文字サイズ変更

文スト短編集

#44

リスカ 太宰(注意:太宰さんやばめです!)

血が滴る手首を太宰に掴まれる。彼は顔色一つ変えず、私の手首を愛おしむように自分の顔へ引き寄せた。

●●「……っ、痛い……離して、太宰さん……」

私の懇願なんて、今の彼には届かない。太宰は傷口から零れる赤い雫を、まるで極上の蜜を味わうように、ゆっくりと舌先で丁寧にすくい上げた。

太宰「ああ、本当に、可愛いね♡」

彼は私の手首を顔に添えたまま、妖しく目を細めて見上げてくる。彼が何度か傷口を這うように舐めるたび、羞恥と痛みで私の全身が強張った。

太宰「痛みの味だね。……でも、君は自分の血がどんな味か、ちゃんと知っているかい?」

●●「っ……、や、それは……!」

言葉を遮るように、太宰は私の手首を握ったまま、自分の顔をグイと押し付けてきた。
拒絶する間もなく、彼の唇が私の唇を力強く塞ぐ。

――ふわりと、鉄の味が広がった。

彼がさっきまで私の手首から啜っていた、私の血の味。
彼自身の舌の熱と、私の生温かい血が、彼の唇を通して強制的に口内へと流れ込んでくる。それは、吐き気を感じるほどの濃密さと、言いようのない背徳感に満ちたキスだった。

●●「んっ……ぁ……っ、んっ!」

逃げようと頭を振るが、太宰は私の首筋に手を回し、逃げ場を完全に断つ。
彼は呼吸を奪うように、執拗に私の舌を絡め取り、飲み込み、私の存在を咀嚼するように唇を重ね続けた。

ようやく唇が離れたとき、銀の糸が二人の間に引き、彼は満足げに私の唇を親指で乱暴に拭った。

太宰「ねぇ、美味しいだろう? 君自身の、命の味だよ。……そんなに顔を真っ赤にして、もう私無しじゃ生きられない体になっちゃったね」

彼は濡れた唇で、もう一度、今度は甘く囁くように私の唇を吸い上げた。


太宰「死にたがる君を、こんなにも生きている実感で塗りつぶしてあげる。……ずっと、私だけのものだよ」

作者メッセージ

リアルでやっちゃダメっすよ?
結構頭おかしいと思われるんで。

コメント

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

TOP