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【大型参加型】何でも屋Absolute Vanta残り7枠

#13

雪と蒼

静かな部屋に、シュシュ、と雪が書類にサインする音だけが響いている。蒼は彼女の傍らで、一切の無駄がない動きで次々と資料を整理していく。

蒼「シュエさん、次の会談の資料です。相手の経歴、交友関係、直近の金銭トラブル……全て目を通して、シュエさんが好みそうな『弱み』を一番上にまとめておきました。これ、読んでいただけますか?」

雪「……相変わらず、アンタの選定は悪趣味で最高ネ。……うん、この男、自分が賢いつもりでいるのが一番の欠点だヨ。アンタ、よく見つけたわネ。」

蒼「シュエさんの役に立ちたい一心ですから。……あ、その男が触れたかもしれないペンは、もう処分しておきました。シュエさんは、綺麗なものだけに触れていてください。」

雪「プッ。潔癖すぎるのも考えものだけど……まあ、いいヨ。アンタのそういう『狂った忠実さ』は、私にとって一番の[漢字]利益[/漢字][ふりがな]メリット[/ふりがな]だからネ。」


薄暗いバーの隅。
雪はカクテルグラスを弄び、目の前で冷や汗を流す情報屋を、冷めた紫色の瞳で見下ろしている。蒼は雪の斜め後ろで、微動だにせず立っている。

情報屋「……頼む、これ以上の情報は勘弁してくれ。俺だって命が惜しいんだ。」

雪「命が惜しい? アンタ、面白いこと言うネ。……。それ自体に価値はない。どう使うかにしか価値はないんだヨ。」

情報屋「……っ。」

蒼「……黙ってシュエさんの質問に答えてください。……喋りませんよ、僕は。シュエさんに許可を貰わない限りね。でも、あなたの『沈黙』がシュエさんにとって不都合なら……僕があなたの人生を、書類上から全て消去する手間を惜しみませんよ?」

雪「いいヨ、蒼。……この人、もう自分の価値を理解したみたいネ。……さあ、アンタの脳みその中身、全部吐き出しなさい。……アンタが沈む前に、私が豪華客船に乗り換える手伝いをさせてあげるヨ。光栄に思いなさいネ。」

作者メッセージ

これからは首領以外との絡み書こうと思うんですけど、!誰と誰を絡ませたいとかあればコメントどうぞ!(参加している方のみ)

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