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【大型参加型】何でも屋Absolute Vanta残り7枠

#20

姫叶とこもと零

姫叶「こも姉、見て!今日のアイライン、上手く引けたと思うの。……ぼす、喜んでくれるかな?」

こも「ふふ、すごく似合ってる。今の姫叶は、どんな宝石よりも綺麗だよ。……おや、でも。その腕の小さな痣は……少し『美しくない』ね」

こもが、姫叶の腕にある訓練中の打ち身に触れようとした、その瞬間。

零「おや、困るなぁ。僕に内緒で勝手に怪我をするなんて」

音もなく背後に現れた零が、ひょいと姫叶の腕を掴み上げた。200cmの影が二人を包み込み、空気が一瞬で「首領」の温度に変わる。

姫叶「あ、ぼす……! おはよ!! えへへ、これくらい平気だよ? ひめ、強いもん!」

零「強いのは知ってるけど……ダメだよ。僕がいないところで痛い思いをするのは、約束破りだ」

零が悲しそうに目を細め、痣の上にそっと手をかざす。
「『比翼の連環』」

淡い光が走ったかと思うと、姫叶の腕にあった青痣が消え、代わりのように零の手首にどろりとした内出血が浮かび上がった。

零「もう痛くないでしょ?」

姫叶「ぼす……! またそうやってすぐ自分のことにする! 痛いの、ひめが我慢できたのに!」

こも「……零さん。相応の報いを受けるのは敵だけで十分ですよ。あなたがそんなにボロボロになって、また仕事を放り出したら……」

こもが呆れたように、廊下の方を指差す。そこからは、山のような書類を抱えて死にそうな顔で歩く律の足音が聞こえてきそうだ。

こも「……また律さんが徹夜で書類仕事することになりますよ? さっきも『首領、またサボったんですか!?』ってお怒りでしたから。私も少し手伝ってきますけど……ほどほどにしてくださいね」

零「あはは、律には後で高い栄養ドリンクでも差し入れしておくよ。……さて、痛いのは僕が持っていったから、姫叶はもう元気だね。仕上げに、口元のチョコを拭いてあげよう。……はい、動かないで」

姫叶「……もう! ぼすはひめを子供扱いしすぎ!! 律兄がかわいそうでしょ!」

ぷくーっと頬を膨らませる姫叶。そんな彼女を見て、こもは再びイケメンな笑みを浮かべて、彼女の頭を撫でた。

こも「ふふ、それじゃあ私は律さんの救済に行ってくるね。……姫叶、あとで女子会だよ。美味しいフィナンシェ、隠しておいたから」

姫叶「うん! こも姉、あとでね!」

零は颯爽と歩き出すこもの背中を見送りながら、自分の手首の痛みを愛おしそうに眺め、姫叶を優しく抱き寄せた。

零「いい子だねぇ、姫叶。さあ、プリンを食べようか。……律の分? じゃあ、後で珈琲ゼリーあげようかな」

作者メッセージ

すげぇ!!ずっとほのぼのしてる!!
でも此処は裏組織なのでそろそろそれっぽいの出さなきゃですね~

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AIツール #暴力表現何でも屋参加型

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