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【大型参加型】何でも屋Absolute Vanta残り7枠

#23

幹部会

モニターには、「骸の宴」の拠点、構成員、そして彼らが組織に対して仕掛けてきた挑発行為の数々が映し出される。

律「さて、現状を報告します。……『骸の宴』。最近、我々のテリトリーで無断で資金洗浄を行い、下部組織の人間を数名、無残な形で始末しました」

律が淡々と、しかし怒りを秘めた声で告げる。彼の視線は冷ややかだ。

雪「……[漢字]真是一群品味糟糕的人。[/漢字][ふりがな]随分と悪趣味な連中ね[/ふりがな]。彼らのアジトのセキュリティ? 冗談かと思ったわ。4桁の数字を打ち込むだけで、全データが丸裸になったヨ」

雪が鼻で笑い、宙に浮かせたタブレットを指先で弾く。

雪「情報収集は完了よ。彼らの金の流れ、裏の繋がり、全て把握したわ。……アンタたちが遊ぶためのデータは揃えておいたから、あとはどう調理するかネ」

こも「お、雪さんナイス! さすがだね」

こもがふわりと微笑む。彼女は既に潜入のシミュレーションを頭の中で行っているようだ。

こも「じゃあ、私は中に入って、彼らの指揮系統を内側から崩しておきますね。幹部を誑し込んで、情報を流させるか……あるいは、同士討ちさせるか。ふふ、楽しい潜入になりそう」

辻「おいおい、こもだけ危ない目に遭わせるわけにはいかねぇだろ。俺は正面突破で『骸』共の相手をさせてもらうぜ。……爆発物や火を扱わせるわけにはいかねぇからな、俺が全力で薙ぎ払う」

京士郎が肩を鳴らす。額には能力発動の前兆である角がチラリと見え、彼の守備幹部としての気合が滲む。

羅牡「……オレ、は」

燻条 羅牡が小さく手を挙げる。彼はモニターに映る敵の死体写真を見ても、一切表情を変えない。

羅牡「……持ち物、全部、奪う。過去、全部、吐かせる。……ゴミ、は、片付ける」

梓「それ、最高ですね。羅牡さん、彼らが持っている『思い出の品』を徹底的に調べ上げてください。……あぁ、私の解体用ナイフも研いでおかなきゃ。彼らの身体、美しく整えて………処分して差し上げましょう」

梓が恍惚とした表情で手袋を締め直す。

梅紀「ねぇ、僕は? 僕は? あの人たち、なんかムカつくし……『disordered love』で、自分たちだけで殺し合わせる遊び、してもいいでしょ?」

梅紀が零の肩に頬を寄せる。その瞳は、敵への冷徹な殺意で輝いていた。


全員の視線が、上座に座る零に集まる。彼は会議中ずっと笑顔を絶やさなかったが、その群青色の瞳には、一切の慈悲が宿っていなかった。

零「……僕の家族に手を出して、タダで済むと思っているのかな?」

零はゆっくりと立ち上がる。その指先から、目に見えないほど細い糸が空間に解き放たれる。

零「雪、情報は完璧に。こも、裏からの崩壊を。京士郎は防衛を、梓と羅牡は後始末を。梅紀……君には、彼らが死ぬまで互いを愛し合って狂う姿を見届けてもらうよ」

零は冷たく微笑んだ。

零「彼らに教えよう。……僕たちの家族に手を出した代償がどれほど高く、どれほど不自由なものになるか。さあ、宴を始めようか」

作者メッセージ

会議の様子書いてみましたンぬ。

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