拓也「……ターゲットの排除、完了しました。これより周囲の残党を確認します。」
零「お疲れ様、拓也くん! 相変わらず無駄のない動きだねぇ。見てて惚れ惚れしちゃう。……あ、そこの隅っこで震えてる屑も、ついでに終わらせちゃってくれる?」
拓也「了解。」
拓也の手元に、実体を持たない黒い影から同じモデルの拳銃がもう一丁現れる。震える生存者へ歩み寄る足取りには、一切の迷いも慈悲もない。
零「……本当に、君は僕が何を言っても疑わないよね。まるで壊れたお人形さんみたい。ねぇ拓也くん、そんなに感情を捨てて、苦しくないの?」
拓也「……。分かりません。私はただ、指示に従っているだけです。指示があれば、過去も余計な思考も……消えますから。」
零「あはは、その徹底した従順さ、嫌いじゃないよ。でもね……」
零がふらりと拓也の背後に回り込み、漆黒のコートの肩を叩く。拓也は一瞬、肩に触れた手の温もりに眉を顰めた。
拓也「……首領。あまり私に触れないでください。貴方は……優しすぎる。その空気感は、私の頭を痛ませる。」
零「おや、手厳しいねぇ。僕が優しい? 僕はただ、家族を愛しているだけだよ。……あ、危ない!」
崩れかけた棚の上から、隠れていた狙撃手が放った一弾が拓也の背後を狙う。拓也がワープで回避しようとするより早く、零の指先が踊った。
見えない糸が狙撃手の四肢を捉え、空中で強引に制止させる。肉に食い込む糸の音が静寂に響く。
零「ねぇ、約束したよね? 僕に内緒で勝手に怪我しちゃダメだって。……もし今の弾が君に当たってたら、僕、パニックでこの街ごと壊しちゃうところだったよ?」
拓也「……。首領が守る必要はありません。私は執行人。貴方の盾であり、剣です。傷つくことも任務のうちです。」
零「だーめ。それは僕が許さない。痛いのは僕だけで十分……比翼の連環。」
零が指を鳴らすと、拓也の頬に掠っていた小さな切り傷が消え、代わりに零の白い頬に赤い線が浮かび上がった。
拓也「……っ! なぜそんな無駄なことを。貴方は首領だ。配下の痛みなど、放置すればいいものを。」
零「無駄じゃないよ。此処のみんなは僕の『家族』だもん。……さぁ、お仕事はこれでおしまい! 帰ったらみんなでかき氷食べよう? 今日はね、シロップ全種類用意してあるんだ。拓也くんは何色がいい?」
拓也は視線を逸らし、拳銃を消す
拓也「……。任務に関係のない質問です。……ですが、貴方の指示なら、従います。……何色でも構いません。」
零「あはは、じゃあブルーハワイにしようか。僕の目と同じ色。……ねぇ、拓也くん。君のその冷たい心が、いつか僕の糸で温まればいいんだけどねぇ……。」
拓也「……分かりません。戻りましょう、首領。次の任務の指示を。」
零は満足げに微笑み、血生臭い倉庫の中を、まるでピクニックの帰りのような軽やかな足取りで歩き出す。その後ろを、影のような黒いコートの青年が、一歩遅れて静かに付いていった。
零「お疲れ様、拓也くん! 相変わらず無駄のない動きだねぇ。見てて惚れ惚れしちゃう。……あ、そこの隅っこで震えてる屑も、ついでに終わらせちゃってくれる?」
拓也「了解。」
拓也の手元に、実体を持たない黒い影から同じモデルの拳銃がもう一丁現れる。震える生存者へ歩み寄る足取りには、一切の迷いも慈悲もない。
零「……本当に、君は僕が何を言っても疑わないよね。まるで壊れたお人形さんみたい。ねぇ拓也くん、そんなに感情を捨てて、苦しくないの?」
拓也「……。分かりません。私はただ、指示に従っているだけです。指示があれば、過去も余計な思考も……消えますから。」
零「あはは、その徹底した従順さ、嫌いじゃないよ。でもね……」
零がふらりと拓也の背後に回り込み、漆黒のコートの肩を叩く。拓也は一瞬、肩に触れた手の温もりに眉を顰めた。
拓也「……首領。あまり私に触れないでください。貴方は……優しすぎる。その空気感は、私の頭を痛ませる。」
零「おや、手厳しいねぇ。僕が優しい? 僕はただ、家族を愛しているだけだよ。……あ、危ない!」
崩れかけた棚の上から、隠れていた狙撃手が放った一弾が拓也の背後を狙う。拓也がワープで回避しようとするより早く、零の指先が踊った。
見えない糸が狙撃手の四肢を捉え、空中で強引に制止させる。肉に食い込む糸の音が静寂に響く。
零「ねぇ、約束したよね? 僕に内緒で勝手に怪我しちゃダメだって。……もし今の弾が君に当たってたら、僕、パニックでこの街ごと壊しちゃうところだったよ?」
拓也「……。首領が守る必要はありません。私は執行人。貴方の盾であり、剣です。傷つくことも任務のうちです。」
零「だーめ。それは僕が許さない。痛いのは僕だけで十分……比翼の連環。」
零が指を鳴らすと、拓也の頬に掠っていた小さな切り傷が消え、代わりに零の白い頬に赤い線が浮かび上がった。
拓也「……っ! なぜそんな無駄なことを。貴方は首領だ。配下の痛みなど、放置すればいいものを。」
零「無駄じゃないよ。此処のみんなは僕の『家族』だもん。……さぁ、お仕事はこれでおしまい! 帰ったらみんなでかき氷食べよう? 今日はね、シロップ全種類用意してあるんだ。拓也くんは何色がいい?」
拓也は視線を逸らし、拳銃を消す
拓也「……。任務に関係のない質問です。……ですが、貴方の指示なら、従います。……何色でも構いません。」
零「あはは、じゃあブルーハワイにしようか。僕の目と同じ色。……ねぇ、拓也くん。君のその冷たい心が、いつか僕の糸で温まればいいんだけどねぇ……。」
拓也「……分かりません。戻りましょう、首領。次の任務の指示を。」
零は満足げに微笑み、血生臭い倉庫の中を、まるでピクニックの帰りのような軽やかな足取りで歩き出す。その後ろを、影のような黒いコートの青年が、一歩遅れて静かに付いていった。
- 1.参加シート
- 2.枠
- 3.創立記念日(5年前)
- 4.零と雪
- 5.零と梅紀
- 6.いるかわかんないけど首領の設定
- 7.零と律
- 8.零とゆり
- 9.零と羅牡
- 10.零と蒼
- 11.零と陽葵
- 12.律と梅紀
- 13.雪と蒼
- 14.零とこも
- 15.零と京士郎
- 16.零と都雪
- 17.零と幽薇
- 18.零と梓
- 19.零と姫叶
- 20.姫叶とこもと零
- 21.零と刹那
- 22.零と律と梅紀
- 23.幹部会
- 24.零と榊原と律の宴会
- 25.零と尽
- 26.零とユイ ミニお祭り騒ぎ
- 27.零と諒斗
- 28.零と木浪
- 29.零と拓也
- 30.零と柚木
- 31.零の大怪我
- 32.説教
- 33.大嫌いと出前の追い打ち
- 34.零と凛と紺
- 35.零と縨と芳乃
- 36.零とネム
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この小説の著作権は凪【参加型】何でも屋Absolute Vanta(まだまだ枠の空きあり!ぜひ参加してください!)さんに帰属します