作戦資料の確認を終えた京士郎が、気分転換に夜風に当たりにテラスへ出ると、そこにはティーセットを用意した零が座っていた。
京士郎「お、首領。こんな時間まで起きてたのか」
零「京士郎。うん、新しいお菓子の試作をしていたら、少し遅くなっちゃって。……ちょうどよかった、レモンとはちみつのマドレーヌ、一個食べていかない?」
京士郎「おっ、美味そうじゃねえか。……ん、あめぇ! 染みるなァ……。やっぱり、あんたの作るもんは最高だわ。市販のやつとは全然違う」
京士郎はマドレーヌを放り込み、手すりに背を預けて夜空を仰ぐ。その金髪が風に揺れる。
零「ふふ、嬉しいな。京士郎はいつも美味しそうに食べてくれるから、作りがいがあるよ。……あ、顔に少し疲れが見えるね。今日はあちこち走り回っていたからかな」
京士郎「まあな! 守備幹部として、ちょこまか動くのは嫌いじゃねえ。……つっても、俺の場合はじっとしてるのが苦手なだけだけどよ。厳粛な空気の中にいると、どうも肩が凝っちまって」
零「そうだね。ここはそんなに堅苦しい場所じゃないから、リラックスしていていいんだよ。……君がここで笑っていてくれるだけで、僕も穏やかな気持ちになれるんだ」
零は静かに微笑み、温かい紅茶を京士郎の分も淹れる。京士郎はその湯気を見つめ、少しだけ目を細めた。
京士郎「……。……あんたさ、本当に優しいよな。俺みたいなうるせえ奴にも、こうして構ってくれるんだから」
零「そんなことないよ。僕はただ、大切な人たちが笑っていられる場所を、こうして守っていたいだけ。……ねえ、京士郎。もし何かに疲れたら、いつでもここに来て。美味しいものと一緒に、僕が話を聞くからね」
京士郎「ははっ、そりゃあ助かる。……疲れたら休む、それが俺のモットーだ。これ以上、自分も他人もすり減らすのは御免だからな。首領の甘いもんに甘えて、明日もまた派手に動かせてもらうぜ」
零「うん、期待してるよ。……あ、マドレーヌ、もう一つ焼けてるけど……食べる?」
京士郎「お、食う食う! 遠慮なくいただくぜ!」
静かな夜の中に、京士郎の明るい笑い声と、それを見守る零の穏やかな声だけが溶けていった。
京士郎「お、首領。こんな時間まで起きてたのか」
零「京士郎。うん、新しいお菓子の試作をしていたら、少し遅くなっちゃって。……ちょうどよかった、レモンとはちみつのマドレーヌ、一個食べていかない?」
京士郎「おっ、美味そうじゃねえか。……ん、あめぇ! 染みるなァ……。やっぱり、あんたの作るもんは最高だわ。市販のやつとは全然違う」
京士郎はマドレーヌを放り込み、手すりに背を預けて夜空を仰ぐ。その金髪が風に揺れる。
零「ふふ、嬉しいな。京士郎はいつも美味しそうに食べてくれるから、作りがいがあるよ。……あ、顔に少し疲れが見えるね。今日はあちこち走り回っていたからかな」
京士郎「まあな! 守備幹部として、ちょこまか動くのは嫌いじゃねえ。……つっても、俺の場合はじっとしてるのが苦手なだけだけどよ。厳粛な空気の中にいると、どうも肩が凝っちまって」
零「そうだね。ここはそんなに堅苦しい場所じゃないから、リラックスしていていいんだよ。……君がここで笑っていてくれるだけで、僕も穏やかな気持ちになれるんだ」
零は静かに微笑み、温かい紅茶を京士郎の分も淹れる。京士郎はその湯気を見つめ、少しだけ目を細めた。
京士郎「……。……あんたさ、本当に優しいよな。俺みたいなうるせえ奴にも、こうして構ってくれるんだから」
零「そんなことないよ。僕はただ、大切な人たちが笑っていられる場所を、こうして守っていたいだけ。……ねえ、京士郎。もし何かに疲れたら、いつでもここに来て。美味しいものと一緒に、僕が話を聞くからね」
京士郎「ははっ、そりゃあ助かる。……疲れたら休む、それが俺のモットーだ。これ以上、自分も他人もすり減らすのは御免だからな。首領の甘いもんに甘えて、明日もまた派手に動かせてもらうぜ」
零「うん、期待してるよ。……あ、マドレーヌ、もう一つ焼けてるけど……食べる?」
京士郎「お、食う食う! 遠慮なくいただくぜ!」
静かな夜の中に、京士郎の明るい笑い声と、それを見守る零の穏やかな声だけが溶けていった。
- 1.参加シート
- 2.枠
- 3.創立記念日(5年前)
- 4.零と雪
- 5.零と梅紀
- 6.いるかわかんないけど首領の設定
- 7.零と律
- 8.零とゆり
- 9.零と羅牡
- 10.零と蒼
- 11.零と陽葵
- 12.律と梅紀
- 13.雪と蒼
- 14.零とこも
- 15.零と京士郎
- 16.零と都雪
- 17.零と幽薇
- 18.零と梓
- 19.零と姫叶
- 20.姫叶とこもと零
- 21.零と刹那
- 22.零と律と梅紀
- 23.幹部会
- 24.零と榊原と律の宴会
- 25.零と尽
- 26.零とユイ ミニお祭り騒ぎ
- 27.零と諒斗
- 28.零と木浪
- 29.零と拓也
- 30.零と柚木
- 31.零の大怪我
- 32.説教
- 33.大嫌いと出前の追い打ち
- 34.零と凛と紺
- 35.零と縨と芳乃
- 36.零とネム
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この小説の著作権は凪【参加型】何でも屋Absolute Vanta(まだまだ枠の空きあり!ぜひ参加してください!)さんに帰属します