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【大型参加型】何でも屋Absolute Vanta残り7枠

#29

零と拓也

拓也「……ターゲットの排除、完了しました。これより周囲の残党を確認します。」

零「お疲れ様、拓也くん! 相変わらず無駄のない動きだねぇ。見てて惚れ惚れしちゃう。……あ、そこの隅っこで震えてる屑も、ついでに終わらせちゃってくれる?」

拓也「了解。」

拓也の手元に、実体を持たない黒い影から同じモデルの拳銃がもう一丁現れる。震える生存者へ歩み寄る足取りには、一切の迷いも慈悲もない。

零「……本当に、君は僕が何を言っても疑わないよね。まるで壊れたお人形さんみたい。ねぇ拓也くん、そんなに感情を捨てて、苦しくないの?」

拓也「……。分かりません。私はただ、指示に従っているだけです。指示があれば、過去も余計な思考も……消えますから。」

零「あはは、その徹底した従順さ、嫌いじゃないよ。でもね……」

零がふらりと拓也の背後に回り込み、漆黒のコートの肩を叩く。拓也は一瞬、肩に触れた手の温もりに眉を顰めた。

拓也「……首領。あまり私に触れないでください。貴方は……優しすぎる。その空気感は、私の頭を痛ませる。」

零「おや、手厳しいねぇ。僕が優しい? 僕はただ、家族を愛しているだけだよ。……あ、危ない!」

崩れかけた棚の上から、隠れていた狙撃手が放った一弾が拓也の背後を狙う。拓也がワープで回避しようとするより早く、零の指先が踊った。


見えない糸が狙撃手の四肢を捉え、空中で強引に制止させる。肉に食い込む糸の音が静寂に響く。

零「ねぇ、約束したよね? 僕に内緒で勝手に怪我しちゃダメだって。……もし今の弾が君に当たってたら、僕、パニックでこの街ごと壊しちゃうところだったよ?」

拓也「……。首領が守る必要はありません。私は執行人。貴方の盾であり、剣です。傷つくことも任務のうちです。」

零「だーめ。それは僕が許さない。痛いのは僕だけで十分……比翼の連環。」

零が指を鳴らすと、拓也の頬に掠っていた小さな切り傷が消え、代わりに零の白い頬に赤い線が浮かび上がった。

拓也「……っ! なぜそんな無駄なことを。貴方は首領だ。配下の痛みなど、放置すればいいものを。」

零「無駄じゃないよ。此処のみんなは僕の『家族』だもん。……さぁ、お仕事はこれでおしまい! 帰ったらみんなでかき氷食べよう? 今日はね、シロップ全種類用意してあるんだ。拓也くんは何色がいい?」

拓也は視線を逸らし、拳銃を消す

拓也「……。任務に関係のない質問です。……ですが、貴方の指示なら、従います。……何色でも構いません。」

零「あはは、じゃあブルーハワイにしようか。僕の目と同じ色。……ねぇ、拓也くん。君のその冷たい心が、いつか僕の糸で温まればいいんだけどねぇ……。」

拓也「……分かりません。戻りましょう、首領。次の任務の指示を。」

零は満足げに微笑み、血生臭い倉庫の中を、まるでピクニックの帰りのような軽やかな足取りで歩き出す。その後ろを、影のような黒いコートの青年が、一歩遅れて静かに付いていった。

作者メッセージ

枠が埋まる気がしない~。ど~しよ~。誰か参加してくれないかなぁ?
誰か参加してください。お願いします!

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AIツール #暴力表現何でも屋参加型

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