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【大型参加型】何でも屋Absolute Vanta残り7枠

#28

零と木浪

零「木浪くん、お疲れ様。はい、これ。今日は特別に数種類のフルーツを低温で絞った特製のミックスジュースと、裏ごしを限界まで繰り返したヴィシソワーズだよ。もちろん、粒ひとつ残ってないから安心してね」

木浪「わーっ! さすが零サン、わかってる〜! きなみん、ちょうど喉乾いて死にそうだったんだよねぇ。あ、これめっちゃ色綺麗じゃん!」

木浪はいつものように零のパーソナルスペースを無視して、隣に座る零の膝に頭を乗せるようにしてのしかかる。ジャラジャラと重なり合うアクセサリーが、零の漆黒のロングコートに触れて音を立てた。

零「ふふ、木浪くんが美味しそうに飲む姿を見るのが、僕の癒やしだからね。……あぁ、やっぱり少し痩せたかな。ちゃんと水分は摂れているみたいだけど、僕が目を離すとすぐ無理をするから」

零は手袋をはめた手で、木浪の綺麗な金髪を梳くように撫でる。その手つきは、壊れ物を扱うように優しい。

木浪「えー? 痩せてるのが俺のスタイルだし! それに、零サンがこうやって美味しい飲み物用意してくれるから、俺は生きていけるわけ。……ねぇ、このスープ、一口飲ませて?」

零「いいよ。はい、あーん。……ゆっくりね、怖くないから。」

零がスプーンで丁寧にスープを運ぶ。木浪は一瞬、食べ物への本能的な拒絶で体を強張らせたが、相手が零であること、そしてそれが「完全な液体」であることを確認して、ゆっくりと口を開いた。

木浪「……ん、うっま。……ねぇ、これマジで美味しい。零サンの作る料理、世界一だわ」

零「よかった。木浪くんが笑顔でいてくれるなら、僕はいくらでもキッチンに立つよ。君が嫌がるものは、僕が全部この世から消してあげたいくらいだ」

木浪「あはは! 相変わらず愛が重い! でも、そういうトコ、マジで信頼してるから。……ふぅ、お腹いっぱい。ねぇ零サン、そのままちょっと寝かせて。羅牡サンの通訳、結構疲れるんだよねぇ」

零「おやすみ、木浪くん。僕の側なら、誰も君に無理な食事を強いたりしないしさせないから。……君の平穏は、僕がずっと守ってあげるからね」

眠りにつきそうな秘書の頭を撫でながら、首領は満足げに、いつまでも穏やかな微笑みを浮かべていた。

作者メッセージ

距離が近いって良いですね。
玲蘭様いかがでしたか?
解釈不一致あれば教えてください。
すぐ修正します!

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