよ。首領と一緒に美味しいもの食べたいもん」

零は満足げに頷き、漆黒のロングコートを翻して出口へと向かっていく。

零「……じゃあ、後でね、柚木くん」

零の姿が見えなくなった瞬間、楽しげにハミングしながら作業に取り掛かった。

柚木「にゃはっw それじゃ、ゴミ掃除開始ー!」

作者メッセージ

この参加型総勢40名ですね。ビビりました。
でもあと半分残っていることにも驚きました。
え、人数減らしたほうがいいのか?とか考えましたが、それは嫌なんですよ。
なので、この枠やりたいけど埋まってて困ってるっ!とかあれば言ってください。何とかします。
ただ、幹部と秘書と首領は変更不可なので幹部やりたい。埋まっている秘書やりたい。はなしでお願いします。
参加待ってます。

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AIツール #暴力表現何でも屋参加型

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